【材料】(2人分)
鶏胸肉・・・1枚(300g)
[漬けだれ]
酒・・・小さじ5
にんにく(すりおろし)・・・小さじ1/2
しょうが(すりおろし)・・・小さじ1/2
塩・・・小さじ1/3
砂糖・・・小さじ1
水・・・大さじ1と1/2
片栗粉・・・大さじ5(約50g)
小麦粉・・・大さじ5(約50g)
揚げ油・・・適量
[ミックススパイス]
粗挽き黒こしょう・・・少量
うまみ調味料・・・少量
粉山椒・・・少量
塩・・・1つまみ
【作り方】
(1)鶏胸肉を約50gに切り分ける
鶏胸肉は約50g、大きめに切るのがポイント。皮を除いた鶏胸肉を半分に切り、それぞれ3等分に切り分けます。
「この大きさが超大事! 小さいと火が通りすぎてパサパサになってしまうので、大きめに切るのがポイント。50gは大体でOKです」
(2)鶏胸肉に漬けだれをもみ込む
ボウルに鶏胸肉を入れ、漬けだれを和えてよくもみ込みます。漬けだれの材料は、水、酒、砂糖、塩、しょうが、にんにく。しょうがとにんにくは、市販のチューブタイプでも◎。
「漬けだれに水を加えることで、胸肉がたっぷり水分を吸い込み、しっとり仕上がります。しょうゆは入れないの?って言われますが、鶏胸肉の場合はあえていれない方がおいしい!」
鶏胸肉に漬けだれをよくもみ込んだら、乾かないよう表面に落としラップをして、冷蔵室で10分以上漬け込みましょう。ジッパー付きビニール袋などでもOKです。
(3)鶏胸肉に衣をつける。小麦粉と片栗粉の黄金率は「1:1」
ペーパーで鶏胸肉の表面の水気をしっかりおさえてから、衣を全面に薄くつけます。
「衣は小麦粉と片栗粉をブレンドして使います。比率は1:1がベスト。衣に余分な漬けだれがつくと、揚げた時に焦げてしまうので、粉をつける前に水気をしっかり拭き取っておいてください」
(4)180℃の油で、3分揚げる→3分休ませる→1分揚げる
「揚げ時間は“3:3:1”の法則がおいしさの秘密。3分揚げる→3分休ませる→1分揚げる。この時間をしっかり守れば、誰でも失敗なくおいしく仕上がります」
熱した油に水気を切った菜箸を入れ、すぐに細かい泡が立ったら適温の180℃。鶏胸肉を時々返しながら3分揚げ、網の上で3分休ませて、余熱でじっくり火を通してから、仕上げに1分揚げたら完成です。
(5)熱いうちにミックススパイスをまぶす
ボウルに粗挽き黒こしょう、うまみ調味料、粉山椒を混ぜ、熱々の唐揚げを入れて全体にまぶし、仕上げに塩で味を調えます。
「これは山椒がアクセントの和風ミックススパイス。粉山椒と粗挽き黒こしょうをしっかり利かせて、隠し味にうまみ調味料をプラス。うまみ調味料はお好みもあると思いますが、このレシピは加えた方が絶対おいしい!」
(6)できあがり!
鳥羽シェフの「#おうちでsio」企画
第2回では「おうち版!カルボナーラ」
第3回では「o/sioの生姜焼き」をご紹介する予定です。
お楽しみに。
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