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重曹を使った消臭術!トイレ、カーテン、靴、ソファーのニオイもスッキリ

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おうちの中で、においが気になる場所はありませんか? 自分では気づかなくても、来客からは「この家なんかにおうような……」なんて思われていたらショックですよね。そんな自宅のにおい問題は、重曹で解消しちゃいましょう! 未来型ナチュラル生活研究家の岩尾明子さんから、重曹を使った消臭術について教わりました。

重曹の消臭効果って?期間はどれくらい?

まずは、「重曹デビューしたくなる!掃除・料理に活躍する“重曹”の使い方・効果の基礎知識」のおさらいですが、重曹には不快なにおいを化学的に消す作用があります。

市販のにおい対策アイテムのなかには、他の強力な香りで悪臭をカバーしようとするものもありますが、重曹は悪臭成分そのものを中和分解し、においを元から除去してくれるのです。

また、消臭だけでなく吸湿作用もあるので、悪臭だけでなくカビの予防にも効果的。

しかも、人にも環境にも優しいナチュラル素材なので、家中どこでも安心して使えるという点でもメリットが大きいといえるでしょう。

なお、重曹の消臭効果が持続する期間は2~3カ月程度。においを吸収した重曹は、料理や美容には使えませんが、掃除や洗濯には使えるので、有効に活用しましょう。

天然の消臭剤!重曹を使った消臭袋の作り方

重曹を使った消臭袋の作り方はとても簡単。重曹1/2カップをハンカチなど通気性のよい布で包み、てるてる坊主か巾着を作るように口をゴムやひもでしっかり縛るだけで完成です。

この消臭袋をクローゼットや衣類ケース、下駄箱、靴箱、食器棚など、においや湿気の気になる場所に置いたり吊るしたりしておけば、悪臭やカビの予防ができます。

重曹は空気に触れる部分からにおいや湿気を吸着していくので、中身をときどき混ぜて2~3カ月で交換しましょう。

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トイレの消臭にも重曹が活躍

トイレなどにおいが強い場所では、ふたをはずしたボトルや小箱などお好みの容器に重曹を入れて、トイレタンクの上や便器後方の床などに置いておきましょう。においを吸収しやすいように、口の広い容器を使うのがおすすめです。適当な容器がなければ、紙コップを1/3程度の高さに切ったものを使ってもOK。

消臭袋と同様、空気に触れる部分が均等になるように、中身をときどき混ぜて、2~3カ月で交換しましょう。消臭剤として使用済みの重曹は、そのままトイレ掃除に使用可能!

「重曹にエッセンシャルオイルを垂らせば、芳香剤にもなります。ジャスミンなどフローラル系がおすすめですが、夏はさわやかなペパーミント、冬は落ち着いたローズウッドにするなど、季節ごとのアレンジを楽しむのもいいでしょう」(以下、「」内は岩尾さん)

トイレ以外でも、消臭袋だけではにおいが十分にとれない場所では、上記の方法を試してみましょう。

猫用トイレの消臭にも重曹が活躍

人間のトイレだけでなく、猫用トイレの消臭にも重曹を活用できます。

トイレ砂を交換する際に、トイレの底に重曹をまんべんなく振りましょう。その上に砂を敷き、さらにその上から重曹を振りかけて、砂を重曹でサンドイッチすることで悪臭を解消できます。

重曹なら、猫ちゃんの体についても、口に入っても無害なので安心!

重曹を使った靴の消臭術

さきほど、下駄箱や靴箱に重曹の消臭袋を入れておく方法をご紹介しましたが、場所だけでなく、靴自体のにおいをケアするのにも重曹は効果的です。

たとえば、スエードや革のブーツを保管する際には、ブーツ全体、内側にも外側にもたっぷり重曹を振りかけておけば、消臭、カビ予防効果が期待できます。次に履くときには、重曹をよくはたきましょう。

つまり、重曹をたっぷり振りかけて、履く前にはたくだけ! とても手軽なシューケアの方法ですが、どんな素材の靴、ブーツでも重曹は使用OKなのでしょうか?

「重曹には油脂を分解する働きがあるので、革靴では油分が奪われて素材が固くなることもあります。革の素材に重曹を使う場合は、仕上げにオイルを塗ってうるおいを補給しましょう」

基本的にどんな素材にも安心して使える重曹ですが、仕上げのケアもお忘れなく。

重曹を使った消臭スプレーでカーテンや布製家具のにおいをケア

いつの間にかさまざまな生活臭を吸着しているカーテン。ですが、衣類と違ってカーテンは気軽に洗濯することもできませんよね。

そんなカーテンのにおいケアは、重曹を使った消臭スプレーで。濃度約1%の重曹水溶液(水200mlに対し重曹小さじ2分の1程度)をカーテン全体にスプレーしてそのまま乾かすだけでOKです。重曹の消臭スプレーはカーテンだけでなく、クッションや布張りのソファーにも使えます。

ちなみに、重曹の消臭スプレーを使った後、重曹が白く浮いてくる……なんてことはないのでしょうか? また、どんな素材に使っても大丈夫なのでしょうか?

「この程度の濃度であれば、重曹が浮いてきたりベタついたりすることはなく、乾いたあとはサラサラです。また、絹でも麻でも、どんなファブリック素材に使っても問題ありません。

ただ、麦わら素材には重曹の使用を控えましょう。重曹に反応して、麦わら素材は黄色く変色するおそれがあります」

スプレーするだけで後はほったらかしでOKとは楽チンですね。ただ、あまりにも強烈なにおいが染み付いてしまうと、重曹の消臭スプレーだけでは対応しきれなくなるおそれもあるので、ぜひこまめにシュシュッとスプレーして、においを予防しましょう。

 

重曹を置いておくだけ、あるいはスプレーするだけなので、誰でもすぐに実践できそうですね。ぜひ重曹でおうちの空気をクリーンに保ちましょう。

 

【監修】

岩尾明子・・・未来型ナチュラル生活研究家。博士(栄養学)。1998年に始まったインターネットサイト「地球に優しいお掃除」を運営する環境NGOクリーン・プラネット・プロジェクト代表。衣食住における楽で自然な最新の情報をテレビ、雑誌、ネットなど多方面で発信している。

 

【参考】

岩尾明子(2018)『重曹、お酢、クエン酸の使いこなしバイブル』(主婦の友社)

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