kufura(クフラ) 仕事も家庭も、私らしく!を叶えるヒント

夜食・酒の〆に…だし本著者直伝!簡単で極ウマ「だしを使ったレシピ」5選

はてなブックマーク facebook Twitter LINE

『もっとおいしい、だし生活。』(祥伝社)の著者である梅津有希子さんは、毎日手軽にだしをとれるよう、コーヒードリッパーや麦茶ポットを使った驚くほど簡単なだしのとり方を実践しています。

(梅津さん的だしのとり方はこちら

そこで、だしをたっぷり使用した梅津さんオリジナルの“だしレシピ”を紹介。だしの旨味が効いているので、調味料はあれこれ使わず、時短で作れるのもイイところ。忙しい人にこそぜひ試してもらいたい、だしの旨味を存分に味わえるおいしくて簡単なメニューばかりです!

レシピ1:具がなくても大満足の『だしむすび』

【作り方】

米2合に昆布だし400ml、塩小さじ1弱を入れ、30分ほど浸水させて普通に炊く。10分蒸らしてから、握ってのり適量を巻く。

「昆布の旨味がほんのり効いたご飯がおいしすぎて、”具はむしろいらない!”と思うほど。おにぎりの具がなくても、満足感は充分。ご飯にほんのり塩気が効いているので、握る時に塩をつける手間もありません。シンプル・イズ・ベストの我が家の王道メニューです」

まずは、いつものご飯の水を好みのだしに変えて炊いてみましょう!

レシピ2:ほくほく感がたまらない『だしじゃが』

【作り方】

じゃがいも適量は皮をむいて大きめに切り、じゃがいもが隠れるくらいのかつおだし適量、塩少量で煮る(塩の分量は、じゃがいも中3個に塩小さじ1/2が目安)。じゃがいもが煮くずれて、汁気がなくなったら完成。

「じゃがいもは、煮くずれしやすい“男爵”をあえて選ぶのがポイント。周りがどろりと煮くずれ、溶けてほっくりした部分が最高においしい! たとえていうなら、おでんのじゃがいもを極限までコトコト煮込み、芯までだしをたっぷり含ませて煮くずしたような感じです」

できたての熱々もいいですが、一晩置くと味が染みてさらにおいしく。昆布だしよりもかつおだしの方が好相性で、だしの旨味を存分に味わえます。

レシピ3:みそ汁より簡単な『だしスープ』

【作り方】

鍋で昆布だし適量を温め、好みの具材を入れて煮る。薄口しょうゆ少量で味を調えたらできあがり。

「みそを溶く手間がないので、だしスープの方が超簡単。具材はその時に冷蔵庫の中にあるものでOK! 味付けは一緒でも、具材によって組み合わせは無限大なので、毎日飽きずに食べられます。寒い時期はとろみをつけても」

トマト+卵、豆腐+なめこ、揚げなす+きのこ、鶏ひき肉+ほうれん草、あさり+ねぎ、ベーコン+白菜……etc. さまざまな組み合わせを楽しめるので、まったく飽きないのもスゴイところ!

レシピ4:だしが主役の『あごだし湯豆腐』

【作り方】

水1Lに焼きあご5〜6本を入れ、冷蔵庫で1晩置く。土鍋に移して火にかけ、煮立ったらあごを取り出す。酒・薄口しょうゆ各少量で調味し、鶏もも肉・豆腐・しめじ各適量を入れる。

「“あご”とは飛び魚のことで、煮干しのような魚臭さがなく、上品な旨味とコクがある最近人気のだしです。焼きあごの極上の旨味をシンプルな湯豆腐で、ストレートに味わってください。昆布やかつおとはひと味違った旨味に、感動すること間違いなし!」

締めは溶き卵とご飯を加え、とろとろの卵雑炊に。まるで料亭のような味に酔いしれること必至です。

レシピ5:夜食にパッと簡単 『創作だし茶漬け』

明太チーズだし茶漬け

【作り方】

ご飯にほぐした明太子・とろけるチーズ各適量をのせ、だしを注ぐ。好みで昆布を添えて。

カリカリベーコンとふわふわ卵のだし茶漬け

【作り方】

フライパンで刻んだベーコン適量をカリッと炒め、卵2個を溶いてスクランブルエッグを作る。これをご飯にのせ、だしを注ぐ。

梅としらすのだし茶漬け

【作り方】

ご飯に梅干し1個、しらす適量をのせ、だしを注ぎ、刻んだあさつき少量を散らす。

鶏ささみと塩昆布のWだし茶漬け

【作り方】

鶏ささみ適量をゆで、だし汁をとっておく。ご飯に割いた鶏ささみと塩昆布少量をのせ、鶏ささみのゆで汁と昆布だしを合わせて注ぐ。好みで明太子を添えて。

「ササッと済ませたいひとりご飯やお酒の〆、夜食にぴったり。明太子×チーズ、スモークサーモン×アボカドなど、具材は何でも好きなものをのせてOK! お湯やお茶ではそうはいきませんが、不思議なことにだしをかけると、何でもおいしくまとまるんです。だしって本当に懐が深い!」

だし茶漬けには、かつおだしや昆布だしを使用。梅津さんは普段から、実験感覚で食材の組み合わせを楽しんでいるそう。ぜひ、至福の一杯を探してみてください。

だしは、あらゆる食材をおいしくまとめてくれる優れもの。梅津さんおすすめのレシピはどれも簡単なものばかりで、すぐに試してみたくなりますね。

次回は、さらに進化した驚きのアレンジレシピが登場します!


【取材協力】

梅津有希子・・・だし愛好家、ライター。1976年、北海道生まれ。雑誌編集者を経て、2005年に独立。雑誌やWebメディア、書籍を中心に暮らしや食についての執筆や講演を行う。現在は、だし愛好家として食のイベントなども勢力的に行っている。ドラマ化された『終電ごはん』(幻冬舎)など著書多数。公式サイト

 

【参考】

梅津有希子(2017)『もっとおいしい、だし生活。』(祥伝社)

 

取材・文/岸綾香

はてなブックマーク facebook Twitter LINE