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「老後の夫婦像」どう考えてる?介護や離婚…500人の男女に聞きました

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永遠の愛を誓い合って結婚した夫婦が、長い年月を経てたどり着く老後。皆さんは、いつかやってくる老後の生活をどのように想像していますか?

今回『kufura』では「現在想像している老後の夫婦像」について、男女500人に聞いてみることに。夫婦の面倒はどうするのか、どう暮らしていくか、離婚問題などについて聞いてみました。今思い描いている老後の夫婦のそれぞれの姿をご覧ください。

「老後はこう暮らしたい」それぞれの理想を集めました

「相手を尊敬、尊重、感謝」の気持ちを持って暮らしたい

「いたわりと感謝の気持ちを維持して、お互いの心が安定して過ごせるよう気づかいのある関係性を保っていると思う」(59歳/男性/公務員)

「じいさんばあさん呼び合って平穏に暮らす」(48歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「お互い元気に楽しく暮らせられる関係」(31歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「健康寿命を延ばして穏やかに暮らしたい」(37歳/女性/主婦)

「お互いに協力し合って健康増進のコミュニケーション、現在では、2人で徒歩での休日の買い物の継続、2人で意識的に声掛けあっての室内運動増進」(55歳/女性/営業・販売)

お互いに健康に気をつけながら、穏やかに、感謝の気持ちを忘れずに暮らすという意見がたくさんありました。人生の荒波を一緒に乗り越えてたどり着いた老後の暮らしは、2人で協力しあう力によって、穏やかな時間そのものになるのではないでしょうか。

男と女の枠を超え…「友達のような関係」が理想

夫婦関係も長くなることで、愛情から友情のような関係になるのでしょうか。「友達感覚で」という意見も。

「お茶飲み友達」(30歳/女性/総務・人事・事務)

「縁側でお茶したい」(49歳/女性/営業・販売)

いろんなことが一段落してゆっくりと時間のできる老後には、一番気心が知れたパートナーと、お茶を飲みながらゆっくり話をしたいと思うのかもしれません。こうした時間は、一緒に年を重ねてきたからこそ生まれるのでしょう。

老後の楽しみといえば「やっぱり夫婦で旅!」旅派も多数

「旅行に行きたい」(32歳/女性/その他)

「今でももうやっているが、海外、特にヨーロッパ旅行をすること」(59歳/男性/その他)

「老後は余裕があれば世界を旅行して余生を楽しむ」(49歳/男性/企画・マーケティング)

「一緒にキャンピングカーで旅行をしている」(45歳/男性/コンピュータ関連技術職)

時間を贅沢に使える老後は、「旅をしたい」と答えた方が多くいました。時間に追われない長めの旅や、世界一周などとスケールが大きいものを想像している方が多い結果に。子育ても終わり、自分たちだけのことを考えてできる旅。思いっきりエンジョイしてください!

1人でも、夫婦共通でも「趣味に生きたい!」

「同一趣味を楽しむ」(50歳/男性/その他)

「家庭菜園などの2人の楽しみを見つけて、のんびり過ごす」(33歳/女性/主婦)

「各々の趣味、生活を尊重していく」(53歳/女性/主婦)

「趣味などを充実させて好きなことをして健康に暮らす」(57歳/女性/コンピュータ関連以外の技術職)

それぞれの、または2人共通の趣味を楽しみたいという方も多くなりました。好きなことに没頭することで、生きがいができて、生活に張り合いができるもの。穏やかな気持ちで暮らせることで、心と体の健康に結びつきそうですね。

都会を離れ「田舎で夫婦だけでのんびり暮らす」

「都心ではなく地方で贅沢な田舎暮らしを考えている」(28歳/女性/その他)

「田舎で農業」(57歳/男性/公務員)

「田舎に広い家を買ったので、そこで田舎暮らしを満喫しつつ、たまに子どもたちの家族を迎えて、楽しく暮らす。2人とも、老衰で、縁側で寄り添いあって死んでいく気がする」(56歳/女性/主婦)

リタイア後は、田舎でのんびり暮らすという夢も贅沢ですよね。広い畑で好きな野菜を作ったり、自然がたくさんあるところでのびのびと暮らせるのは、老後ならではの楽しみなのかもしれませんね。

老後を迎える前に「人生を考え直したい」…リセット派も

夫婦で協力しあってという意見がある一方、中には、これまでの夫婦生活から卒業し、1人での生活を考えている人もいらっしゃいました。

「分かれて暮らす」(42歳/女性/総務・人事・事務)

「子どもが独立したら離婚を検討すると思います」(47歳/男性/その他)

「両方が仕事をリタイヤしたら、卒婚するのではないか」(51歳/男性/営業・販売)

「年金を貰ったら離婚する可能性が高いと思うので、離婚したら最後は介護施設にお世話になると思う」(53歳/女性/主婦)

卒婚をして、1人で悠々自適に暮らしたいという方もいらっしゃいました。また、離婚を考えるまでに至らなくても、老後はそれぞれの時間を大切にしたいという声も。

「家庭内別居状態になると思う」(39歳/女性/主婦)

「空気のような関係」(59歳/男性/金融関係)

「個々で自由に生きている」(38歳/女性/その他)

1人の時間を大切にして、自由に暮らすというのも、それぞれが心地いいのであれば、いい関係が成り立っていると言えるのでしょう。形にとらわれない自由な関係で暮らすというのも、色々としがらみが少なくなる老後だからこそ思い切りできることかもしれません。

いつか必ずやってくる老い…自分たちの介護はどうする?

それぞれが元気なうちは、一緒の時間やそれぞれの時間を存分に過ごすにしても、いずれ老いに直面し、自由が少しずつ効かなくなってくるとどうなるのでしょうか。

「老いはお互い様、持ちつ持たれつお互いが元気なうちはお互いの介護をしあい、1人になったら子どもに迷惑をかけないように、介護施設にお世話になると思う」(45歳/女性/主婦)

「夫婦で協力し合い、最後は子どもに迷惑をかけないように介護施設に入居するようになると思う」(35歳/男性/総務・人事・事務)

「持ちつ持たれつで、ラブラブな関係のまま2人で介護施設に入る」(36歳/男性/営業・販売)

子どもには世話をかけずに、できるまではお互いに介護しながらも、いずれは施設や老人ホームに入って、サポートしてもらいたいという声が多数上がりました。一方で、施設には入らずに、できれば自宅で……という意見も。

「お互い最期までできれば家にいたい」(40歳/男性/その他)

「可能な限りお互いに世話をする。介護施設はなるべく利用したくない。介護施設にお金を使うなら、子どもに財産を遺したい」(40歳/女性/主婦)

「なるべく健康でどちらかが1人になっても自宅で過ごせるようにしたい」(53歳/女性/主婦)

「可能な限り助け合い、世話をして、自宅で過ごしたい」(46歳/男性/その他)

人生の終盤が近づくと、きっと色々な思いが巡ってくるものなのでしょうね。やっぱり自宅が一番落ち着くという方、周りに迷惑をかけずに施設で暮らすことを選択するという方。様々な意見がありますが、周りの方のことも含めて、十分に考えて結論を出したいですね。

私が先に逝く?それとも夫?「1人は不安…」

ずっと夫婦で暮らしてきて、どちらかが先にいなくなってしまうのは、本当に堪え難い辛さなのかもしれません。今現在どう考えているかを聞いてみると、

「なるべく旦那をみとりたい。みとったあとは、子どもの近くに住み、無理ない交流をしつつ1人暮らし。認知症などのときは、子どもに任せる。施設などでもよい」(30歳/女性/主婦)

「私が先に亡くなったら、旦那は好きにしてくれて構わない。旦那が先に亡くなったら、悲しすぎて私は生きていけないと思う」(45歳/女性/総務・人事・事務)

「嫁より早く死ぬつもり」(46歳/男性/その他)

「老後は、パッパと死にたい、嫁には孫や子どもと長生きして欲しい」(46歳/男性/その他)

「早くに先に行くので、子どもとゆっくり過ごして欲しい」(50歳/女性/主婦)

「老後は私が先に死んで、かみさんは娘たちとのんびり暮らす」(59歳/男性/会社経営・役員)

「夫が他界したらその二日後に死去したい」(41歳/女性/主婦)

様々な意見が出ましたが、自分が残されるよりは、先に逝きたいという意見が多く、1人になる寂しさや不安が募るという結果に。特に仲がいい夫婦ほど、パートナーがいなくなったら一体どうしたらいいかという思いが出てくるのでしょう。本当に悩ましい問題ですね。

ハッピーな老後の夫婦像の代名詞?「あのCMの老夫婦のようになりたい」 

お互いを尊重し、夫として妻として、長年連れ添った後は、かつて社会現象にまでなった“あのCM”のようになっていたいという意見も。

「チャーミーグリーンな感じ」(49歳/男性/会社経営・役員)

「仲良く手を繋いで歩く」(28歳/女性/広報・宣伝)

当時話題になったあのCMは、かなり前のものですが、今でも「あの老夫婦のようになりたい!」と語り継がれることに。まさに“理想の老夫婦像”そのものなのかもしれません。

そして、他には、具体的な夫妻の名前も。

「三浦友和、山口百恵夫妻」(44歳/男性/営業・販売)

また、

「何をするにも一緒」(42歳/男性/総務・人事・事務)

「なるべく最後まで一緒にいたい」(58歳/男性/総務・人事・事務)

「出来るだけ一緒にいないと、残す方も残される方も耐えられないとおもうから」(53歳/女性/その他)

と、みなさん、それぞれに理想の老夫婦像があるようですが、こういった理想が描けるのも、今現在、夫婦仲良く楽しく暮らせているということの現れなのでしょうね。

 

いかがでしたか? 今現在考えている「自分たちの老後の暮らし」。今回記事を書いていて思ったことは、夫婦それぞれの形があるように、500人いたら500通りの考えがあり、どの考えも、なるほどと頷けるものだなということ。今は日々忙しくてあまり老後のことまでは……という方も、もうそろそろ考えていきたいという方も、毎日充実して楽しく暮らせるように一日一日を大切にしたいですね。

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