30分でお弁当を完成させられる使い勝手のよさ
nullお弁当をつくり始めたころは、それこそ1時間ほどかけていたわたしですが、息子は毎朝6時半に出発。さすがに5時半起きを平日5日間はつらい……。ということで、慣れと共に調理時間短縮に努めていきました。
前回ご紹介した『無印良品』のお弁当箱に、仕切りは使わずにおかずを詰めていくようにしていたのですが、そのときに重要になるのが“すきま埋めになるおかず”。
主に野菜を中心にしたおかず類は、毎朝少量をつくるのは正直面倒……。しかも、つくる量が少なすぎるとお弁当にすき間ができる、たくさんつくってもお弁当に詰めたあとは中途半端な量が残る、といった問題が。
そんな悩みに応えてくれたのが『KEYUCA』の「お弁当用 シリコンカップ」(1,089円・税込)。
大4つ、小8つのシリコンカップが入った保存容器で、
・電子レンジ対応可〇
・カップのみオーブン対応可〇
・食器洗い乾燥機使用可〇
・冷凍保存OK
という優れものです。
カップはシリコンでレンジもオーブンも使えるので、下ごしらえをした状態で冷凍しておいて、朝ぱぱっと調理することもできます。なんといっても、このちょっとくすんだ色味が使いやすい!
買った当時は四角いお弁当箱を使っていたのでカップごと入れられるのがとても便利で、大は夫用、小は息子用と使い分けていました。
『無印良品』の楕円形のお弁当箱に替えてからは、カップを使わなくなったのですが、前日の夕飯調理時におかずを取り分けておくことで、つくり置きはしなくともうまくローテーションでお弁当のおかずを組み合わせることができるように。
例えば、1日目の夕飯にブロッコリーときんぴらごぼうをつくってこのカップに入れておき、翌朝はブロッコリーを詰め、その日の夕飯の一品をまたカップに入れて保存しておきます。ちょっとずつ日にちをずらしながらお弁当のおかずがローリングストックされていくしくみにすると、冷蔵保存でうまく1週間を乗り切れます。
朝、一品つくる負担が軽減されるのは本当にラク。わが家は最終的に保存容器として使っていましたが、四角いお弁当派の方は、さらにラクができますよ。
編集部・阿部美里
効率よくおうちのアレコレができたら最高……と思っている40代。食べて飲むこと・DIYや手芸など「つくる」こと・人と語らうことが日々のパワーの源です。大学生の息子とのゆるい会話や我が家の猫をモフモフするのが癒やし。