今回は、134人の子育て中の女性に年賀状作成のストレスを軽減するコツをうかがいました。
毎年の「年賀状の作成」が時々ストレスに感じるのはなぜ?
null年賀状は、新年の挨拶だけでなく、普段なかなか会えない人への近況報告や、人と人との縁をつなぐ役割を果たしています。とはいえ、忙しいときには年賀状作成に追われてイライラしてしまう……という本末転倒な事態を招くことも。
134人の女性に年賀状のストレスについて聞いたところ、以下の4つの意見が特に多く集まりました
(1)印刷の手間
「印刷が面倒」(30歳・主婦)
「インクがすぐなくなり買いにいくこと」(42歳・主婦)
(2)デザイン選定
「デザインに悩む」(39歳・主婦)
「上司や友達で年賀状の内容を変えなきゃいけないのが面倒」(28歳・主婦)
(3)元旦に届けるための早め投函
「クリスマスまでに投函しないと元旦につかないというプレッシャー」(45歳・その他)
「元旦に間に合うように投函することがすごくストレス」(43歳・主婦)
(4)1枚1枚きちんと思いをこめたいけど、大変
「ひと言は手描きで入れたくて……。でも大変」(39歳・その他)
「年賀状だけのやり取りしている友達に書くことがなくなったとき、ストレスを感じる」(46歳・その他)
毎年繰り返されるこのようなストレスを軽減するために、みなさんはどのような対策をとっているのでしょうか。
1:印刷ストレスを軽減するコツ
nullまず、多くの女性が回答していた「印刷が面倒くさい」という年賀状ストレス。どのような対策で乗り切っているのでしょうか。
「印刷業者に丸投げする」(37歳・主婦)
「ネットで割引が大きい時に早めに印刷屋に注文」(42歳・主婦)
印刷屋に発注することで、表面も裏面も、印刷ミスやインク切れなどのストレスがなく、年賀状作成ができるという声がありました。多少コストがかかるものの、早めの発注で安く済ませるという声がありました。
2:デザイン選定をスムーズにするコツ
null続いて、悩ましいデザイン選びについて。インターネット上の無料テンプレートや年賀状デザインの本を活用している人が多く見受けられました。
「ネットで他の年賀状を参考にする」(32歳・公務員)
「お店にイラストを頼んで年賀状を作り、一言添えて出す」(37歳・主婦)
「基本楽しいので自分でやる。嫌になったら印刷屋さんに丸投げする」(32歳・研究開発)
「市販のテンプレートを使用する」(44歳・その他)
パソコンの操作ができるのであれば、インターネット上の無料テンプレートやこの時期よく書店で売られているテンプレートのデータが付録になっている書籍を活用すると、良いデザインが見つかりそうですね。
3:「締切ストレス」をラクにするコツ
null年賀状を元旦に届けるために、“早め着手”と“家族参加”で乗り切るという声が集まりました。
「家族総出で書く。子ども関係の知り合いには、子どもにコメントを書かせる」(43歳・主婦)
「旦那に協力を求める」(28歳・営業販売)
「直前に写真を選ぶのではなく、早めから年賀状用の写真をとっておく」(36歳・主婦)
締切日から逆算して念入りな準備で乗り切れば、冬休みは大掃除や年越し準備に専念できそうですね。
4:「やっつけ仕事感」を感じさせないコツは?
nullせっかくの年賀状。限られた時間の中で、相手が「もらって嬉しい」と思えるような年賀状にしたいという思いと持っている人も。
「ひと言メッセージが大変なので、何パターンか書くことを先に決めて、相手によって使い分ける」(44歳・主婦)
「専門店でシール加工にして子どもの写真を送りたい人に貼る」(25歳・その他)
「おみくじのシールを貼ってみたり、ハガキの回りをシールで囲ってみたり 余白を少なくする事です」(47歳・主婦)
ちょっとしたひと手間で、オリジナル感が出る方法を模索している方は多いのではないでしょうか。
今回は、年賀状のストレス軽減の小ワザをお届けしました。
「作って楽しい、もらって嬉しい」と感じられる年賀状の往来ができれば理想的ですが、限られた時間の中でできるだけ手抜き感を出さずに準備に励んでいる家庭が多いようです。
SNSであっという間につながることができる時代ですが、相手に届くまでに時間と手間を要する年賀状は、やはり特別。今年もそろそろ、デザイン選定から始めてみてはいかがでしょうか。