子どもの「やってみたい!」は家事ラクのチャンス
null掃除や食事の準備をしているとき、子どもから「ママ、私もやってみたい!」と言われた経験はありませんか? このとき「自分でやった方が早いし……」「余計にやることが増える」と、ついため息をついてしまうかもしれません。
でも、私にとってはこれが家事ラクのチャンス! ここぞとばかりに家事をお願いします(笑)。
もちろん、初めから上手にできるわけではありませんが、子どもの成長は想像以上に早いもので。何度か失敗を繰り返すといつの間にかびっくりするくらい上手になってる、なんてことが結構あるんです。
ここを乗り越えれば、もはや我が子は戦力そのもの。私は毎日、5歳・9歳・11歳の娘たちに助けられながら家事をこなせています。
どんな仕事をする?わが家のお手伝い事情
null子どもたちの「やりたい!」気持ちは優先しますが、もちろん年齢によりやれることとやれないことがあります。また、子どもの性格や得意不得意、身長によっても取り組みやすい仕事もそれぞれ。
そこで、私が実際にお願いしているお手伝い事情を、子どもの年齢別でまとめてみました。
【5歳】幼稚園年中の三女
末っ子三女は、今が一番「やりたい!」まっさかり。まだ小さいけれど、わが家にとっては立派な戦力。できるお手伝いは意外とたくさんあります。


・幼稚園の持ち物の準備
・ペットのえさやり、トイレシーツの交換
・玄関の靴をそろえる
・ハンディモップでホコリ掃除
・食べ終わった食器を片付ける
・テーブルを拭く など
一番は、自分の身じたくや準備をすること。これが親としては最も助かる「お手伝い」です。初めは準備にも時間がかかったり忘れ物をしたりしましたが、失敗を経て「ちゃんとやろう!」という意識が芽生えたように感じます。
このほか、床やテーブルの拭き掃除など、ワンアクションで取り組める簡単なお手伝いもお願いしていますよ。今はハンディモップでホコリを取るのが楽しいようです。
【9歳】小3の次女
次女は、性格的に三姉妹イチのしっかりもの。料理好きなので、得意なことを生かしたお手伝いをお願いしています。


・料理
・ごはんを炊く
・できた料理を運ぶ
・食器を洗う
・水筒を準備する
・末っ子をお風呂に入れる
・玄関を掃除する
・上靴を洗う
取り組んでいる家事はどれもシンプルですが、カレーやオムライスなどの簡単なメニューなら1人で作れるほどメキメキと成長! もちろん近くで見守りますが、朝ごはんの目玉焼きはお手のものです。キッチンまわりで働くほか、末っ子のお世話もよくサポートしてくれています。
【11歳】小5の長女
身長が150cm超えの長女。小学生も高学年ですから、できそうなことはどんどん取り組んでもらい、少しレベルの高いお手伝いをお願いすることが増えました。

・洗濯物を取り込む
・洗い物をする
・お風呂のお湯をためる
・おつかいへ行ってもらう
・掃除機をかける
・ポストの郵便物を取ってくる
・洗ったシーツをかける
・アイロンがけをする
・ペットの散歩
背が高いので、洗濯物の取り込みができるようになったのは毎日とても助かっています。おつかいやお風呂のお湯張り、学校から持ち帰った給食着のアイロンがけなど、地味に面倒な家事もこなせるようになりました。
「ありがとう」の気持ちはしっかり伝える
nullわが家にとっては、家事は家族みんなでこなすもの。初めはできなくても失敗したとしても、どんどん任せることで家事力は確実に身につきます。
きちんとできた後は、子どもにも感謝の気持ちを伝えるといいですね。「ありがとう」の言葉がひとつあるだけで、お互いに気持ちよく家事をこなせるようになる気がしています。
家事のお手伝いは自分の家事ラクにもつながりますが、子ども自身の将来にもメリット大です。私はこれからも、子どもを見守りながらともに日々の家事をこなしていきます!

WEBライターとして、主にくらしや節約などの記事を手掛ける。趣味は節約と貯蓄で、業務スーパー歴20年のマニア。
仙台市出身で、現在は埼玉県在住。3人の子どもと夫との5人暮らし。クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、整理収納アドバイザー1級、腸活アドバイザーの資格をもつ。
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