コレがなきゃ不満!みんなのテッパン「おでんの具」は
nullダントツ人気!「大根」「たまご」
ダントツで多かったのが「大根」と「たまご」という声。「おでん」と聞いたときに頭に浮かぶ代表的な具ともいえそうです。
「大根。一本まるまる使う。出汁がしみておいしいから」(48歳/総務・人事・事務)
「みんなそれぞれ一番好きな具材は違うけど、あえてみんなが普通に好きなのはやはり大根。一口食べれば、みんな染みてて美味いと言う」(50歳/主婦)
「たまご、一人一個にしてるけど足りない」(44歳/その他)
「たまご。一パック使っても足りなくなる」(49歳/その他)
「たまご、たまごが入ってないのはおでんと呼ばない」(59歳/主婦)
大根もたまごも、たくさんあっても困らないという声が多くありました。特に大根は普段あまり食べない子どもがおでんだと食べてくれるということもあるよう。たまごは、おだしをかけながら食べると、黄身にじんわりおだしが染み込んで格別! 少ないと取り合いになることもあるようです。
食感がたまらない「ちくわぶ」
関東地域が発祥といわれる「ちくわぶ」。おでんの具材としては西日本ではなじみがないもののようですが、小麦粉をこねて作られる「ちくわぶ」は、もちっとした食感が人気です。
「ちくわぶ。味気ないけどみんな食感が好きみたいです」(39歳/営業・販売)
「ちくわぶ。お腹にたまる」(42歳/主婦)
「ちくわぶ。うどんみたいで好物です」(54歳/その他)
「ちくわぶ。味がしみて美味しい」(48歳/主婦)
煮込んでトロトロ!「牛すじ」「手羽元・手羽先」
ちくわぶが関東なら、関西おでんの代表格が「牛すじ」。おいしいおだしも出してくれる牛すじは、煮込めば煮込むほどおいしい! また、煮込んでトロトロになるからみんなが大好きという声が上がったのが「手羽元」や「手羽先」でした。
「こんにゃく、玉子、牛すじ。もうとりあいです。コンビニだと高いからちょっとしか買えないので、家で作って思いっきり食べさせています」(53歳/主婦)
「牛すじ。下ゆでをトロトロに柔らかくなるまでするので赤身はホロホロアキレスはプルプルになって美味しい」(35歳/主婦)
「牛すじ。関西あるあるかもしれません。業務スーパーのはもともと串にささってるので楽々です」(35歳/企画・マーケティング)
「手羽元。しっかり煮込むと、ホロホロになって美味しいです」(31歳/主婦)
「手羽先。出汁も出るし、トロトロになって軟骨のところまで食べられるから」(44歳/主婦)
ホクホク「じゃがいも」
関西圏を中心に、全国で入れるようになったといわれるのが「じゃがいも」。おだしが染み込んでホクホクになったじゃがいもは、さらにおだしにつけながら食べると最高においしいですよね。
「じゃがいもです。おでんの出汁で柔らかくなります」(36歳/その他)
「じゃがいもです。青森県では生姜味噌を付けて、おでんを食べます。じゃがいもが生姜味噌ととても合います」(38歳/主婦)
「大根、じゃがいも、こんにゃく、豆腐。おでんでしか味わえない味になるので、外せない具材」(55歳/主婦)
なお、じゃがいもは下茹でして一度冷ましてから、最後の方におでんに入れることで煮崩れしにくくなりますよ。
ふわふわの「はんぺん」
お魚のすり身でできた「はんぺん」も人気のおでんの具材に上がりました。
「はんぺん、卵。その具材だけなくなり、いつも自分が食べられない」(59歳/主婦)
「はんぺん。旦那さんが大好きで必ず無いとふて腐れてしまう。 私はちくわぶ。あのモッチリ感が堪らなく好き」(40歳/主婦)
「たまご。ひとり1つと決まっている。決めていないと何個も食べてケンカになる。はんぺん。美味しさに気付いた子ども達が、みんなしてはんぺんは何処かと鍋を探す」(43歳/その他)
「はんぺん。柔らかくて食べやすくて、子供が大好きです」(45歳/主婦)
静岡おでんで人気の「黒はんぺん」もおいしいですが、ふわふわの白いはんぺんは、練り物のなかでも食べやすいので子どもに人気のようです。かくいう筆者も幼いころから「はんぺん」が大好きでした。
そのほかテッパンのおでんの具材として、ウインナー、ロールキャベツ、餅巾着、しらたきやこんにゃくなどの声も多くありました。おだしをしっかり吸ってくれる具材だけでなく、しっかりごはんのおかずになる味のものを入れておくことで、いろいろな味が楽しめますね。
おでんのときの主食、一番多かったのは……
null人気のおでんの具材、各家庭でバリエーション豊かでしたが、おでんのときの主食についても聞いてみました。小さいころ、こんにゃく、大根、はんぺんばかり食べていた筆者にとっては、白飯が食べづらかった記憶があり、興味津々!その結果は……。
「白いごはん」と答えた人が半分以上!
実は、今回のアンケートで128人ともっとも多かった声が「白いごはん」。
「ごはん。おでんのみだと腹持ちがよくないので、白米も一緒に食べる」(31歳/主婦)
「ご飯。ボリュームがある方が子供達は喜ぶので」(41歳/主婦)
特に味噌おでんを食べる家庭では、おでんとごはんが合うようです。このような声がある一方で、「ごはん。でもみんな嫌がる」(51歳/主婦)という声も。おでんが合わないけれど“白いごはん派”の場合は、おかずなどで工夫をしている家庭も多いよう。
「ごはん。しらすや味のり、納豆などご飯のお供は必ずつける」(54歳/主婦)
「お肉か魚のメインになるおかずを作ります」(55歳/主婦)
ごはんにもひと工夫!それ以外の回答は…
306人中128人と、約4割の方が「白いごはん」と答えていましたが、次に多かったのが「主食はない」という声。56人の方が「おでんだけ」「おでんが主食」との回答でした。
「おでんのみ。他と合わないから」(35歳/主婦)
「おでんでお腹いっぱいで主食は食べない」(60歳/主婦)
「おでんとだけ向き合います」(36歳/その他)
おでんとご飯が合わない、お腹がいっぱいになる、という声のほか、おでんの中のじゃがいもや餅巾着などで十分に主食の代わりになる、という回答もありました。
「大人はお酒を飲みます。子どもはうどんか、もち巾着です」(40歳/デザイン関係)
「うどん。ご飯だと物足りない気がする」(40歳/その他)
「炊き込みご飯がベスト」(50歳/金融関係)
「チャーハン。みんなが好きだから」(54歳/主婦)
普通のお鍋のように、締めとしてうどんを入れる方も多くいました。また、おでんでは野菜が足りていない、おでんの味つけが白いごはんと合わないという方は、炊き込みごはんやチャーハンなどにして工夫しているようです。
地域によってもテッパンの具材が異なる「おでん」。今まで入れてみたことがなくても「今度入れてみたい」と思える具材もあったのではないでしょうか。これからますます寒くなるので、ぜひおでんを作る際の参考にして楽しんでくださいね。