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周囲から「夫婦仲がよい」と思われるカップルの10の特徴!自認する既婚男女370人に調査

日本では3組に1組が離婚するなどといわれますが、みなさんの家庭は夫婦円満でしょうか? そう単刀直入に尋ねられても自信をもって「YES」と答えられず、「別に険悪なわけじゃないけど……正直どうなんだろう?」と迷う人が多いかもしれませんね。

今回は、自他ともに「夫婦仲がよい」と認める既婚男女370人を対象に、なぜ周囲からそう思われるのかについてアンケート調査を実施しました。夫婦仲がよいカップルの特徴10種をご紹介します。

1:よく一緒に外出する

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「週末の買い物はいつも二人で行くから」(52歳男性/その他)

「夫婦でよく散歩したり、一緒にハイキングに出かけたりしています」(54歳女性/主婦)

「子どもが幼稚園に行っている間に、二人でランチに出かけることが多く、目撃されることもあるからかも」(37歳女性/パート・アルバイト)

今回のアンケートで圧倒的に多かったのは、「夫婦でよく一緒に外出する」とのコメント。たしかに、険悪な仲であれば、家の中で顔を突き合わせているだけでも苦痛なもの。わざわざ外出するときも一緒というのは、夫婦円満のサインといえるかもしれません。

2:夫婦で会話が弾む

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「何ともないこと、くだらないことでもよく話しているから」(31歳女性/主婦)

「子ども以外の会話をしているところが“仲いいね”って言われる」(48歳女性/主婦)

コミュニケーションは人間関係の土台となるもの。冷え切った関係だとほとんど口をきかなかったり、あるいは、話すとしても事務的なことばかりだったり……。逆に、何気ない雑談で盛り上がれるのは、夫婦仲がよい証拠です。

3:共通の趣味がある

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「旅行という共通の趣味があり、定期的に行っているから」(47歳女性/その他)

「主人は芝生の手入れ、私はガーデニングが趣味。いつも一緒に庭にいるから」(34歳女性/その他)

「仲良くジムに行っているから」(30歳女性/公務員・団体職員)

前述の“よく一緒に外出する”や“夫婦で会話が弾む”とも関連しますが、共通の趣味があるかどうかは、夫婦仲を左右する要素のひとつ。もちろん、全く趣味が合わなくても仲良しの夫婦もいますが、共通の趣味があるほうが一緒に出かける機会や会話のネタが増えて、夫婦関係の潤滑油になってくれそうです。

4:スキンシップを積極的にとる

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「いつも仕事帰りで駅に待ち合わせして手つないで帰ります」(51歳女性/主婦)

「手を繋いで歩いたり、名前で呼び合ったりしているところがそう思われる理由だと思います」(36歳女性/主婦)

「子どもたちといるときも、手をつないだりしている。仲良いと思われたいとかではなく、好きだからスキンシップは多い」(39歳女性/主婦)

コメントを読んでいて、筆者はふと昔懐かし食器用洗剤のCMで、老夫婦が仲睦まじく手を繋ぐシーンを思い出しました(筆者と同年代であれば知っているはず!?)。人からどう思われるかではなく、単純に好きだからスキンシップをとる。何だか素敵な関係ですね。

5:パートナーへの愛情を公言できる

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「私が主人をベタ褒めしているから。結婚して7年ですが、今でもリスペクトしています。それを堂々と周りに言えるというのは、幸せなこと」(38歳女性/主婦)

「他人に対して平気で惚気たり、可愛い好きだと口にしたりするので」(47歳男性/公務員・団体職員)

「大好きだと公言しているし、お互いがお互いを好きであることが周りから見ても明らかだと思う」(42歳男性/営業・販売)

シャイな日本人には、なかなかハードルが高そうですが、ここまでできるのは正真正銘のおしどりカップルですね。

6:笑いが絶えない

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「年を重ねてもお互い笑顔が絶えない関係性だから、まわりには夫婦仲が良いと思われている」(52歳男性/自営業)

「夫婦漫才を見てるようと言われる」(50歳女性/主婦)

「子どもがお友達に我々の話を面白おかしくしているようで、そのイメージがあるからだと思う」(54歳女性/主婦)

みなさんは結婚してから笑顔が増えましたか、それとも減ったでしょうか? 笑顔は幸福のバロメーター。夫婦仲がよいと自然と笑顔があふれ、まわりもホッコリした気分にさせられそうです。

7:なぜか感覚が合う

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「人前で言葉が重なる。“美味しい”とか、シンクロが多いので、現場にいた人によく“息ピッタリですね!”と言われます」(48歳女性/主婦)

「ふたりとも趣味がなくいつも家にいるが、お互い質素な生活が好きだから、無駄遣いもしないので仲良し」(58歳男性/営業・販売)

一緒に生活していくうえで、ものの感じ方、反応の仕方が一致しているほうが何かとスムーズで争いも起きにくいもの。仲良し夫婦ってなぜか雰囲気も似た者同士が多いと感じるのは筆者だけでしょうか(もちろん、ギャップのあるおしどり夫婦もいないわけではないですが)。

8:連絡を適度に取り合っている

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「妻に毎日帰るコールをしているから。コミュニケーションをしっかりとるのは大切」(57歳男性/総務・人事・事務)

「単身赴任中ですが、ほぼ毎日LINEで話しているから」(49歳主婦/主婦)

付き合って間もない頃は、連絡がマメだったのに、親密になるにつれて頻度が減るというのはありがちなパターンですが、「言わなくてもわかる」という一種の甘えかもしれません。もちろん、夫婦でがんじがらめになる必要はないですが、離れているときに適度に連絡を取り合うのは夫婦円満の秘訣といえそうです。

9:互いに協力し合う関係にある

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「なんだかんだで離婚せずにお互い尊重し合って夫婦で子育てしながら頑張っているから」(36歳女性/パート・アルバイト)

「妻だから家事をしないといけない、夫だから子どもの世話にはあまり関わらないといったことはなく、できる方ができるときにしている。周囲から“理解のある旦那サン”といわれるが、私たちはそれが普通でお互い役割を押しつけるようなことはしない」(42歳女性/その他)

夫婦はよく“チーム”に例えられます。結婚生活を送る中で、いろいろ問題が起こったり、夫婦で意見が合わなかったりすることはあるでしょう。それでも、家庭を築くという共通目的に向かって日々一生懸命。それこそが仲良し夫婦に欠かせない要素かもしれません。

10:めったに喧嘩しない

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「喧嘩も少なく何でも話し合えているから」(29歳女性/専門職)

「喧嘩はしないで、いつも夫婦ともニコニコしているから」(59歳男性/その他)

「思いっきり喧嘩もしますが、寝たら忘れる」(48歳女性/主婦)

筆者にとって軽く衝撃的だったのですが、今回のアンケートでは「喧嘩しない」との声が少なからずありました。夫婦間で全く不満が出ない!?……なんてファンタジーな世界があるわけはなく、どうやらコミュニケーションのとり方にカギがあるようです。そのへんは次回の記事でご紹介します。

 

以上、夫婦仲がよいカップルの特徴10種をご紹介しました。もちろん、特徴はこれだけに限りませんし、また、当てはまらなくても円満な関係を築いているカップルもたくさんいると思いますが、夫婦関係を振り返るきっかけにしてみては?

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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