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【作り置きに!もも肉で作るしっとり鶏チャーシュー】楠さんちのホットクックレシピ Vol.36

ホットクック愛用者の中で意外と多い、「いまいち使いこなせない」「定番のレシピにもうひと工夫してみたい」というお悩み。そんな方のために、野菜ソムリエでありママでもある料理家の楠みどりさんが、ホットクックで作るからこそおいしい、オリジナルレシピをご紹介します。

今回は、鶏もも肉で作る「鶏チャーシュー」をご紹介します。作り置きしておけば、お弁当やおつまみ、めん類のトッピングなど幅広く使えるから、何かと忙しい夏休みにも助けになりそうです!

「作り置きできるメイン料理」って助かる!

「作り置きできるメイン料理」って助かる!

しっとり柔らかな鶏もも肉のチャーシューは、ごはんのおかずとしてはもちろん、お弁当のおかずやおつまみとしても重宝。煮汁にゆで卵を加えれば、一緒に味玉も作れます。

チャーシューも味玉も、ラーメンのトッピングにしたり、粗く刻んでチャーハンに入れたりと色々なアレンジが楽しめますよ。

作り置きしておけば、お出かけの機会の多い夏休みにも助かりますね。ぜひ試してみてください。

2〜4人分が作れる1.6Lタイプを使用

今回使用したホットクックがこちら。我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなので、それほど場所もとりません。

こちらは2021年9月に発売されたもので、現在の最新型よりひとつ前のモデルです。

しっとり柔らか!鶏ももチャーシュー

しっとり柔らか!鶏ももチャーシュー

【材料】(2~3人分)

・鶏もも肉 1枚(約300g)
・ゆで卵 2個
・長ネギの青い部分 10cm程度
・にんにく 1片(半分に切って芯を取り除く)
・しょうがのすりおろし 少々

<調味料>
・酒 100ml
・醤油 100ml
・砂糖 大さじ3
・はちみつ 大さじ1

【作り方】

(1)鶏もも肉は余分な脂身を取り除き、厚みがある部分に包丁で切り込みを入れて厚さを均一にします。

(2)皮目を外側にして丸め、タコ糸で縛ります。

●ポイント:煮崩れを防ぐためにタコ糸で縛ります。なるべくタコ糸の使用をおすすめしますが、タコ糸がない場合は、爪楊枝でとめてもOKです。

(3)フライパンにごま油少々(分量外)をひいて中火で熱し、(2)を全体的にこんがりと焼きます。

●ポイント:この後煮込むので、この時点で中まで火が完全に通っていなくても大丈夫です。ここでは肉の旨味を閉じ込めるため、しっかりと焼き色を付けてください。

(4)ホットクックの内鍋に(3)を入れて、長ネギの青い部分とにんにく、しょうがのすりおろし、<調味料>を加えて本体にセットします。

●ポイント:まぜ技ユニットは装着しません。

(5)「手動で作る」→「煮物を作る」→「まぜない」→「20分」にセットしてスタートボタンを押します。

(6)加熱が終わったら一度ふたを開け、鶏ももチャーシューの上下を返します。ゆで卵を加えて10分ほど保温します。

(7)保温中に一度ゆで卵の上下を返すとまんべんなく味がつきます。

粗熱が取れたらタコ糸を取り除き、食べやすい大きさに切り分けて器に盛り付けます。今回は彩りをプラスするためにさっと茹でたオクラを添えました。

しっとり柔らかな鶏ももチャーシューは、娘も「おいしい!もっと食べたい!」と大喜び。たれ自体はやや濃いめの味付けですが、鶏肉と絡めて食べるとちょうど良いバランスだと思います。

夫にも「ビールが進む!」と好評でした。作り置きする場合は、清潔な保存容器に煮汁ごと入れて、冷蔵庫で3日ほど保存可能です。

 

煮込み料理は調理中に鍋から離れられないのが難点。ホットクックを使えば、火元を気にかける必要もないですし、吹きこぼれの心配もありません。

以前ホットクックの低温調理機能で作った鶏ハムは胸肉でさっぱりと仕上げましたが、こちらはぐんとボリュームが出ますね。

鶏ももチャーシューはしっとりと仕上がって家族に大好評だったので、我が家の定番メニューになりそうです。娘の夏休み中にもたくさん作りたいと思います。

楠 みどり
楠 みどり
フードコーディネーター、野菜ソムリエプロ
出産後、幼児食インストラクターの資格を取得し、企業のレシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングや料理教室講師などに携わる。子どもと一緒に楽しめる家庭料理を提案し、子どもの健やかな味覚を育てるための出張つくり置きサービスなども行う。公式ブログ
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