卵焼きをつくるなら「ついで」が一番!
null息子のお弁当に毎回欠かさず入れていたのが卵焼き。青のりを入れたりたらこを混ぜたりと時々は味変しながら(息子にう巻きをリクエストされたことも……)、毎朝使っていたのが卵焼き器。
フライパンでワンパン調理が流行っていますが、お弁当づくりに限っては「卵焼きをつくるなら、これひとつで他のものもいけるのでは」と思い立ち、最後は“卵焼き器ですべての調理を済ませる”に行き着きました。フライパンより小ぶりで扱いやすく厚みもそれなりにあるので、わたしにとってはフライパンよりラクちんだったのが決め手です。
当初は結婚前から使っていた、どこで買ったかすら覚えていない卵焼き器を愛用していましたが、さすがに傷んできて買い替えたのがこちら。
『MOCOMICHI HAYAMI by GREENPAN』の「エッグパン」(6,600円・税込)です。
製造元の『GREENPAN』はベルギー生まれ。世界で初めてフッ素樹脂を使わないノンスティックコーティングを用いた調理器具を発売した会社です。セラミックコーティングで人体に有害な物質を含まないのが特徴。
これ1つでお弁当をつくるには、手順がポイント。茹でたいものがあるときは先に茹でものから調理して、その後卵焼きや炒め物を調理します。
前回ご紹介した『KEYUCA』の「お弁当用 シリコンカップ」を導入してからは茹で野菜はほとんどストックしておいたので、たいていの場合は卵焼きと炒め物、焼き物をこれで作っていました。その場合は冷めるのが遅い卵焼きから調理して、冷ますのに余計な時間をとられないようにするのがポイントです。
正直このエッグパンを選んだのは完全に表面の“見た目”で、表面が白いエッグパンが欲しかったのです。具材の調理具合が見えやすいのも理由ですが、朝のぼーっとしているときに少しでも気分を上げたくて(笑)。
ただ、さすがコーティングにこだわっているメーカーだけあって、使ってみると「するん」と汚れも落ちて使い勝手がいい! ささっと拭いたり洗ったりしてすぐ次の調理をするのにももってこいでした。
わたしは今春でお弁当づくりから卒業しましたが、6年続けることで効率的に調理するズボラテクだけは身についた気がします。
みなさんも気楽に、ラクになるアイテムを活用しながらお弁当づくりを楽しんでくださいね。
編集部・阿部美里
効率よくおうちのアレコレができたら最高……と思っている40代。食べて飲むこと・DIYや手芸など「つくる」こと・人と語らうことが日々のパワーの源です。大学生の息子とのゆるい会話や我が家の猫をモフモフするのが癒やし。