イヤな家事、第1位は…「部屋・床などの掃除」!
null「イヤな家事」ランキング
1位:部屋・床などの掃除・・・82票
2位:皿洗い・・・45票
3位:洗濯・・・36票
4位:料理・・・34票
5位:お風呂掃除・・・32票
6位:キッチン掃除・・・26票
7位(同数):アイロンがけ・・・14票
7位(同数):トイレ掃除・・・14票
9位:ゴミ捨て・・・2票
その他・特になし・・・22票
「日常的にやっている家事のなかで、“イヤな家事”はなんですか?」という質問に対して、一番多かった回答が「部屋・床などの掃除」でした。理由としては、
「手間がかかるわりにあまり変化が明らかに見えず、またすぐに汚れるのでむなしい」(50歳/主婦)
「掃除機をかける前に部屋を片付けるのですが、毎日毎日子供たちが物を散らかす」(43歳/主婦)
など、「掃除したそばから汚れてしまって達成感がないから」というものが目立ちました。また、皿洗い・洗濯・料理・お風呂掃除といった水まわりの家事にも、それぞれ多くの票が集まりました。
では、そんな「イヤな家事」をする際、どのように気持ちを盛りあげればよいのでしょうか。
「イヤな家事」でも、気分をアゲる方法はこれ!
null「“イヤな家事”をする時、どんな風に気持ちを盛り上げていますか?」という質問に対して寄せられた回答を、多かったものから順にご紹介します。
1位:音楽をかける・・・105票
「好きな曲をBGMのように流します。大概ファンクラブに入っているSnow Manなのですが、“私以上に忙しい人がいる”と思うと“私なんてまだまだ”と思い、頑張れます」(38歳/その他)
「ワンオク(ONE OK ROCK)をスマホで流してテンションをあげて、何曲目までに完成するぞ!と目標を作って臨む。がぜん頑張れる気がする」(34歳/主婦)
「思わず口ずさみたくなるような楽しい曲を選ぶようにする。口を動かしながらの作業は気が紛れる。知らないうちに集中していて1時間くらいいつの間にか経っていたりする」(41歳/その他)
第1位は音楽。口ずさんで気持ちを盛り上げるだけでなく、「何曲目までにやる!と目標を立てる」「自分より忙しい人がいるとイメージする」など、発想が光る回答が多数ありました。
2位:スイーツなどのごほうびを用意する・・・38票
「お気に入りのお店のスイーツや、ちょっと高いパン屋さんのパンを買ってそれを食べるために頑張る!」(39歳/主婦)
「ちょっと高級なアイスを用意しておき、家事を頑張ったら動画のサブスクを見ながら食べ、しっかりと証拠を隠滅しておきます。家族にナイショで、というのが気分を上げるコツかも」(57歳/その他)
「やらなきゃいけない家事やことがらを書き出して番号を振り、ビンゴ形式でご褒美を用意する。1列そろったらちょっと休憩してお茶とおやつ、2列そろったらネットサーフィン、とか」(49歳/総務・人事)
次に票が多かった方法は、「ごほうびを用意する」というもの。“ナイショでこっそり”派も多いようで、「美味しいお菓子をお菓子屋さんで購入し、隠しておく」(37歳/主婦)などの回答もありました。ビンゴ形式も、やる気が出そうないいアイディアですね!
3位:YouTubeを流す・・・30票
「大好きなフロリダのディズニーワールドのライブ配信(日本人YouTuberさん)のアーカイブ動画を見ながら」(48歳/総務・人事)
「海外の飛行機に乗っている人の動画を流している。自分も旅行気分になれるから」(48歳/主婦)
「ゲーム実況など、好きな配信者の楽しんでいる声を聴いて気分を盛り上げています」(34歳/総務・人事)
テーマパークや旅行など、YouTubeを通して「特別な経験」を疑似体験している人もちらほら。いつも見ている配信者の動画を流すと、気心の知れた友達としゃべっているような、落ち着いた時間が流れるよさがありますね。
4位:テレビや、TVer・Netflix・Huluなどの動画配信サービスで動画を流す・・・19票
「嫌いな洗い物をするときは、ネイチャー系の番組を見て癒されながら行う」(57歳/主婦)
「その時間にやっているテレビを聞きながら、面白そうなものをチョイスします」(38歳/その他)
「TVerで見たかったドラマの見逃し配信を見ながら家事をすると、家事もはかどり、ドラマも見終えて得した気持ちになる」(39歳/無職)
テレビや動画配信サービスも一定の支持を集めていました。見るものは人によってさまざまなようで、「家事をしながらドラマを見ると、同時に2つのことができて効率的」という意見もあれば、「ドラマは家事のあとに落ち着いて見たい」という理由で、音楽系やニュース系を選んでいる人もいるようです。
5位:家事のあとに楽しい予定を入れる・・・18票
「見たいドラマやテレビ番組が始まる前に掃除を終わらせて、大好きなお酒を飲みながらゆっくりすることで、素早く掃除を済ませられる」(52歳/パート・アルバイト)
「“これが終わったらゲーム休憩をするぞ!”とモチベーションを高める」(32歳/その他)
「その家事のあとに読みたい漫画を読める、と思うと頑張れます。用意するものは漫画2~3冊とコーヒーとお菓子です」(53歳/その他)
家事のあとに楽しい予定を入れることで、オンとオフのメリハリを出す、という方法。「家事を早く終わらせるモチベーション」もUPして、すっきりした状態で好きなことを楽しめるので、一石二鳥ですね。
6位:ラジオをかける・・・15票
「家事に向き合うのではなく、ラジオと向き合っているかたわら家事をしていると自分に言い聞かせている感じ」(33歳/総務・人事)
「MBSラジオ“メッセンジャーあいはらのYouはこれから!”を聴きながら。出演者のアナウンサー・武川智美さんが年齢を感じさせないくらい元気で明るい方なので、自分も頑張ろうと思える」(47歳/その他)
「ラジオで誰かの会話を聞きながらだと、自分も勝手に会話に入って意見したりして、人と一緒にいる気分を味わえるので寂しい人におすすめです」(30歳/無職)
好きなラジオをかけながら家事をしている、という方も。今はスマートフォンなどでタイムフリー再生もできて、より気軽に楽しみやすくなっているようです。目で追う必要がないので、家事にも集中できそう。
その他・特になし・・・82票
「本当にやりたくないモードでどうにもやる気が出ない時は、暇そうにしている家族をつかまえて“一緒にやろうよ~~、ね~~、一緒にやろうよ~~”って誘って、1人でやらないようにします。頼んだ手前、率先して指示を出したり、やるしかなくなるので」(46歳/主婦)
「無になる。とにかく何も考えない」(34歳/主婦)
オリジナルティあふれる、このような回答もありました。「誰かを誘うことでやらざるをえなくなる」というテクニックは、本当にやる気が出ないときの奥の手として重宝しそうです。
いかがだったでしょうか。参考になりそうなものはありましたか?
どちらにしても日々、避けては通れない「イヤな家事」。だからこそ、自分なりの対策を見つけて、少しでも前向きに取り組めるようにしていきたいですね。