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「ラブラブ夫婦」を自認する既婚者は5割!夫婦仲を円満にする秘訣も

他人同士が縁あって一緒になる「結婚」。新婚当初はとにかくラブラブで毎日ベッタリだったという方も、生活をしていく月日の中で何か変化があるのでしょうか?

今回『kufura』では、20〜50代の既婚男女240人に、現在でも「ラブラブ夫婦」だと思うかどうかを聞いてみました。みなさんのラブラブ度合いはいかに……? また仲良しの秘訣も教えてもらいました!

夫婦関係は「ラブラブ夫婦」だと思いますか?

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まずはズバリ、自分たちはラブラブ夫婦だと思うかどうかを聞きました。

「ラブラブ夫婦」だととても思う…52人(21.7%

「ラブラブ夫婦」だと少し思う…75人(31.3%

「ラブラブ夫婦」だと思わない…113人(47.1%

ラブラブ夫婦だと「とても思う」または「少し思う」と答えた人と、「思わない」と回答した人で半々に割れる結果になりました。

では、どのようにラブラブなのか、またはそうではないのかを詳しく見ていきましょう。

ラブラブ夫婦だと「とても思う」「少し思う」その理由は?

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コミュニケーションがよく取れていている

「普段からよく話し合う。相手のことを思い合うようにしています」(55歳/男性/総務・人事・事務/結婚17年目)

「お互いにその日の出来事を共有したいという考えがあり、話が尽きない」(31歳/女性/主婦/結婚5年目)

「とりあえず毎日会話が弾むので仲がいいと思います」(55歳/男性/その他/結婚28年目)

「一緒に手をつないで歩いています」(53歳/男性/その他/結婚8年目)

「スキンシップが毎日あるから」(42歳/女性/主婦/結婚22年目)

「会話は欠かさないし、スキンシップも年齢の割には多い」(46歳/男性/その他/結婚27年目)

普段からよく話し合ったり、スキンシップも欠かさないという方が多くいました。お互いの距離感がうまく取れていることがラブラブ度合いが高くなっていく理由の一つのようです。

一緒に出かける、2人の時間が過ごせている

「いつも同じ部屋で過ごし、週末は必ず一緒に出かけるから」(44歳/女性/その他/結婚8年目)

「休日などに2人で出かけることも多いのでそれなりに仲は良いと思っている」(51歳/女性/デザイン関係/結婚20年目)

「お互いサポートしあい、休日は2人で出かけるから」(52歳/男性/公務員/結婚25年目)

「ペアルックを平気で着ている」(40歳/男性/その他/結婚5年目)

「平日の休みが一緒になれば買い物やランチに行くし、ハグは帰宅したらぜったいしている」(36歳/女性/総務・人事・事務/結婚14年目)

一緒にお出かけをして同じ時を過ごしたり、適度にスキンシップを取るという方も。忙しい日々の中でも時間を共有することがラブラブを維持することに一役買っているようです。

関係性に変化がありつつも仲良しをキープ

「お互い協力して生活してくれていると思うから」(53歳/女性/主婦/結婚25年目)

「昔のようにラブラブとは思わないが年相応の仲良しではないかなと思う」(43歳/女性/主婦/結婚19年目)

「子どもが独立し、あまりケンカもしなくなったから」(53歳/女性/主婦/結婚30年目)

新婚の時のように見た目にラブラブではなくても、お互いを尊重しあって仲良く暮らせているとの声も。変化を受け入れながらも広い意味でのラブラブは継続できるということですね。

その他に、こんな意見も

「恋人時代となにひとつ変わりがないので」(48歳/女性/主婦/結婚24年目)

「全てを言葉にしなくても何を求めているか感じ取れるから」(53歳/女性/主婦/結婚15年目)

「子育てが終わったら2人で生きていかなくちゃいけない。ラブラブの方が楽しい」(58歳/女性/その他/結婚36年目)

その他、ずっとラブラブと思っている人や、いるだけで愛情を感じていること、また子どもが巣立った後のことを考えているという人も。変化がある中でもいい関係が継続できているということですね!

ラブラブを「長続きさせる秘訣」は?

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次に、自分たちが「ラブラブ夫婦」だと思う人たちにその秘訣を聞きました。

相手の話を聞く、会話をする

「ちゃんと話し合うこと。喧嘩をいつまでもずるずるしない」(45歳/男性/その他/結婚9年目)

「話やコミュニケーションは欠かさないこと。相手のことを心から尊重すること」(46歳/男性/その他/結婚27年目)

「思いやりと信用することです。普通にいることが当たり前ではなく、感謝です!」(41歳/女性/主婦/結婚6年目)

「ありがとう、と、ごめんなさいをちゃんと伝えること。体調なども正直に伝える」(40歳/女性/主婦/結婚5年目)

「ちゃんと自分の意見をもって話をすること、もやもやしたことははっきりと口に出すこと」(42歳/女性/主婦/結婚16年目)

やはりコミュニケーションをしっかり取ることが秘訣という声が多く集まりました。自分の言葉で話すこと、相手の話を聞くこと、これが元は他人同士の夫婦関係を長続きさせるコツの一つなのかもしれませんね。

思いやりを持ち感謝する

「いつでもお互いを尊重し合う気持ちを忘れない」(57歳/女性/総務・人事・事務/結婚23年目)

「常に気にかけること。関心を持つこと」(49歳/女性/主婦/結婚22年目)

「感謝の気持ちを忘れず、毎日惚れ直す」(31歳/女性/主婦/結婚5年目)

「感謝を忘れない。嫌なことも嬉しいこともちゃんと伝える」(30歳/女性/その他/結婚4年目)

相手に対していつも思いやりを持ち、感謝することが大切だという方も多くいました。

お互いの自由な時間を大切にする

「相手のやることを否定しない。自由を奪わない。互いにそれを大事にしている。一人の時間はそれぞれに大事だと思うので」(44歳/女性/主婦/結婚14年目)

「お互いの自由意志を尊重すること」(59歳/男性/デザイン関係/結婚31年目)

「お互い、干渉し過ぎないようにしています」(55歳/女性/主婦/結婚27年目)

それぞれの時間や世界を尊重して大切にしているという方も。個々を尊重することで、いい距離感を保てているようですね。

その他、気をつけていること

「記念日にはプレゼントを渡す」(51歳/男性/営業・販売/結婚31年目)

「お互いがお互いの一番の味方でいる」(47歳/女性/主婦/結婚24年目)

「お互い欠点に目を向けるのではなく、長所をみるようにする」(53歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職/結婚24年目)

それぞれにいい距離感を保つよう努力を怠らない、ちょっとした気遣いをする、お互いを尊敬し合うということも大切ですね。

「ラブラブ夫婦」ではない理由

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今度は逆に、「ラブラブ夫婦ではない」という方々が考える理由を見ていきましょう。

子どもが産まれて関係性に変化が

「子どもや家事仕事で手一杯」(28歳/女性/営業・販売/結婚4年目)

「子どもが生まれてからずっと戦友です」(48歳/女性/コンピュータ関連技術職/結婚17年目)

「子どもができれば子ども中心なので、ラブラブの感覚はない」(47歳/女性/総務・人事・事務/結婚10年目)

「子どもが産まれてからは、それぞれ親としての役割に専念している」(47歳/男性/公務員/結婚11年目)

子どもが生まれると、これまでの夫婦だけの関係性を保つのが難しいとの声が続出でした。待ったなしの子育てや日々の家事に追われてラブラブどころではないというのが本音なのかもしれません。夫と妻から親という立場になり、夫婦の関係性も変化しているようです。

重ねた月日に伴う変化

「家族としては仲はよいが、夫婦しては冷めている」(38歳/女性/主婦/結婚11年目)

「結婚生活も長くなってきたので、ラブラブ夫婦という感覚はない」(57歳/男性/研究・開発/結婚30年目)

「結婚生活も30年を過ぎればそんなことは思わなくなる」(58歳/男性/その他/結婚33年目)

「お互いに高齢になってきたのでラブラブ夫婦というよりは、いて当たり前の家族という感じです」(56歳/男性/営業・販売/結婚33年目)

「家族という感じ。家の問題を協力して解決する間柄でラブラブ夫婦の時代は終わっている」(58歳/女性/主婦/結婚28年目)

ラブラブだった夫婦から、一緒に過ごす年月を重ねるうえで関係性に変化を感じているという方も。長ければ長いほど“夫婦”より“家族”としての認識が強くなっているようです。

いろいろあって、今の関係性に

「いいたい事をいい合ってるのでラブラブとかという『お花畑』の感覚ではない」(47歳/男性/その他/結婚11年目)

「運命共同体だから」(57歳/女性/主婦/結婚16年目)

13年セックスレスだから」(51歳/男性/デザイン関係/結婚17年目)

「ラブラブというよりは、一番仲のいい友達が旦那という感じ」(46歳/女性/総務・人事・事務/結婚16年目)

「今は愛情より同情で生活している」(51歳/女性/主婦/結婚29年目)

「安定した大人の関係を保っている」(46歳/男性/営業・販売/結婚19年目)

いろいろな理由からラブラブではなくなったという声もありました。夫婦の数だけそれぞれの関係性があるということなのかもしれませんね。

 

いかがでしたか? 縁あって結婚した夫婦。毎日の暮らしの中で関係性が変わってきても、お互いに居心地の良い関係性があれば、それは広い意味でラブラブといえるのかもしれません。ストレスのない、良い関係を保っていきたいですね!

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

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