子どもの体調不良でうなだれた人続出
nullうなだれた体験談の9割は子どもの行動に関すること。その中でも多かったものが、体調不良や病気に関するエピソードでした。また洗濯や食事の苦労話も多数寄せられました。以下、カテゴリー別に見ていきましょう。
■体調不良・病気編
子どもに体調不良や病気はつきもの。かわいそうなことだし、仕方ないことだけど、やはり看病する側としては苦労が多いはず。嘔吐や下痢を繰り返したり、家族全滅した時などは本当に悲惨なものです。「みんなの看病をしたのに、最後に病気になったママは誰も看病してくれず」という体験も数多く届きました。
「自分以外の家族が胃腸風邪に。 看病でてんやわんやしていて、ようやく最後の1人の体調が回復してきたところで結局自分は1番最後に感染して誰にも看病してもらえなかった時です」(33歳女性)
「夜中、寝ているときに何故か突然鼻血を吹き出され、一緒に寝ていたベッドが血だらけに。眠いのに子どもの処置しなきゃだし、洗濯しなきゃで絶望的な気分」(35歳女性)
「日常的にうなだれますが上の子の育児があっての妊娠中のつわり、臨月に家族でコロナになりそのまま産気づいて救急車で運ばれた時、家族で順にインフルエンザになったり胃腸炎になった時は特に辛かった」(37歳女性)
「子どもからのインフルエンザ、コロナ連続で家族全員かかって、夜間救急に死ぬ思いで行ったこと」(40歳女性)
「冬、夜中に子どもがベッドのうえで嘔吐し、シーツ、布団、枕すべて取り換え。 ワンオペで大泣きする子どもをあやしながら交換するのが大変だった。 翌日洗濯するも全然乾かないしうなだれてしまう」(42歳女性)
「下の子がまだ小さい時、嘔吐下痢になってしまい、車のチャイルドシートで突然リバースしてチャイルドシートの掃除をしていたら、家の中で上の子もリバース、下の子もまたリバース……地獄絵図でした」(42歳女性)
「子どもがインフルにかかり、五日間仕事を休んだと思ったら次の子にうつり、今度は夫が休んだらまさかの二巡目。うなだれて白目状態でした」(43歳女性)

■掃除洗濯編
おもらし、食べこぼし、ぶちまけ……想像を超えてやらかしてくる子どもの失態。仕方ないとわかっていてやっぱりうなだれてしまいますよね。
「洗濯し、乾燥機をかけた後のズボンのポケットから、ダンゴムシや木の実や花びらなどたくさん出てきたとき」(38歳女性)
「お気に入りの洋服を着ていたときに、油べっとりの手のまま子どもが服をつかんできたとき」(38歳女性)
「ベッドの敷パッドやシーツを洗ったその日に、子どもにおねしょをされてしまった時」(47歳女性)

■食事編
食べ物に関するエピソードも多数。「食べてくれない」「こぼしまくる」「堂々と作った料理に文句を言う」という子もいるようです。
「四人の子どもと過ごす台風の日の休日、与えても与えても、バラバラの時間にお腹空いたーばかり。飯炊きばばあだなぁ……、とうなだれました」(41歳女性)
「自分が丁寧に作った(と思っている)ご飯より、市販の冷凍食品の方がおいしいと言われたとき」(41歳男性)
「バタバタとご飯の準備をして、やっと自分が着席して食べようとするとお味噌汁をこぼされて、また冷めてたご飯を食べてる時」(48歳女性)
■子どもが寝ない編
子育て中の親にとって睡眠不足は何より辛い試練の一つ。「やっと寝たと思ったらすぐ起きる」とか「寝てほしくない時に限って寝る」とか……あるあるネタがたくさん集まりました。
「交互に夜泣きで起きる」(41歳男性)
「子どもの寝かしつけが終わり、やっと自分のペースでいろいろできると思ったらすぐ子どもが起きてしまい、また添い寝しないといけなくなり結局そのまま寝落ち」(43歳女性)
「深夜に寝かしつけに2時間立って揺れて、布団に置いた瞬間に泣き出したとき」(50歳女性)

■イヤイヤ、泣き叫び編
子どもが言うことを聞かずに困った経験は誰にでもあること。泣き叫んだり、癇癪を起こしたり、わざと困らせる行動をされたという人も少なくないようです。特にイヤイヤ期に頭を悩ませている人も多いですね。
「イヤイヤ期と赤ちゃん返りが重なって家の中が泣き声だらけ」(34歳女性)
「毎日なんとか1日を回そうとしているのに、ちょっとしたことで子どもが癇癪を起こし、その後の予定や家事などいろいろなことを諦めざるを得なかったとき」(40歳女性)
「イヤイヤ期が激しく、どこに地雷があるのか怒りのポイントがわかりませんでした。常にヒヤヒヤしていました」(43歳女性)

◾️スクールトラブル編
子どもが成長するにつれ、幼児期とは違ったうなだれ経験が増えるもの。幼稚園や保育園での出来事や小学校での行動で問題が起き、人間関係でもめたり、親としての責任が問われる問題が起こった経験がある人も少なくないようです。
「小学校の水泳教室、暑い中下の子2人を連れてベビーカー押して、送って行ったのに、どこでやってるか分からなかった。と言って、何もせず帰ってきた」(42歳女性)
「プール学習の用意を持たせ、検温も申告してバッチリの準備だったのに、すべて車に忘れて行き授業が受けられず半日無駄に過ごしたという報告を受けた時」(47歳女性)
「子どもが保育園で他の子を叩いて怪我をさせてしまった時」(47歳女性)
「学校で問題を起こした時」(47歳女性)

夫の発言、自分の行動にうなだれる
null子どもの行動でうなだれることは仕方ないけど、大人の行動でうなだれると、その感情が「怒り」や「諦め」につながることも。特に夫や家族への感情は、時に関係崩壊につながる原因になるので、感情を溜めこまずに相手にきちんと気持ちを伝えた方がいいかもしれません。
■夫、親戚の行動や発言編
子育て奮闘中は一番協力してほしい夫や親戚。でも実際は助けどころか邪魔になったり、イライラの原因になっている人も多いようです。
「夜中の授乳後、やっと自分もまどろんできたときに爆音でうんちの知らせが来たとき。 下の子グズり、上の子も対応が必要なタイミングに限って夫が長いトイレから出てこない」(36歳女性)
「ストレス発散に飲みに行って来ていいよ!任せてと旦那に言われて出たが帰宅したら部屋は散らかっていてシンクには食べた後の食器がそのまま、洗濯物は干しっぱなしで取り込んでもくれず……しまいにはやり切った感満々の顔で褒めてと言わんばかりに……」(37歳女性)
「夫に見ててねと伝えたのに子どもが乳酸菌飲料をこぼして、さらにヌルヌルになるのが楽しかったようで、残りの飲料を全てぶちまけてスケートをして遊んでいた時」(45歳女性)
「インフルエンザで寝込んでいて、主人がご飯を作ってくれましたが、それが牛すじ肉と白菜の煮込み。食欲ないのに、見ただけで吐きそうになり、うなだれてしまいました」(51歳女性)
「38度の熱が出ていても食事の世話、洗濯物、家事全般をやらなくてはならず、手伝いもしてもらえず挙句の果てに旦那までもがゲームに夢中になって遊んでいた」(52歳女性)
「子どもを歯医者に連れて行って帰ってきたのを知っていても祖父が飴を与えて食べさせる」(66歳女性)
■自分の行動編
冷静に考えればよくないことと思っていても、興奮すると思わぬ行動を取ってしまって後悔した経験がある人も多いはず。「手が出てしまった」「怒鳴ってしまった」……子育てママにはつきものの悩みかもしれません。
「イヤイヤといつまでも駄々をこねる娘にムカついて勢いで大きな声で怒ってしまった。びっくりして大泣きする娘を見て申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。うなだれて反省」(34歳女性)
「育児休暇中、子どもはもちろんかわいいけれど、大人と話す機会が減って、案外孤独なんだな~と思ったとき」(49歳女性)
「上と下の年齢が近いので、下の子の妊娠の時に上の子の面倒が見られなかったことを後悔」(57歳女性)
「いらいらして、つい子どもを突き飛ばして顔にケガをさせたとき」(62歳女性)

あなたはどのエピソードに共感できましたか? 「ほとんどの話に共感できた」という人もいれば、「うちはまだマシのほうかも!?」と思った人もいるかも。子育てエピソードは大抵が一時的なもの。今が大変でもきっとそれが懐かしいエピソードや笑い事になるはずです……と、思いましょう。つらいのはあなただけじゃない、 みんなの奮闘エピソードを読めば、きっと明日からの活力へとつながるはず。応援してます、世の中の母さん(父さん)たち!

エディター・ライター歴20年以上。女性誌やアウトドア雑誌、情報誌、スポーツ誌(自転車雑誌、水泳雑誌)などで執筆。2017年から主人の仕事に帯同しアメリカに移住。小学生の男児、中学生の女児とともに、異国の地での生活に奮闘しながら、執筆活動も継続中。現在はニュースや海外生活情報などを担当。アウトドアと旅行が大好き。趣味はパン作り。