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子どもの「スマホ」なぜ持たせる、いつから持たせる?我が家のケース

子どもの成長とともに、親の悩みごとも変わっていくもの。小学生になると「子どもにスマホをいつ持たせるか」のタイミングについて悩む声をよく聞きます。小学校低学年で持っている子もいれば、中学生を過ぎても持たない子も。そのタイミングは人それぞれ異なるため、余計に悩みやすいのかもしれません……。

そこで今回は、私が長女にスマホを持たせたときのお話を体験談としてお伝えします。

小学生でスマホデビューした理由

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長女は、小学校4年生のときにスマホを持たせました。もちろん、娘の「欲しい」という願望だけで契約したわけではありません。

私が「娘にスマホを持たせよう」と決意した理由は3つあります。

1.留守番することが増えた

私は在宅ワークとはいえ、共働きでしかもワンオペ状態のわが家。ここ1~2年は、末っ子の送り迎えや仕事で家をあけている間、子どもが留守番をする回数も増えました。

外出中でも、すぐに子どもと連絡がとれるスマホはお守りのようなもの。LINEを使えば、子どもでも簡単にメッセージや通話でやりとりできます。

2.1人で出かけることが増えた

娘が通う学校では、小学4年生の秋に「自転車教室」が行われます。ここで”自転車免許証“なるものを発行されると、学区内であれば1人で自転車に乗れる許可がおりるんです。

そのため、小学4年生の秋を過ぎてから、娘の行動範囲もぐんと広がり1人行動が増えてきました。

こんなときに、いつでも連絡がとれるのもスマホのメリット。iPhoneなら位置情報の共有ができることも、私がスマホを持たせた大きな理由です。

3.自分で調べ物をすることが増えた

学習面でもスマホは役立ちます。最近は授業や宿題で「調べ学習」をすることが多く、辞書や図鑑の代わりにネット検索を使うことも増えてきました。

調べものをするうえでも、自分のスマホがあれば便利だと感じます。

トラブルを避ける!スマホの使用ルール

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子どもスマホを持たせることにはメリットがある一方で、さまざまなデメリットに対する対策も必要です。SNSや友人、金銭面でのトラブルなど、考えられるリスクはたくさんあります。

そこで私は、娘と一緒にに「スマホの使用ルール」を決めました。

・フィルタリングをする
・使える時間を決める
・アプリの無断DL&課金はしない
・知らない相手と連絡をとらない

小学生とはいえ、まだまだ子ども。Webやアプリの閲覧を制限するために、iPhoneの設定からフィルタリングを行いました。フィルタリングで制限をかけると、スマホに休止時間を設けられるほか、アプリのダウンロード・課金、アプリの使用時間なども制限できます。

フィルタリングを設定しても、使える時間もきちんと決めごとを。平日の使える時間は、宿題や片付けをすべて終えてから、12時間までのルールです。夕飯の時間になったら終了、夜はスマホをいじらずに私(親)に預けています。

これらはすべて、子どもを守るために必要なルールだと感じています。中学生になったらまた決めごとを見直して、子どもと話し合いつつ管理方法やルールを調整する予定です。

子どもにスマホを持たせる年齢に正解はない

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今回お話しした内容は、あくまでもわが家のケースです。スマホをいつ持たせるか、その年齢やタイミングに正解はありません。

家族で話し合い、メリット・デメリットをきちんと理解したうえでスマホデビューができるといいですね。

三木ちな
三木ちな

WEBライターとして、主にくらしや節約などの記事を手掛ける。趣味は節約と貯蓄で、業務スーパー歴20年のマニア。

仙台市出身で、現在は埼玉県在住。3人の子どもと夫との5人暮らし。クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、整理収納アドバイザー1級、腸活アドバイザーの資格をもつ。

X(旧Twitter)はこちら→@natsumama0805

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