ゴミは出すだけが家事にあらず!「ゴミ袋」の名もなき家事
null「ゴミを出す」という家事は比較的、工程がシンプルなので、出勤前の夫や子どもなどにも手伝ってもらいやすい家事です。しかしゴミを収集場まで持っていける状態にまとめるのがけっこう大変で、これぞまさに“名もなき家事”。これを楽にするには、どんな工夫が必要なのでしょうか?
「それぞれのゴミ箱にあらかじめゴミ袋をセットしておくと、捨てる際にまとめて捨てやすくて便利」(52歳/主婦)※他多数
「替えのゴミ袋はゴミ箱の底に入れて、いちいち取りに行く手間をなくしている」(37歳/主婦)
「ゴミを分別する面倒を考えて、いかに楽に捨てる事が出来るかを考慮して買い物をする。過剰包装だと判断したものは買わない」(51歳/営業・販売)
「ゴミ箱を使用しない。袋に直入れしています。捨てるのが楽なのとゴミ箱のお手入れがいらなくなるから」(31歳/営業・販売)
多かったのは「ゴミ箱にゴミ袋をあらかじめセットしている」という意見。これをすることで、ゴミをまとめる際の負担を少し減らせます。
また今回ちらほらいたのが「ゴミ箱を使用しない」人。ゴミ袋を直接家の中に置いてしまうという大胆なアイディアですが、問題はゴミが隠せないことでしょうか? うまく隠しつつ、袋のまま置いておけるアイディアがあれば、もっと広がるかもしれませんね。
ゴミの中でも厄介者、「生ゴミ」の工夫
nullあらゆるゴミの中でも一番厄介なのが、水回りから発生する生ゴミ。冬場はまだマシですが、時間が経過するごとに腐敗し、夏場は特に強烈なにおいを発します。いかに快適に生ゴミを捨てることができるか? その鍵は身近なアイテムにありました。
「生ゴミを捨てるゴミ箱の底に新聞紙を敷いておく。新聞紙が水分や嫌なにおいを吸ってくれる」(42歳/その他)
「新聞紙をゴミ袋の下に詰めると、水分を吸収してくれる」(53歳/出版・マスコミ関係)
「生ゴミは新聞紙、チラシに包んで捨てる。こうすると、におわない」(43歳/総務・人事・事務)
「台所に古新聞を入れた籠を置いている。生ゴミを捨てるときや必要な時にすぐに使えて便利」(57歳/その他)
新聞紙が生ゴミのにおいの原因となる水分をカット! 近年は新聞をとっていない家庭も増えているので身近にない人も多いかもしれませんが、ちょっとした掃除や家事に活用できるケースは多いようです。もし古新聞が手に入る場合は、保管しておいても損はないかもしれません。
掃除の強い味方「クイックルワイパー」を活用
null「クイックルワイパー」は1994年に花王から発売されたフロアモップの商品名ですが、すっかりこの名前がひとつのジャンルとして定着。掃除機がなくても床をキレイにすることができ、終わったら取替シートを捨てるだけで水洗いも必要ナシ。まさに楽カジの代名詞ともいえる商品です。
「クイックルワイパーを一部屋に1つずつ置いておく。目についた時にすぐ掃除できる」(42歳/その他)※他多数
「クイックルワイパーのドライシートを10枚くらいまとめてセットしておいている。掃除したら捨てるだけで次のセットがされてるので楽ちん」(42歳/主婦)
「クイックルワイパーのドライ、ウエットシートを使ってこまめに掃除すると楽。まとめてとなると大掛かりになって、後で大変になるから……」(54歳/主婦)
多かったのは「クイックルワイパーをいろいろなところに置いておく」という意見。複数買ってもリーズナブルで、置いていても邪魔にならないスリムな形だからこそ可能だといえます。
気付いた時にサッとキレイにできる環境をつくることで、「掃除」という家事の負担をとことん減らす。これぞ王道の名もなき家事の攻略法です。
気軽にできる「コロコロ」も便利
nullクイックルワイパーよりもさらに手軽なのが、コロコロと転がすだけでホコリやゴミがとれる粘着クリーナー。ちなみに、通称として定着している“コロコロ”は「ニトムズ」の登録商標です。
粘着シートは100円ショップでも購入できるので、とりあえず試しに置いてみても良さそうです。
「コロコロをリビングに置いておく。ソファに座っていても手が届くので気づいた人が掃除するようになり、いちいち掃除機を出す手間が減った」(29歳/主婦)
「コロコロを各部屋に置いている。気になった時にすぐ出来るから、子ども達も楽しんで掃除してくれる」(47歳/主婦)
「自分の周りに必ずコロコロをおいて常に汚れているところをコロコロする」(48歳/総務・人事・事務)
手軽に使えて便利な粘着クリーナーですが、注意したいのが粘着力。弱すぎるとゴミがとれず、また強すぎるとフローリングのコーティング剤がはがれてしまうこともあるようです。トラブルをなくすには、床の材質に合わせたものを使用するのがおすすめです。
お風呂掃除の鉄則「入ったらやる」!
nullお風呂掃除でオススメなのが、お風呂に入ったついでに掃除すること。残っている石けんカスや湯あかがカビの養分となるので、即洗って取り除くのがお風呂掃除の手間軽減のコツです。
「風呂に入っているときに風呂掃除。そのほうが楽です」(51歳/総務・人事・事務)
「お風呂に入った時に排水溝付近のカビを掃除する。固まらなくて楽です」(24歳/その他)
「排水溝に溜まる髪の毛をいちいち捨てるのが面倒なので、常時髪の毛を入れる専用の小さな桶をお風呂場に構えている。お風呂に入りながら取れるし、排水溝もつまらなくなる」(29歳/学生・フリーター)
とはいえお風呂に1人で入るならいいですが、小さい子どもと一緒に入る場合は着替えのフォロー等も必要になるので、実現が難しいかもしれません。そういった場合は家族で分担したり、掃除まではできなくても出る際にサッとお湯で汚れを流しておいたりなど、うまく工夫ができればいいですね。
結局は「こまめにやる」習慣化が最強だけど…
nullまとめてやると汚れもたまるし、めんどくささも倍増するので、こまめに掃除するのが結局楽。そういった意見もたくさん寄せられました。でもそれは夏休みの宿題と同じで、「わかっちゃいるけれど……」という人や、「わかっていてもそこまで手がまわらない」という人も多いような気も。
あなたはこまめ派、まとめて派、どちらでしょうか?
「ためてからやるとめんどくさいので、こまめに掃除機などをかけている」(42歳/主婦)
「気付いた時に掃除する。そうすれば大掃除しなくて済む。あとはまめにお客さんを呼び、必ず掃除しないといけない状況をつくる」(35歳/総務・人事・事務)
「汚れたらすぐに掃除し、物は持ちすぎない」(28歳/総務・人事・事務)
「気づいたときに一日一カ所やる」(46歳/その他)
どれもおっしゃる通りで、これができれば日常の名もなき家事もグッと減らせるのは間違いありません。しかし切羽詰まらないとできないのが人間というもの。まとめて派にとって、そのハードルはけっこう高いかもしれません。
今回紹介した方法を全部いきなりやってみるのは難しくても、どれか1つ「これならできそう」というものがあれば、まずはそこから取り入れてみるのはいかがでしょう? 1つができればもう1つと徐々にその数が増やせれば、気が付いたら名もなき家事が減っているかもしれません。
東京都出身、千葉県在住。短大の春休みより某編集部のライター見習いになり、気が付いたら2022年にフリーライター歴25年を迎えていた。現在は雑誌『DIME』(小学館)、『LDK』(晋遊舎)などで取材・執筆を行うほか、『kufura』などWEB媒体にも携わる。
執筆ジャンルは、アウトドアや子育てなどさまざま。フードコーディネーターの資格も持つ。