簡単に大量消費できるのは「みかんジュース」
null「皮を剥いてミキサーに投入し、みかんジュースにすると大量に消費できます。市販のジュースでは味わえない濃厚な味とフレッシュさが楽しめますし、子どもも喜んで飲んでくれます」(44歳/金融機関)
「みかんを絞った汁に砂糖を多めに加えて煮詰め、みかんジュースの原液を作ります。飲む時は、水で希釈して氷を入れたり、お湯を注いでホットオレンジに。瓶に入れて冷蔵庫で保存もできるので重宝しています。子どもの頃に祖母が作ってくれたレシピで、かなり甘めですがおいしいですし、風邪予防にもなります」(43歳/営業・販売)
「みかんを絞り、炭酸水で割って飲みます。さっぱりとして、とてもおいしいです」(30歳/その他)
「実は絞ってジュースにし、皮はきれいに洗って干し、お茶にします。100%のみかんジュースは買うと高いので、家でたくさん作れると贅沢な気分が味わえます」(43歳/主婦)
「みかんが余りそうな時は、絞って瓶詰めにします。砂糖を足してジュースにしたり、ドレッシングやチューハイに入れたりなど、アレンジがしやすいですよ」(63歳/主婦)
「みかんとバナナと豆乳とはちみつをいれてミキサーにかけ、スムージーにします。みかんの甘酸っぱさとバナナの甘さが絶妙。ビタミンも摂れるので健康的!」(27歳/総務・人事・事務)
簡単に作れるのにおいしくて、大量に消費できると、もっとも人気が高かったのが、「みかんジュース」。絞って飲むだけでも充分においしいのですが、炭酸で割ったり、ほかの果物と合わせてスムージーにする人も。ちなみに、スムージー用のみかんに合う果物としては、バナナやりんごというご意見が多く見られました。味に飽きた時は、試してみてください。
シャリシャリした食感が魅力の「冷凍みかん」
null「冷凍するに限ります。皮付きのまま凍らせれば2カ月程保存できるので、シーズンオフにも食べられます」(61歳/その他)
「皮を剥いて、一粒ずつ冷凍しておくと、食べたい時に少しずつ、気軽に食べられますし、食後のちょっとした口直しにもなります」(36歳/公務員)
「皮を剥いて冷凍しておき、入浴中に湯船で食べると、火照った体に気持ちよく、みかんもほどよく溶けておいしいです」(59歳/主婦)
「冷凍したものをかき氷機で削っていただきます」(40歳/主婦)
「冷凍し半解凍させたみかんを、少し粒を残した状態まで砕いてスムージーにしています」(24歳/営業・販売)
食べきれない場合は、冷凍して保存するという人が「みかんジュース」派に次いで多く、凍らせることで甘みが増してよりおいしく感じられるようです。シャリシャリとしたシャーベットのような食感や、果汁が飛び散らない点に魅力を感じている人も。お風呂上がり、こたつに入りながら冷凍みかんをいただくのが最高の贅沢!という声もありました。たしかに、寒い季節に暖かい部屋で冷凍みかんをいただく、なんていうのも、冬の醍醐味かもしれませんね。
大量に消費できて保存もできる「みかんジャム」
null「皮をむいたみかんをミキサーにかけ、砂糖を加えて煮詰めてみかんジャムに。1カ月程は保存がきくし大量に消費できて一石二鳥」(44歳/主婦)
「みかんの実は煮込んでジャムに、皮は砂糖漬けにして保存しておきます。お菓子の材料にも使えて、あっと言う間になくなります」(46歳/主婦)
「市販のジャムより濃厚な味わいに。オレンジなどで作るマーマレードジャムよりも苦みがなくて食べやすいです」(56歳/主婦)
「実だけでなく皮も薄切りにして砂糖と煮込み、ジャムにしたら、魚や肉にかけて使います。生臭さが取れ、さわやかな味わいになります」(59歳/主婦)
「砂糖を入れずに煮込んでジャムにしても、充分おいしいですよ。甘すぎないので沢山食べられるし、体にもいい気がします」(33歳/主婦)
砂糖と煮込んでジャムにすれば、大量に消費できるだけでなく長期保存も可能。さらに作ったジャムは、トーストやパンケーキに塗ったり、ヨーグルトに入れる、炭酸水で割ってジュースにする、紅茶に入れるなど、様々なアレンジが楽しめるようです。
「ゼリー」「フルーツサンド」などのスイーツにもおすすめ!
null「みかんの皮と筋をひとつずつ取り、寒天と砂糖と混ぜたら、冷やし固めてゼリーにしています。みかんの酸味と寒天のプルプルさが絶妙。おやつとしてはカロリーが低いし、ダイエットにも最適です」(31歳/主婦)
「みかんの実をすり潰してヨーグルトとはちみつと混ぜ、そこに寒天を加えて煮込んでから、冷やし固めて“みかんヨーグルトゼリー”にするのがおすすめです」(72歳/その他)
「ホイップクリームに皮を剥いたみかんの実を混ぜ、パンにはさんでフルーツサンドに。みかんの酸味と、ホイップクリームの甘みがすごくマッチします。味だけでなく、おしゃれなカフェの雰囲気も楽しめます」(30歳/主婦)
「クラッカーにみかんと生クリーム乗せると、かんたんなおつまみ&おやつに」(25歳/コンピュータ関連技術職)
「手作りのスポンジに、みかんと生クリームを挟んでケーキにしています。シンプルな味ですがおいしいですよ。いちごケーキにするよりコスパが低いのも魅力」(22歳/主婦)
「みかんの実を砂糖水で軽く煮込み、コンポートにしておくと日持ちします。みかんの缶詰のような味わいで、冷蔵庫で冷やして食べると、とてもおいしいです」(59歳/その他)
「みかんの実を軽くつぶしてプレーンヨーグルトに混ぜます。みかんのさわやかな甘さが、ヨーグルトの酸味をより一層引き立ててくれます。ビタミンも乳酸菌も同時に摂れるので、なんとなく体にいいことをしている気分にもなります」(28歳/主婦)
みかんの酸味は生クリームの甘みと相性がいいようで、サンドイッチやケーキにして楽しむ人が多くいました。みかんがすっぱくて食べづらいという時はぜひ、生クリームと合わせてアレンジしてみてください。
焼酎や日本酒、ウイスキーと混ぜて「みかん酒」に
null「みかんを日本酒に漬けておくと、一段と飲みやすくなります」(36歳/主婦)
「みかんを5個ほど絞ったジュースとウォッカを混ぜ、氷を入れたグラスに注いだら、スクリュードライバーの完成です。市販のオレンジジュースを使うよりもフレッシュ感があり、とてもおいしいです」(53歳/その他)
「梅酒を作る要領で、ウイスキーにみかんを漬けています。甘味と酸味がとても絶妙で、そのまま飲んでもおいしいし、ソーダで割ってもさわやかな味わいでおいしいです。漬け込むお酒は焼酎などでもいいと思いますが、私はウイスキーで作るのがいちばん好きですね」(50歳/主婦)
「炭酸水で割った焼酎に、皮を剥いたみかんをまるごと入れて、つぶしながら飲むみかんサワーが絶品です。レモンやグレープフルーツを入れるより甘いので、いくらでも飲めます」(42歳/主婦)
いつものお酒に一味加えたい時、みかんを入れて果実酒風にアレンジする人も。甘みと酸味が加わることで、より飲みやすくなるようです。みかんをたっぷり活用すれば、飲みなれていないお酒にもチャレンジしやすいかもしれませんよ。
炒め物、サラダ、漬物…ワザあり!みかんのアレンジレシピ
null「薄皮がついたままのみかんを粗く刻んで炒め物に加えるとさっぱり食べられます」(39歳/その他)
「オーブンで肉を焼く時にみかんを一緒に入れると、甘酸っぱい風味がつくだけでなく、臭みがなくなり、より柔らかく仕上がります」(42歳/主婦)
「みかんをアルミ泊で包んで焼いて“焼きみかん”にします。酸味が和らいで、より甘くなります」(43歳/総務・人事・事務)
「大根や白菜の漬け物を作る時、みかんの汁をしぼり、皮を刻んで入れています。さっぱりとした風味に仕上がります」(48歳/その他)
「酢の代わりにみかんの果汁を使っています。穀物酢とはちがう酸味があって、フレッシュでおいしい。料理の彩りもよくなります」(39歳/その他)
「ポテトサラダにみかんを入れています。みかんの水分で滑らかな口当たりになり、食べやすくなります」(63歳/金融関係)
他にも、「みかん大福」、「みかん鍋」、「フルーツポンチ」、「みかんの炊きこみご飯」などにアレンジするというご意見が。そのまま食べてもおいしいみかんですが、料理やスイーツなどに加えることで、使い道は広がるようです。
いかがでしたか? みかんが余りそうになったら、ぜひ試してみてください。
文/嶋田久美子