ごちそう感のあるメニューもホットクックにおまかせ!
こんにちは。楠みどりです。
カレーやシチューといった煮込み料理はホットクックの得意料理。これからの季節は、火を使った料理は億劫になりがちですよね。そんな時こそホットクックの出番! ホットクックを使えば、季節を問わず手軽に煮込み料理を食べることができます。
今回は、味付けを変えた2種のビーフシチューをご紹介します。食卓にビーフシチューが登場すると、なんだか特別な感じがしてテンションが上がりますよね!
ホットクックは最新型の1.6Lタイプを使用
我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所を取らず、コロンとしたフォルムでキッチンになじみます。
そして、第6回目から最新モデル(2021年5月時点)に変更になりました! 今まで使用していたホットクックとは異なる点が2つ。
1点目は、内鍋がフッ素コーティングになったこと。旧モデルはステンレス製でした。フッ素コーティングしてあることで、汚れがこびりつきにくく、お手入れがラクになります。
2点目は、蒸しトレイが付いていること。蒸し調理だけでなく、低温調理の際に袋の浮き上がりをおさえるのに役立つ付属品です。
これからご紹介するレシピは最新モデルでなくても作ることができますので、従来のモデルをお持ちの方もぜひ参考にしてみてくださいね。
基本的な使い方等はこちらの記事をご参考に。
●「ホットクック」がやってきた!3人家族で2週間リアルな使い心地をレポートします
濃厚な味わいの本格派ビーフシチュー
【材料】(3~4人分)
・牛角切り肉 200g
・じゃがいも 中2~3個
・にんじん 1本
・玉ねぎ 1個
・デミグラスソース缶 1缶
・(A)赤ワイン 100ml
・(A)トマトケチャップ 大さじ1
・(A)ウスターソース 大さじ1
・バター 10g
・塩こしょう 少々
【作り方】
(1)牛肉にまんべんなく塩こしょうをふります。サラダ油少々(分量外)をひいたフライパンで表面に焼き色が付くまで焼き、一旦取り出します。
(2)じゃがいも、にんじんは皮をむいて一口大に切ります。玉ねぎはくし切りにします。(1)のフライパンでさっと炒めます。
●ポイント:こうすることで肉の旨味が野菜にも染み込みます。野菜は表面が透きとおるくらいまで軽く炒めればOKです。また、この後まぜ技ユニットを装着して煮込むので、じゃがいもは大きめに切るか、メークインなどの煮崩れしにくい品種を使うのがおすすめです。
(3)(2)を内鍋に入れて平らにならします。
(4)野菜の上に牛肉をのせます。
(5)デミグラスソース缶と(A)の調味料を入れて本体にセットし、まぜ技ユニットを装着します。
(6)メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→カレー・ビーフシチュー→ビーフシチュー→スタートボタンを押します。約1時間25分で完成します。
(7)できあがり直後がこちら!
手動調理機能の煮詰めるボタンを使って、蓋を開けたまま2分ほど加熱してアルコール分を飛ばします。仕上げにバターを加えて混ぜ合わせたら完成です。
●ポイント:お好みで塩茹でしたブロッコリーを添えると彩りよく仕上がります。
レストランで食べるような本格的な味わいに娘も「美味しい~!」と大喜び。角切りの牛肉もスプーンでほぐれる柔らかさでした。大きめに切ったじゃがいもやにんじんもホクホクの食感に。
続いて、薄切り肉を使って短時間で作れるビーフシチューをご紹介します。デミグラスソース缶は使わずに、トマトケチャップやウスターソースで味付けするのでさらっとした仕上がりです。軽い口当たりが楽しめるので、夏場におすすめのシチューです。
デミグラスソース缶不使用の簡単ビーフシチュー
【材料】
・牛薄切り肉 250g
・じゃがいも 中2~3個
・にんじん 1本
・玉ねぎ 1個
<調味料>
・赤ワイン 200ml
・水 300ml
・ウスターソース 150ml
・トマトケチャップ 大さじ6
・バター 大さじ3
・コンソメ顆粒 小さじ1
・ローリエ(あれば) 1枚
【作り方】
(1)じゃがいも、にんじんは皮をむいて一口大に切ります。玉ねぎはくし切りにします。内鍋に入れて、その上に牛薄切り肉を広げてのせます。
<調味料>の材料を全て入れて、あればローリエをのせます。
(2)本体にセットしてまぜ技ユニットを装着します。
(3)メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→カレー・シチュー→ビーフカレー→スタートボタンを押します。
●ポイント:今回は薄切り肉を使用するため、「ビーフカレー」ボタンで作ってみました。煮込み時間は45分なので時短になります。
(4)完成直後がこちら!
●ポイント:少し水分が多めの仕上がりなので、蓋を開けたまま手動調理機能の煮詰めるボタンで加熱して水分を飛ばしました。デミグラスソース缶を使っていないので、さらっとした仕上がりです。味が薄く感じる場合はトマトケチャップとウスターソースを少しずつ加えて調整してください。
さらっとしたスープ感覚のビーフシチューの完成です。トマトケチャップの酸味が効いていて、暑い季節にもさっぱりと食べられます。肉や野菜の旨味もしっかり感じられます。こちらもお好みで茹でたブロッコリーを添えてくださいね。
煮込み料理にはやっぱり頼りになる!
ホットクックは煮物や煮込み料理が得意というイメージがありますが、その期待を裏切ることなく、カレーやシチューは安定の美味しさに仕上がりますね。ホットクックにおまかせで火加減の調整や焦げる心配がなく肉も野菜も柔らかく仕上がるのは嬉しい限り。
今回はビーフシチューを2パターン作りましたが、使い慣れてくると、「今日は薄切り肉を使うから時短できるビーフカレーボタンで作ろう」なんていう試みも楽しめるようになります。
また、水分を飛ばしたり、煮汁を煮詰めたりしたい時に使う手動調理機能は、自分好みの仕上がりに調整できるので個人的にとても気に入っています。
以前カレーを作った時にも書きましたが、まぜ技ユニットを装着するので、野菜が煮崩れする場合があります。野菜は大きめに切るか、じゃがいもは煮崩れしにくい品種を使うのがおすすめですよ。