第5位:もっと勉強しておけばよかった・・・9票(9.4%)
null「英語の勉強や海外留学」(35歳/その他)
「資格の勉強。結婚して家庭を持つと時間がとれない」(48歳/営業・販売)
既婚男性が“独身時代にやっておけばよかったこと”の第5位は、勉強。筆者知人にも、妻子持ちで難関資格に挑戦している男性がいますが、通勤電車くらいしか勉強の時間がとれないのが悩みのようです。時間に余裕のある学生時代にはあんなに勉強するのが嫌だったのに……。タイミングがうまく合わないものですよね。
第4位:もっと遊んでおけばよかった・・・11票(11.5%)
null「友達ともっと交流を深めておけばよかった。今では友達がいなくなってしまったため」(44歳/総務・人事・事務)
「ライブやコンサートなど、1人で自由に行動できる楽しみをしておけば良かった」(47歳/管理職)
結婚することを“身を固める”ともいいますが、男女を問わず、家庭を持つと羽目を外した行動がとりにくくなり、周囲からの誘いも減る傾向にありますよね。もちろん、結婚生活にはそれならではの良さがありますが、ときには家族から離れて息抜きしたくなったり、独身時代の刺激的な生活が恋しくなったりする男性もいるのではないでしょうか。
第3位:もっと貯金しておけばよかった・・・13票(13.5%)
null「貯金。今と同じ感覚で貯金していたら相当な金額を貯めれたので、それをやっておけば良かったと思う」(45歳/営業・販売)
「頻繁に車買い替えなければよかった。安い家が買えたかも」(45歳/契約社員・派遣社員)
「投資にもっとお金を振り向けておけばよかった。結婚してからは自由に資金を移動させられないため」(41歳/総務・人事・事務)
既婚女性を対象にした同種のアンケートでも奇しくも第3位だったのが「もっと貯金しておけばよかった」。結婚前には自分のためだけにお金が使えたけれど、結婚してましてや子どもが生まれると、思った以上に出費がかさみ貯金通帳を眺めてはため息。独身時代からもう少し計画的に資産を形成しておけば……というのは男女共通の後悔のようです。
第2位:もっといろんな恋愛を楽しんでおけばよかった・・・22票(22.9%)
null「街中で女の子に声をかけること」(31歳/研究・開発)
「もっといろんな子と付き合っておくべきだった。今だと浮気になるから」(40歳/その他)
なんと「妻以外の女性ともっと恋愛したかった」が第2位! なお、既婚女性を対象とした同種のアンケートでは、「夫以外の男性との恋愛」は第4位で8.9%という結果でした。この数値だけを見ると、男性のほうが恋愛に関する思い残しが強いといえますが、あくまで“たら・れば”の話で、現実世界においては分別ある紳士であってほしいものですね。
第1位:もっと旅行しておけばよかった・・・29票(30.2%)
null「日本一周、自由気ままにできるので」(43歳/その他)
「離島の旅行をしておくべきだった。費用も時間も余裕があるうちにマイナーな観光地へ行っておくべきだったと思う」(46歳/その他)
「海外旅行ですね。子どもがいると子どもに合わせないといけなくなるので、独身で自由がきくうちにたくさん行けばよかったと思う。せめてヨーロッパとアメリカだけでも」(44歳/研究・開発)
既婚男性が“独身時代にやっておけばよかったこと”の第1位は旅行でした。ちなみに、既婚女性編のアンケートでも旅行がトップ。さらに、『kufura』が20〜40代のお子さんを持つパパとママ134人を対象に実施した“子どもの手が離れたら夫婦2人でやりたいこと”というアンケートにおいても、やはり旅行がダントツでした。
自由の象徴ともいえる旅行は、育児真っ最中にはままなりませんが、ある程度、落ち着いた頃の夫婦の楽しみとしてとっておいてはいかがでしょうか?
その他、こんなことをしておけば…
null「フリーターを楽しみたかった」(40歳/その他)
「もっとたくさん引っ越しをしていろいろな部屋に住みたかった」(43歳/営業・販売)
「もっとクイズの大会に出て、もっと勝っておけばと思う」(49歳/総務・人事・事務)
「海外生活をしたかった」(45歳/総務・人事・事務)
「独身時代には結構遊びまくったので、悔いはない」(49歳/研究・開発)
以上、“独身時代にやっておけばよかったこと”の既婚男性編をご紹介しました。みなさんの夫も口には出さないけれど、密かにこんな願望や後悔を抱いているかもしれませんよ!?
次回は既婚女性に聞いた“独身時代にやっておけばよかったこと”をお届けします。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。