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本当は迷惑です…!「されて困ったお節介」。やっかいな親切10の特徴

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善意が巡らないと、社会はギスギスするばかり。一方で、独りよがりな「あなたのために」は、「迷惑なお節介」として受け取られることもあります。

今回『kufura』編集部では、20~50代の242人の女性に「本人は親切だと思ってしてくれたけど実際には困ってしまった“お節介”」についての経験談を募りました。

少々やっかいな“お節介”には10の特徴がありました。皆さんの回答とともにお届けします。

1:相手の優越感が垣間見える

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「結婚のアドバイスをしてくる同級生。好きな人がいないと言っているのに、結婚自慢をしてくる人。のちに離婚したけど」(41歳・総務・人事)

「自分で何もできないと思われているのか“あれもこれも一緒にやってあげるよ”とことあるごとに付き合わなければならなかったこと。自分の好みではない方向に進んでしまった時の軌道修正がとても大変だった」(41歳・その他)

「会社の先輩が子育てについてアドバイスしてくる。今の学校教育や子供を取り囲む環境も違うのに、昔のやり方を押し付けてマウンティングする」(49歳・総務・人事)

自分の経験や属性に優越感を持っていることに無自覚だからこそ、この手のお節介は厄介です。本人は“いいこと”をして気持ちよくなっている節もあるから、されたほうは複雑な心境になるのかもしれません。

2:勝手にこちらの心境を決めつけて慰める・励ます

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「子どもがいないから妊活してると思われがちで“がんばって”などの声かけ。自分が出産した直後にマウント声掛けをしてくる」(40歳・パート・アルバイト

「気にしてないことを“あんた気にしてるでしょ”という決めつけで慰めてくる」(50歳・事務職)

「本音を引き出してすっきりさせてくれようとするおせっかい。具体的には“無理しないで言っていいんだよ。本当は悔しいよね。この状況で悔しくない人なんていないんだから”とすごい勢いで10分くらいやられました。こちらは全く悔しさを感じておらず、前向きな気持ちだったので本当に困りました」(46歳・主婦)

その人の経験の引き出しから、「自分だったらこう思うから、相手も同じように感じる“はずだ”」と決めつけたうえでコミュニケーションしてくるパターンです。お互いの感覚が違う場合は「勝手に同情されて、勝手に慰められた」という構図になります。「同情するなら、放っておいて!」と言いたくなりそう。

3:「あなたの代わりに言ってあげたよ」案件

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「自分が時期をみてやろうと思って色々考えている段階で“○○さんがこうしようと考えてくれてます”と周りに宣言してしまう人……こっちのタイミングも考えてほしい」(37歳・主婦)

「私が思っていた不満を上司に勝手に報告」(47歳・総務・人事)

「〇〇さんがこう言ってた、って教える系」(57歳・その他)

あなたが言えないでいるから、言って“あげた”というケースですね。いろいろ考えて黙っていたかもしれないのに……。1度でもこういうことをされたら、「この人には絶対に本音を言わないでおこう」と思ってしまいそう。

4:「これ、すごくおすすめ」を押し付ける

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「この化粧品使ったほうがいいとか、こっちが聞いてもないのにしつこく勧めてくるのがいや」(26歳・パート・アルバイト)

「色々な商品についてこれが良いと押し付けてくる友人」(52歳・主婦)

こうした回答は、化粧品、サプリメント、食品、携帯プランなど多岐にわたりました。肌質も体質も金銭感覚もそれぞれ違うからこそ「1度すすめたら、その後は追跡しない」のが大人のたしなみなのかもしれません。

5:「いらないもの」をくれる

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「食べないもののおすそ分け。傷んでるものをまだ食べられるからと、なんでくれるのか理解できない」(50歳・主婦)

「使い古した元の持ち主の歩行癖がついてるボロボロの運動靴。ほんとに迷惑。常識ないんじゃないかと怒りさえおぼえた。すぐに捨てましたが」(48歳・総務・人事)

いらないものをゴミ箱ゆきにするのは、もったいない。もったいないからこそ、誰かにあげて消費してもらったほうが捨てるときの罪悪感は軽減されるのでしょう。でも、ボロボロの靴、もらったらイヤですよね……。

6:「距離感」が「こちらの常識」を超えている

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「隣の住人が一日に何度も訪ねてきて物をくれたり。疲れた」(43歳・その他)

「隣のおばちゃんが外で遊んでいる娘にどんどんお菓子を与える。正直勝手に食べさせるのはやめてほしい」(35歳・専門職)

「近所のおじさんが庭の草取りをしてくれること。勝手に家の庭に入られるのが嫌です」(50歳・財務・経理)

心地の良い距離感は国、地域、個人ごとに異なります。たとえ親切心であっても“自分の常識”を超えた距離感で近づかれると、後ずさりしたくなることも……。

7:「あなたのために」と言いながら、違う思惑が透けて見える

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「義理の母が手伝いといって孫に毎日会いに来る」(45歳・主婦)

「職場の人が頼んでもないのに、好きそうだと思ってと勝手に商品を買ってきて、その分のお金を請求されたこと」(44歳・公務員・団体職員)

“親切”の名目でありながら、なんとなく透けて見える別の目的。にもかかわらず、恩着せがましくふるまわれたのなら、モヤモヤが募っていきそうです。

8:アドバイス過剰

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「両親、義両親のありがたくも迷惑なアドバイス。初孫だから、いろいろ言いたいんだなぁと思って聞き流すしかない」(48歳・主婦)

「干渉。自分で考えたいのにあれこれ指示やアドバイスされるとうっとうしい」(24歳・公務員・団体職員)

「洋服など、アドバイスがおせっかいすぎる。『暑くない?』『寒くない?』とか余計だと思う」(44歳・主婦)

相手に寄り添うよりも、“発言主”の「いろいろ言いたい」が全面に出てしまうと、言われたほうを疲弊させることがあります。「そのアドバイスに愛はあるんか?」と言いたくなりますね。

9:わかってるから言わないで…「ズバっと一言」

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「“肌荒れてるよ”と友人に言われたこと。悪気はないんだろうけど一番気にしているのは自分だし分かっているから」(24歳・その他)

「同僚に“前よりやせたからもっと食べたほうがいいよ。ふっくらしてるほうがよかったよ”と言われた。わかっています、わかっているんです。でも、胃弱であまり食べられないのです」(41歳・その他)

毎日鏡を見ている自分が一番わかっている、外見に関すること。気にしていることを指摘されたら、傷口に塩を塗られたような気持ちになってしまいそう。

10:プチギフトは「義理返し」が負担になることも

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「友達がちょっとした外出の度にお土産をくれること。忙しいので合う時間を作るのも大変だし、お返ししなければならないから」(47歳・その他)

「お土産やなにかちょっとしたものを頻繁にもらうこと。よっぽど親しい人じゃなければもらいっぱなしにはできないのであげようと思ってくれる気持ちはありがたいが正直負担だった」(39歳・公務員・団体職員)

この回答を読んでいたら、アメリカ人の文化人類学者が戦時中の書籍で「“義理”を返済せねばならない」という日本人独特の国民性を指摘していたことを思い出しました。あげたいから、あげる。もらったら、ただ喜ぶ。別にお返しはいらない。というように贈り物がシンプルになったら、人間関係がもう少しラクになるかもしれませんね。

 

以上、今回は“迷惑なお節介”についてお届けしました。

こんな内容を見たら、優しい人は「誰かに“何か”をしてあげて、迷惑と思われたらどうしよう」と思ってしまうかもしれません。でも、今回のアンケートでは34.3%の人が「困ってしまったお節介を受けた経験はない」と回答しています。

今回のアンケートからわかるのは、相手への想像力が欠如した“善意”は、相手の負担となったり、傷つけてしまうことがあるということ。

「見下さない・独りよがりにならない・自分の快感のためにやらない」を心がけつつ、今日も誰かと支え合って暮らしていきたいですね。

プロフィール

北川和子
北川和子

自治体HP、プレスリリース、コラム、広告制作などWEBを中心に幅広いジャンルで執筆中。『kufura』では夫婦・親子のアンケート記事やビジネスマナーの取材記事を担当している。3児の母で、子ども乗せ自転車の累計走行距離は約2万キロ。地域の末端から家族と社会について日々考察を重ねている。

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