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ホコリの除去と換気でしっかり安眠!「ベッドルーム」のお掃除方法【家事大学 学長 高橋ゆき的お掃除の基本】vol.31

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健康のために睡眠はとても大切ですが、肝心のベッドルームが汚れていては、心地のいい上質な眠りを手に入れることはできません。特にベッドルームは、寝具などの関係でホコリがたまりやすく、また就寝中の人の汗や寝息で湿気もこもりやすいため、しっかりお掃除しておかないと、ホコリだけでなくダニやカビも発生して健康を害してしまう場合も。

そこで『kufura』では、今回も家事研究家で株式会社ベアーズ副社長・高橋ゆきさんが学長を務める「家事大学」のテキストなどを参考に、楽しく家がきれいになる“高橋ゆき流お掃除メソッド”をご紹介していきます。連載第31回目のテーマは「ベッドルームのお掃除方法」。床はもちろん家具や小物類についたホコリ、また湿気をしっかり取り除いて、きれいで快適なベッドルームにするための、楽ラクお掃除方法を見ていくことにしましょう。

毎朝しっかり換気をして光と新鮮な空気を取り入れる

ベッドルームでもっとも大切なことは、清潔で安眠できる状態を常にキープすること。寝具などから出るホコリは、ダニやアレルギーの原因にもなるので、ベッドルームはこまめに掃除機をかけるようにしているという人も多いと思いますが、窓を開けて部屋の換気をすることも忘れてはいけません。また、窓だけでなくカーテンを開けることも大切です。

カーテンが閉めっ放しだと、光が入らずに室内がジメジメしてしまいがち。窓を開けて部屋の空気をしっかり入れ替えるとともに、カーテンもきちんと開けて、光をたっぷり室内に取り入れるようにしてください。室内の湿気をしっかり取り除くことで、ダニやカビも発生しにくくなるので、健康的な環境を維持することができます。

また、ベッドルーム内のクローゼットや押し入れの湿気対策も重要です。特に湿気がこもりやすい梅雨時は、扇風機などを使ってクローゼット内に人工的に風を送るなどして、空気を循環させるようにしましょう。衣類の詰め込みすぎも湿気がこもる原因となるので、定期的に中身を整理して、衣類同士の間隔はなるべく開けておくようにしてください。

お掃除の前に3つのアイテムを準備しよう!

ベッドルームをきれいにするために、まずは次の3つのアイテムを用意してください。

(1)布巻き楊枝

5cm四方にカットした古布と爪楊枝を1本用意します。古布は、古Tシャツなどの使い古した布が、ケバ立たなくておすすめです。古布を爪楊枝の先端に巻き付ければ、布巻き爪楊枝の完成です。

(2)軍手ぞうきん

高橋ゆきさんおすすめのお掃除便利ツールの一つで、ゴム手袋の上から軍手をはめたもの。ぞうきんが入りにくいすき間や細かい部分も、軍手ぞうきんなら指一本いっぽんが入るため、きれいに掃除することができます。洗剤の液だれを防止するために、ゴム手袋の裾部分は3cmほど折り返して使いましょう。

軍手ぞうきんは、『指先感覚で自在に使える!「軍手ぞうきん」家事研究家・高橋ゆきの魔法のお掃除道具DIY』で動画付きで解説しているので、あわせてご覧ください。

(3)重曹水

重曹と水を1対9の割合で混ぜて作ります。多めに作って、スプレーボトルに入れて常備しておくと便利。手垢などの皮脂や油汚れに強く、キッチンやバス用品のつけ置きなどにも使えます。乾くと白浮きするので、しっかり水で洗い流すか拭き取るようにしてください。

実践!ベッドルームの楽ラクお掃除方法

では早速、ベッドルームのお掃除を始めていくことにしましょう。なお、ベッドと寝具のお掃除方法については、以前にご紹介した『通気をしてカラッと快適に!「ベッド&寝具」のお掃除方法【家事大学 学長 高橋ゆき的お掃除の基本】vol.10』を参考にしてください。

<床のお掃除>

人が動いていないときにホコリは下にたまり、人が動き出すとホコリは空中に舞い上がってしまいます。なので、ホコリをしっかり取り除きたいなら、だれも起きていない早朝に床掃除をするのがベスト。早朝から掃除機をかけると家族が起き出してしまうという場合は、掃除機ではなく、モップを使って床のホコリを取り除くようにしてもOKです。

フローリングの正しい掃除機のかけ方については、『ホコリも黒ずみもきれいにオフ!「フローリング」のお掃除方法【家事大学 学長 高橋ゆき的お掃除の基本】vol.2』で詳しく紹介しています。

なお、フローリングや絨毯の汚れは、以下のように家にあるアイテムを使って、簡単にきれいにすることができるので、ぜひ試してみてください。

・フローリングの目のつまり

フローリングの板のすき間に入った汚れは、布巻き楊枝を使えば、床を傷つけることなくきれいに取り除くことができます。

・フローリング磨き

お米のとぎ汁につけた雑巾を固く絞ってフローリングを磨くと、米ぬか成分オリザオイルの効果で、床がつやつやになります。フローリングによっては、色落ちしたり染みになってしまうこともあるので、必ず目立たないところで試してから全体を磨くようにしてください。

・絨毯のホコリや髪の毛などの汚れ取り

ラップの芯に輪ゴムを巻き付けて、絨毯の上をゆっくり回転させると、輪ゴム部分にホコリや髪の毛が絡むため、汚れをしっかり取り除くことができます。

・ラグやカーペットの汚れ取り

ほうれん草のゆで汁を古歯ブラシにつけて、汚れた部分を叩くようにすると、汚れがきれいに落ちます。

<家具や小物類のお掃除>

ベッドルームにある家具や小物類は、軍手ぞうきんをはめた手で全体をなぞり、ホコリを取り除くようにしてください。

・電気スタンド

カサの表面にホコリが付着しがちなので、傷つけないように、軍手ぞうきんをはめた手のひらで優しくなでて、ホコリを落とします。コード部分については、両手でコードを握って、右手と左手を交互に引っ張りながら端から端まで拭いていきましょう。

・目覚まし時計

軍手ぞうきんをはめた手で、表面をサッとなでてホコリを落とします。ボタンやつまみなどの細かいすき間も、指先を使ってホコリを落とすようにしましょう。

・リモコン類

ベッドルームにあるエアコンやテレビのリモコンは、ボタンの間や溝にホコリがたまります。指先を立てて、汚れをかき出すようにすると、ホコリをきれいに落とすことができます。ボタンの際(きわ)などの細かい部分は、綿棒を使ってお掃除するのがおすすめ。また、リモコンに付着した手垢汚れについては、消しゴムで汚れをこするときれいになります。

・ドアなどの取っ手

頻繁に触るドアなどの取っ手は、手垢で汚れがち。軍手ぞうきんをはめた手で取っ手をつかみ、まんべんなく動かして汚れを落とすようにしましょう。

・スイッチカバー

電気のスイッチカバーも手垢が付きやすいところ。表面を軍手ぞうきんをはめた手のひらや指の腹で拭き、枠部分は指先をぐるりと一周させましょう。手垢が気になるときは、片手に重曹水を付けてこすり、もう片方の手を水で濡らして水拭きするようにしてください。

ため込まない!毎日できる小掃除テク

ベッドルームは、ほかの部屋に比べてホコリがたまりやすいので、こまめにお掃除する必要があります。毎日窓を開けて換気するだけでも、ホコリがたまりにくくなるので、1日1回は窓を開けて、ベッドルームの換気をするようにしましょう。

また、寝具の湿気を取り除くために、掛け布団はイスにかけたり、ベッドのマットレスの上で半分に折るなどして通気をするのがおすすめ。枕も湿気を帯びているので、毎朝起きたらベッドの背に枕を立てかけるなどして、しっかりと風を当てるようにしましょう。

いかがでしたか? 心地良い眠りを得るためには、ベッドルーム内のホコリや湿気は厳禁。ホコリや湿気をしっかり取り除いて、安眠できるベッドルームにしていきましょう。

構成・文/土田奈々子

【参考】

高橋ゆき(2014)『楽ラク掃除の基本』(学研パブリッシング)

高橋ゆき(2014)『可愛くなる家事』(サンマーク出版)

家事大学1級・2級 家事研究員資格講座テキスト』-日本講師支援機構

【取材協力】

ベアーズ

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