買いだめをしない
null「その日または数日以内に食べるものしか購入しない。安売りに手を出さない」(61歳/その他)
「冒険はせず、確実に食べる物を買う。安いからと買い貯めはしない」(40歳/主婦)
「2人暮らしなので、多少高くても小さなパックを購入するようにしている」(55歳/主婦)
「すぐ腐る物は必要以上に買わない」(38歳/その他)
「野菜は安くても大袋は買わずに必要な分だけ買う」(56歳/主婦)
「基本いる分だけしか買わない、生野菜もカット野菜を買ってくる」(60歳/総務・人事・事務)
「もやしは使う日にしか買わない」(32歳/主婦)
「マヨネーズ等調味料は安くても2本までにしている。前までは何本も買いすぎていた」(35歳/その他)
「1回の買い物は3,000円以内と決める」(43歳/営業・販売)
今回のアンケートで最も多かったのは、“買いだめをしない”という意見。お買い得品などを安いからといって買い込むと、結局は使いきれず廃棄することになり、かえって損してしまいます。多少、割高でも本当に必要な分だけ買うのが食品ロスを減らす基本のキといえるかもしれません。
野菜など生鮮食品はもちろんのこと、調味料などある程度、日持ちのするものでも油断は禁物。筆者自身も業務スーパーで購入した冷凍食品を期限内に使い切ることができなかったのを反省中です。
早めに冷凍保存する
null「その日安くて買ったものは次の日か冷凍しておき遅くても1週間以内に使うようにしている」(30歳/主婦)
「セールなどでたくさん買ったお肉や野菜があるときは、早めに冷凍するなどの工夫をしています」(33歳/主婦)
「野菜は湯がいたり切ったりして買ったらすぐに冷凍庫に入れる。その他のものもできるだけ冷凍すると無駄がない」(60歳/主婦)
「お弁当のおかずに急速冷凍する」(47歳/その他)
食品ロスを防ぐにはなるべく買いおきしないほうがいい……といっても、こまめに買い物に行けない人もいますよね。
まとめ買いした場合、早めに冷凍保存してしまえば、表示上の期限に急かされることもありません。ただし、冷凍しても無期限になるわけでもないので、正しい方法と期限の目安は、ぜひ『kufura』の過去記事でチェックしてみてくださいね。
賞味期限を「見える化」する
null買ってきたものを絶対に賞味期限内に使い切るための食材管理方法についても、さまざまなアイディアが寄せられました。
「冷蔵庫にホワイトボードを付けて賞味期限の日付や冷凍庫に入っているものを書いておき、わかりやすくしている」(47歳/主婦)
「冷蔵庫に食材と期限のメモを貼り、買い物行く時には写メしてから行く」(41歳/その他)
「ジップロック、買った日などをきちんと記入していて、古いものを手前におく」(36歳/主婦)
「賞味期限の近いものを冷蔵庫の入り口近くの見やすい、取りやすいところに整理しておく」(67歳/主婦)
「ストック食品を立てて並べて一覧できるようにしている。週末に冷蔵庫の整理をする」(43歳/会社経営・役員)
「見やすく、冷蔵庫をいつでも綺麗にしておくと食材の迷子がいなくなります」(36歳/公務員)
在庫がどれくらいあり、それぞれ期限がいつまでなのか、しっかり“見える化”するのが食品ロスを防ぐポイント!
「ズボラだからそこまできっちり管理できない……」と自信がない人は、期限の近いものはなるべく手前に、新しいものが奥、という収納方法を心がけるだけでも、うっかり賞味期限切れを減らすことができそうです。
しっかり買い物計画を立てる
nullお店で買いすぎないためには、事前の計画も大切です。
「余計なものを買ってしまわないように、買い物前に冷蔵庫の在庫チェックをする」(61歳/主婦)
「買い物リスト作って必要な物以外買わない。買ったものは使い切る」(39歳/主婦)
「1週間の献立を日曜日に決めて、1週間で使い切るようにしているので、カレンダーなどに献立を書いて、すべて使い切るようにしています」(41歳/主婦)
「野菜の食品ロスを防ぐために、購入前にどのように使うか考えて1週間分の献立に沿った量を購入している」(30歳/主婦)
筆者などは、計画性がないので、買い物に行くといつも店内をウロウロ……。無駄な買い物をしてしまうだけでなく、時間的にもかなりロスしているように思います。
しっかり計画を立てて、お金も時間もうまく節約していきたいものですね。
とにかく家にある食材を使い切る
null「冷蔵庫の中の生鮮食料品が無くなるギリギリまで買い物に行かないようにしています」(64歳/主婦)
「何度も冷蔵庫を見て、あまりそうな野菜などは、料理方法を考える」(61歳/主婦)
「冷蔵庫内を整理して、時々残り物総ざらえ料理をする」(35歳/その他)
「冷蔵庫空っぽデーをつくる」(47歳/主婦)
「1週間に1回、買い物をしない日を作り残り物でご飯を作るようにしている」(39歳/総務・人事・事務)
「残り野菜を、野菜炒めやスープにして、捨てないようにしている」(46歳/主婦)
「ありあわせの物でチャーハンなどを作る」(38歳/その他)
「たまに、なんでも入れて炒め物にしたりする」(52歳/主婦)
今日の晩御飯は何にしよう……と自分や家族の食べたいものから献立を考え、新しい食材を買い足すのではなく、家にあるものから献立を組み立てるという発想も、食品ロスの予防につながります。
特に、これからの季節は困ったら鍋! 余った肉、野菜を何でも鍋に入れてしまえば、冷蔵庫はスッキリ。いい出汁もとれて一石何鳥にもなりそうですね。
その他、こんな意見も…
null「野菜を新聞紙にくるんだりして適切な形状で適切な温度で保存すること」(42歳/主婦)
「肉類は塩とスパイスハーブで保存する」(62歳/主婦)
「野菜は傷む前に、作り置きで常備できるようにして使い切る」(46歳/総務・人事・事務)
「できるだけおかずは1回分だけ。多くても2回分ぐらいの量を作る」(66歳/主婦)
「作りすぎて余ったらラップに包んで、別の料理にトッピング」(57歳/その他)
「なるべくゴミをださないように使いきるレシピを研究している」(54歳/主婦)
「漬物にする。酢につけておくといつでも食べられる」(65歳/主婦)
「野菜の皮や葉など以前は捨てていたものも、ネットレシピを参考に調理に使うようにしている」(42歳/公務員)
保存・調理の仕方など、工夫しだいで食品ロスを限りなくゼロに近づけることもできそうですね。
日常のちょっとした心がけから、かなり気合の入った工夫まで、みなさんのアイディアをご紹介しましたがいかがでしたか? 家計のためにも地球全体のためにも、自分にできそうなことから少しずつ実践してきたいものですね。