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【洋風&韓国風2パターンのスペアリブ煮込み】ママ料理家 楠さんちのホットクックレシピ Vol.12

ホットクック愛用者の中で意外と多い、「いまいち使いこなせない」、「定番のレシピにもうひと工夫してみたい」というお悩み。そんな方たちのために、野菜ソムリエでもありママでもある料理家の楠みどりさんが、ホットクックで作るからこそ美味しいオリジナルレシピをご紹介します。
第12回目は「スペアリブの煮込み」。おもてなしにも使えるボリュームたっぷりのひと皿です。ベーシックな甘辛い洋風の味付けと、ピリッと辛い韓国風の2種類! お好みに合わせて選べます。

お肉がホロホロ!絶品スペアリブ

お肉がホロホロ!絶品スペアリブ

ボリューム満点で食べ応えのあるスペアリブ料理は、ごちそう感もあっておうちパーティーにもぴったり。とはいえ、骨付き肉や塊肉は中まで火が通っているか心配になったり、お肉が固くなってしまったりと、ちょっと難しいイメージをもっている人も多いかもしれません。

前回ホットクックでクリームシチューを作った際に、鶏肉がすごくやわらかく仕上がって感動したので、きっとホットクックなら美味しくできるはず!と期待大。今回は、付属のレシピブックにある「スペアリブの煮込み」のレシピにひと手間加えたものと、味付けを韓国風にアレンジしたもの、2パターンをご紹介します。

ホットクックは最新型の1.6Lタイプを使用

我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所を取らず、コロンとしたフォルムでキッチンになじみます。

そして、第6回目から最新モデル(2021年7月時点)に変更になりました! 今まで使用していたホットクックとは異なる点が2つ。

1点目は、内鍋がフッ素コーティングになったこと。旧モデルはステンレス製でした。フッ素コーティングしてあることで、汚れがこびりつきにくく、お手入れがラクになります。

2点目は、蒸しトレイが付いていること。蒸し調理だけでなく、低温調理の際に袋の浮き上がりをおさえるのに役立つ付属品です。

これからご紹介するレシピは最新モデルでなくても作ることができますので、従来のモデルをお持ちの方もぜひ参考にしてみてくださいね。

基本的な使い方等はこちらの記事を参考にしてください。
●「ホットクック」がやってきた!3人家族で2週間リアルな使い心地をレポートします

驚くほどやわらか!洋風スペアリブの煮込み

驚くほどやわらか!洋風スペアリブの煮込み

【材料】(4人分)
・スペアリブ 600~800g
・玉ねぎ 1個
・塩コショウ 少々

<調味料>
・バルサミコ酢 大さじ3
・醤油 大さじ2
・トマトケチャップ 大さじ1と1/2
・はちみつ 大さじ1と1/2
・おろしにんにく、おろししょうが 各少々

【作り方】

(1)スペアリブをフォークで数か所刺し、まんべんなく塩コショウをふります。玉ねぎは薄切りにします。ホットクックの内鍋に玉ねぎを入れ、その上にスペアリブをなるべく重ならないように並べ、調味料をすべて加えます。

●ポイント:フォークなどで刺しておくことで火の通りや味の染み込みが良くなり、やわらかく仕上がります。水分の多い玉ねぎをたっぷり使うので、無水調理でOKです。

(2)ホットクック本体にセットしてまぜ技ユニットを装着します。

(3)メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→煮物→肉→スペアリブの煮込み→スタートボタンを押します。約1時間30分で完成します。

(4)できあがり!

彩りに茹でたインゲンとレンジ加熱したじゃがいもを添えて完成です! 難しい工程は全くなく、材料を入れたらあとはホットクックにお任せでラクラク!

それでいて玉ねぎはトロトロ、お肉はホロッとほぐれるようなやわらかさで、本当に感動的! 思わずワインが飲みたくなるようなお洒落な一品です。

娘も、フォークがすっと入るやわらかさに「お肉がプルプルだね~!」と感動していました。骨離れが良いので子どもでも食べやすいと思います。トマトケチャップが効いた甘酸っぱい味付けは大人から子どもまで大人気。

洋風煮込みがとても簡単に美味しくできたので、続いて韓国風にアレンジしたレシピもご紹介したいと思います。コチュジャンを加えた、夏にぴったりのピリ辛味なので、ごはんもお酒も進みます! 辛さを調整すればお子さんでも食べられますので、こちらもぜひ試してみてくださいね。

ピリ辛味が食欲そそる!韓国風スペアリブ煮込み

ピリ辛味が食欲そそる!韓国風スペアリブ煮込み

【材料】
・スペアリブ 600~800g
・塩コショウ 少々
・玉ねぎ 1/2個
・じゃがいも 中2個
・にんじん 1/2本

<調味料>
・水 100ml
・酒 大さじ2
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・みりん 大さじ1
・コチュジャン 小さじ1程度
・にんにくのすりおろし 少々

【作り方】

(1)スペアリブにフォークで数か所刺し、まんべんなく塩コショウをふります。玉ねぎは薄切りにします。じゃがいもは皮をむいて大きめに切ります。にんじんは一口大の乱切りにします。ホットクックの内鍋に野菜を入れ、その上にスペアリブをなるべく重ならないように並べ、<調味料>を加えます。

●ポイント:野菜はお好みでアレンジしてください。じゃがいもは煮崩れしやすいので大きめに切ってあります。煮崩れが気になる場合は別茹でして最後に加えるか、レンコンや大根など他の野菜を使用してもOKです。

(2)あとは洋風煮込みのときと同じく、ホットクック本体にセットしてまぜ技ユニットを装着し、メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→煮物→肉→スペアリブの煮込み→スタートボタンを押します。約1時間30分で完成します。

(4)完成~!

コチュジャンの辛みが食欲をそそる、夏にぴったりのスペアリブの煮込みです。こちらは別茹でしたオクラを添えてみました。洋風煮込み同様、箸でほぐれるやわらかさで、「ビールに合うね!」と夫にも大好評でした。

骨付き肉の旨味を存分に味わえる煮込み料理!

骨付き肉の旨味を存分に味わえる煮込み料理!

ご飯にもお酒にもよく合うスペアリブの煮込みは、鍋で作ると時間がかかるので暑い夏はちょっと億劫になることも。でもホットクックにおまかせすれば、失敗なしで、骨離れも良く、感動的なやわらかさに仕上がります。

ただし、加熱時間が1時間30分とやや長め。食べる時間から逆算して、余裕をもって準備しましょう。野菜も一緒に煮込むとバランスよく食べることができますが、煮崩れが気になる場合は別茹でして最後に加えるか、レンコンやにんじん、大根など煮崩れしにくい野菜を使うのがおすすめです。

 

これから迎える夏本番に備えて、お肉をしっかり食べてスタミナを付けたいですよね。夏バテ予防のためにも、ホットクックのお料理をどんどん取り入れていただけると嬉しいです。

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