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【夫に聞いた】「妻が怖い」と感じている夫が5割!不機嫌な妻のトリセツも

結婚前や新婚の頃は妻はとても優しくて、こんなに穏やかな人と結婚してよかった……と思っていても、時が経つと少しずつ関係性が変わり、「妻が怖い」と感じるようになることもあるかもしれません。

今回『kufura』 では、結婚している20〜50代の男性117人に、「妻が怖いと思う理由」や、「妻が不機嫌な時の対処法」をアンケート調査しました。どんな結果になったのでしょうか?

夫に聞いた「妻が怖い」と思うことはありますか?

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まずは、夫に「妻が怖いと感じているかどうか」を聞いたところ、

「妻が怖い」とよく感じている…20人(17.1%

「妻が怖い」とときどき感じている…38人(32.5%

「妻が怖い」と感じたことがない…59人(50.4%)

となり、「妻が怖い」と感じている人は約半数でした。どのように怖いと感じているのか具体的にみていきましょう。

夫が感じる「妻が怖いと思う理由」とは?

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1.とにかく機嫌が悪い

「よくわからないが、不機嫌であることが極めて多い」(52歳/その他)

「何で不機嫌かわからない時」(28歳/その他)

「機嫌が悪い時はとことん悪いから」(30歳/企画・マーケティング)

「感情的にガミガミ言ってくる」(47歳/その他)

夫にとって不機嫌な妻は怖い存在のようです。不機嫌=何を考えているかわからないとなれば、どうして怒っているのかがわからないまま雰囲気だけが悪くなることもあるでしょう。また、怒りの感情が突如、夫に向かうこともありそうですね。いずれにしても、不機嫌モードになっている妻の怒りは周りにも伝わっているようです。

2.イライラがひどい

「当たりが強くて嫌」(45歳/公務員)

「小さいことですぐにヒステリーを起こす」(51歳/コンピューター関連技術職)

「子どもがいうことを聞かなくなり、イラついていることが多くなった」(47歳/その他)

たとえ言葉に出さなくても、イライラした態度がもう怒っているので怖いと思うという意見も。特に、子どもがまだ小さかったり時間に余裕がない時には、どうしてもそうなってしまうこともあるのかもしれません。

3.いい方や言葉がきつい

「言い方が強いと感じる時があるから」(31歳/総務・人事・事務)

「大きな声で言われる時」(48歳/その他)

「頭の回転がいいので、こちらが何を言っても反論される」(53歳/その他)

「とりあえず嫌味を言い続ける」(43歳/総務・人事・事務)

ちょっとしたことでも言葉が強かったり、嫌味ったらしかったり、そんないい方しなくても……と思うこともあるようです。イライラが言葉に表れるとどうしても語気が強くなるのかもしれませんね。

4.静かな態度が逆に……怖い

「口を聞かない時」(46歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「いつも睨まれるから」(51歳/営業・販売)

「急に黙り込んでしまうと隠し事がバレたようで怖い」(58歳/その他)

言葉を発せずに目で何かを訴える、軽くシカトする、イラっとしている空気を静かに発するなど様々な方法で圧をかけられるという声も。もう雰囲気が怖いということでしょうね。

その他:我が家の妻が怖いと感じる理由

「いつも笑顔なので怖さは感じてないが逆にそれが怖いのかも??」(55歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「蹴ってくる。指から静電気を出す」(49歳/デザイン関係)

「所詮、他人だと感じたことがあるから」(49歳/その他)

「寝ている間に刺されないか気になる」(47歳/営業・販売)

夫婦の数だけいろいろな関係性があるようですね。笑顔が怖いというのは、もしかしたら相当根が深いのかもしれません……。

「妻が怖いと思わない」夫の理由とは?

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それでは、残り半分の「妻が怖いと感じていない」夫は、なぜそう考えているのでしょうか?

1.妻の性格が穏やか

「穏やかなので、一切感情的にならない」(52歳/その他)

「いつも優しくしてくれるから」(58歳/その他)

「笑顔が素敵でいつも穏やかなため」(49歳/その他)

穏やかな性格で、感情的になることが少ないからという意見が多く見られました。元々の気質もあるでしょうし、本人の努力によるところもあるかもしれませんね。

2.コミュニケーションが取れている

「よく話をしてお互いの気持ちを吐露しているから」(39歳/その他)

「コミュニケーションを密に取っているため事前に対処できる」(44歳/金融関係)

「行動と会話で、その日の状態がある程度わかり対応しやすいので、怖いと感じることはありません」(58歳/その他)

コミュニケーションを取ることで、「怖い」と感じる前の段階で対処しているという意見も多く見られました。

3.気にしていない

「怒られ馴れているから」(33歳/その他)

「特段気にしたことがない」(47歳/公務員)

「表面的な言動は気にしないことにしているから」(54歳/企画・マーケティング)

「気にしていない」という意見も多くありました。気になるような妻の言動がないケース、あえて気にしないようにしているケースの両方があるようです。

次に、「妻が怖い」と思った時にしている対応を聞きました。

夫が実践!「不機嫌な妻への対処法」トリセツは?

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1.とにかく嵐が過ぎ去るのを待つ

「基本的に無視してやり過ごす」(43歳/総務・人事・事務)

「何もしない。空気の様に過ごす」(52歳/営業・販売)

「なるべく地雷を踏まないように会話を避けている」(51歳/総務・人事・事務)

「こちらも見ると気分が良くないので、なるべく関わらず、視界にすら入らないようにしている」(52歳/その他)

「機嫌が直るときをじっと待つ」(46歳/営業・販売)

腫れ物には触れないというスタンスでしょうか。とにかく触れずにそっとしておく、無になっているという方が多くいました。不機嫌な理由を聞いた瞬間に地雷を踏みそうで怖いのかもしれませんね。

2.ひたすら謝る

「とりあえず謝る」(49歳/その他)

「間違っていなくても折れる」(49歳/その他)

たとえ自分に非がなくても謝って済むなら……というスタンスの方も。自分が謝ることで家の中が平和になるならいくらでも……という優しさが事を大きくしないポイントなのかもしれません。

3.家事・育児を手伝う

「家事などをできる限り自分でする」(28歳/その他)

「家事に積極的に協力する」(51歳/営業・販売)

人が不機嫌になる時は、余裕がない時なのかもしれません。やってもやっても終わらない家事や育児を夫が手伝うことで少し解決に向かう……という方も。本来なら怒っていなくても積極的に参加してほしいところですよね。

その他:あの手この手で解決

「あえて受ける。それで落ち着く」(49歳/デザイン関係)

「喜ぶことをいう」(45歳/その他)

「不機嫌な時はラインで伝えるようにしている」(47歳/研究・開発)

夫婦の数だけいろいろな解決方法があるようですね。いろいろ試してこれがベストだと思ったその家族ごとに“妻のトリセツ”のようなものがあるのかもしれません。

 

いかがでしたか? 妻が不機嫌な理由や、機嫌を直す方法はさまざまでしたが、笑顔で明るくいてくれた方が家の中がいい雰囲気になることは間違いないようです。そのためには夫の協力も多大に必要ですね。次回は妻側に聞いた、「夫に怖がられているかどうか」の調査をお届けします。妻はどう感じているのか、夫と妻の考えにどのような違いがあるのか、あわせて見てみてくださいね。

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

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