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【嫁の気持ち】義母に「言いたいけど言えないでいること」…嫁205人の心の内をリサーチ

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昔から家庭のデリケートな問題ともいえる嫁姑関係。嫁の立場としては、夫の母親である姑と円満な関係を築いていきたいものですが、「お義母さん、さすがにそれは勘弁……」と困っている点もいろいろあるのではないでしょうか。

ただ、親といっても義理の関係である以上、そうした不満の類はなかなか伝え辛いですよね。『kufura』では、20代~50代の既婚女性205人を対象に、“夫のお母さんに面と向かって言いたいけど言えないでいること”をテーマにアンケート調査を実施しました。

子どもへの接し方について

「子どものわがままを大体、容認してしまうので、夫や私が少し厳しく躾けようとしてもまるで効果がない。孫を可愛がってくれるのはありがたいので、言いづらいです」(55歳/主婦)

「子どもに高額なおこづかいをあげること。くれるなら私に欲しい」(40歳/主婦)

「夫婦で“買わない・今は与えない”と決めたおもちゃをこっそり買い与えること。買えないのではなく今はまだ適当な年齢ではないなどの理由で買っていないのに、かわいそう、孫に好かれたいという自分の思いだけで買い与えるので困っている」(38歳/公務員)

今回のアンケートでまず多かったのは、孫へのデレデレぶりぶりに辟易するコメント。子どもの教育にも影響を及ぼすのでは……と懸念する声が寄せられました。ただ、おばあちゃんとしては、孫かわいさゆえの行動なので、面と向かっては「やめてください」と言い出しにくいですよね。

家の片付けについて

「夫が子どもの頃のおもちゃなど不用品がたくさん。最後は結局私たちが片付けないといけないので、少しずつでも片付けてほしいのですが、捨てられないようなので言い出しづらいです」(50歳/その他)

「義実家がゴミ屋敷状態で不衛生。子どもを近づけたくないので、片付けて欲しいが言いづらい」(34歳/主婦)

「お風呂場のカビがそのまま放置されていること。私が潔癖症だからこそ気になることなのかもしれないが、いつもお風呂を借りるたび蓋のパッキンにあるカビに触れるのを不快に感じる事がある。細かい事は気にしない性格だし、人それぞれ価値観が違うものだから言いにくいです」(32歳/主婦)

高齢になると家の中にものをためこみがちというのもよく聞く話。一応は、他人の生活領域なので、勝手に片付けるわけにもいきませんが、さすがにゴミ屋敷状態になると頭が痛くなりますよね。

贈り物について

「賞味期限の切れた食べ物をいつまでも冷蔵庫にいれておくのはやめてほしい。時々こちらにもすすめてきて、やんわりと断るのが大変」(57歳/主婦)

「お中元にハムの詰め合わせやサラダ油を送ってくれるが、添加物たっぷりのハムなどは避けているからあんなに沢山困る。油もオリーブオイルを使うので困る」(39歳/主婦)

「私の洋服を買ってくれるのをやめて欲しいです。正直言って趣味が合わないのに、着ないといけないので負担です」(50歳/総務・人事・事務)

いろいろ贈り物してくれるのが正直ありがた迷惑だという声も。消費せずにそのまま捨てるにしても手間はかかるし、何となく気が咎めるし……。これも相手は好意でやっていることだけに、厄介な問題です。

コミュニケーションについて

「思ったことを何でも口に出してしまう人なので、かなり失礼なことを色々と言われているが、本人は悪気がないのでたちが悪い」(47歳/パート・アルバイト)

「何でも人のせいにして愚痴ること。自分だけが一番正しいわけではないよと伝えたい」(50歳/主婦)

「同じ話を何回もするので、それ前にも聞きましたよ、となかなか言えない。義母はとても心優しくて好きなのであまり文句は言いたくない」(48歳/主婦)

「話が長い。お喋り好きで楽しい義母ですが、要点になかなか行きつかず急いでいるときに困ります」(37歳/その他)

コミュニケーションに関する悩みとしては、上記以外に“上から目線の物言い”、“人の話を聞かない”、“口が悪い”などが挙げられました。大人の付き合いとして、少々気になる点があっても、受け流すスキルも必要ですが、接触する機会が多いと結構しんどいものがあります。

料理について

「義母の作る料理は、味付けがとても塩辛い。やっぱり、今までその味付けできたんだろうし、夫も義父も馴染みのある味付けなので、嫁としてはハッキリと“しょっぱい”とは言えません」(53歳/主婦)

「顔を出すとお母さんが手料理でもてなしてくれる。出汁なども昆布等で取った本格的な物だが一味足りない。正直、出汁の素で作った方が美味しく感じられるが言えない」(47歳/総務・人事・事務)

「お寿司の出前で、マグロ尽くしを頼むのは勘弁してほしい。マグロが苦手な事を言いそびれてしまったので、後悔しています」(41歳/主婦)

夫にとって“おふくろの味”だとしても、妻にとっては食卓が苦痛になってしまうこともあるようです。味の好みは人それぞれで、何が正解というわけでもありませんが、あまりにも味覚がかけ離れていると、夫の実家を訪れるのが憂鬱になってしまいそう……。

距離感が近すぎることについて

「用もないのに電話をしてくること。私は電話が嫌いなんです」(49歳/主婦)

「近くに来たからと突然家に来ること。色々持ってきてくれるし助かる事もあるのですが、私も仕事をしているのでちょっと面倒」(56歳/総務・人事・事務)

「突然呼びつけないで。こちらにも予定があるのです」(52歳/営業・販売)

頻繁な電話攻勢やアポなし訪問など、お義母さんが親密すぎてうんざりしている人も。後述のように、逆に、よそよそしすぎて悩む声もあり、義実家との快適な距離感をキープするのは難しいみたいです。

過干渉なことについて

「ご飯のおかずについて、味が濃いとかやたらとうるさいです」(54歳/主婦)

「核家族で、それぞれ家庭生活での考え方や生き方があるので、義母の理想の生活の仕方を押し付けないでいただきたい」(51歳/その他)

「自分たちの生活全般干渉してくるのをやめてほしい。本人は干渉してないと思っているので困る。親切とお節介がごちゃまぜになっている」(41歳/主婦)

昔から嫁姑問題で頻出するパターンのひとつ“過干渉”。ライフスタイルや価値観など、時代の流れに応じて変化するものなのに、「絶対に自分が正しい」と譲らない義母を持つと、ただ聞いているふりをするでもストレスがたまりますよね。

距離感が遠すぎることについて

「私に内緒で夫との金銭話やスケジュールのやりとりをしないでほしい」(36歳/主婦)

「夫一人の帰省はウェルカムなのに、自分が一緒だとコロナ禍だからと断らないで」(52歳/主婦)

「LINEで文章を送るときだけ何故か敬語になるのをやめて欲しい。距離を感じる」(46歳/主婦)

数として多くはありませんでしたが、義母からよそよそしくされてモヤモヤしている人もいました。もちろん、距離が近すぎるのも面倒ですが、のけもの扱いされたり、全くの他人行儀な接し方をされたりすると、さすがに気分のいいものではありません。

その他、こんな意見も…

「私の名前、最初の1年間違ってました……」(43歳/広報・広告・デザイン)

「免許返納してほしい」(53歳/主婦)

「お菓子を食べ過ぎなこと。ますます太ってしまいそうなため」(39歳/主婦)

「推しのタレントを私もファンになるようにプッシュしてくる」(41歳/その他)

「髪のカットが下手くそな美容室に行っている。暫くぶりに会うとカツラみたいで変。美容室変えた方がいいと伝えたい」(50歳/主婦)

かなり深刻な問題から、傍から見ればささいに思えることまで、義母に対する不満の種は実にさまざま。みなさんはいかがでしょうか?

実は意外と多かった意見とは?

「言えないことはない。とても仲良しで不満もない」(35歳/自営業)

「最高の義母すぎて本当に思い浮かびません」(26歳/総務・人事・事務)

「めったに会わないですが、いつも気にかけてくれていてありがとうと言いたいです」(41歳/パート・アルバイト)

実は今回のアンケート調査で意外と多かったのが、「姑に言いたいけど言えないことは特にない」との声。その理由として、そもそも疎遠だからという点も挙げられましたが、上記のように義母への感謝や愛情に満ちたほっこりするコメントも数多く寄せられています。

 

以上、“夫のお母さんに面と向かって言いたいけど言えないでいること”をお届けしました。みなさんと同じような意見もあったでしょうか?

次回は「息子のお嫁さんに言いたいけど言えないでいること」の調査をお送りします。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

プロフィール

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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