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「子どもにスマホ」何歳から持たせた?きっかけや、使っての感想を先輩ママに聞きました

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子どもが成長してきたとき、「スマホがほしい」という子どもの声に悩んだ経験がある家庭も多いのではないでしょうか。わたしたち親がスマホを便利と思っている反面、子どもに持たせるリスクを考えるといつから持たせればいいのか悩んでしまうことも。そこで今回『kufura』では、小学生〜18歳のお子さんがいる既婚女性92人にアンケート調査を実施しました。

スマホを持たせたきっかけ、多かったのは中学入学前後

まず、子どもがスマホを持つようになった年齢ときっかけを聞いたところ、圧倒的に多かったのが小学校高学年〜中学生のころ。なんと92人中51人がこの時期にスマホを持たせていました。

そこには、子どもの成長に伴う環境の変化があるようです。具体的なきっかけは何だったのかを見ていきましょう。

塾や習いごとでの連絡

長男は中2の時、習い事の送迎で連絡取れず困ったので。長女も小5の習い事で、同じく送迎時の連絡のため」(47歳/総務・人事・事務)

上の子が10歳の時に習い事をはじめて、共働きだし、お迎えの時間がわからないから、子供携帯を持たせた」(42歳/主婦)

習い事でライングループを作れと言われたから」(41歳/デザイン関係)

習いごとや、塾に行き始めるようになった年齢で送迎連絡のためにスマホを持たせ始めるという声が多くありました。また、習いごとと子ども本人との連絡手段としてSNSを使うことも。最近では塾などもオンライン授業を実施することがあるので、子ども本人が使えるスマホやタブレットが必要になることもあるようです。

入学をきっかけに

中学生になるから」(46歳/総務・人事・事務)

高校生になったら。トラブルにならないよう管理ができそうになってから」(40歳/その他)

15歳。上の子に中学生の頃に持たせたら、勉強しなくなったので、高校受験で合格したら、買うルールにしました」(49歳/主婦)

中学校に上がるときにスマホを持たせた。先輩ママの話で、中学になるとLINEで連絡するようになると聞き、スマホを持たせないと仲間外れにされるかも……という不安感から持たせることに決めた」(46歳/主婦)

中学校や高校に入学するタイミングでスマホを持たせたという家庭も多くありました。SNSやインターネットなど、自分で管理できるようになったり、考えて行動できる年齢になることがスマホを持たせるためのひとつの基準と考えることも大切かもしれませんね。

友だちにあわせて・友達との連絡のため

12歳、中1。中学生になって周りがほとんど持ち始めていて子どもが欲しがっていた。夫が単身赴任で夏休みに帰宅した際、何の相談もなく買ってきて何の話し合いもせず与えてしまった」(54歳/主婦)

中学3年生。周りがみんな持っていて部活などの連絡でないと不便だから」(44歳/主婦)

7歳。周りの子たちが持っているので」(34歳/総務・人事・事務)

周りの子どもたちが持ち始めたことで子ども同士のコミュニケーションが変化し、それにあわせてスマホを購入したという人も。スマホを持たせる年齢は各家庭でよく話し合うことが大切ですが、そのために子ども同士のコミュニケーションがとれなくなるのも親としては心配の種のようです。

その他

11歳。キッズケータイを使っていたが、2年縛りで機種変したほうが利用料が安くなるため、ガラケーかスマホで迷ったが、ラインなどで連絡が取りやすく、制限などかければスマホを持たせても差はないと思い、持たせた」(41歳/主婦)

11歳。子供が中国に短期ホームステイに行くことになり、連絡用に買いました」(49歳/総務・人事・事務)

小学校6年生の時に家庭で使えるゲーム用として」(48歳/その他)

そのほか、短期留学やキッズ携帯からの買い換え時などでスマホを持たせたという声が聞かれました。

子どもにスマホを持たせてよかったこと

“子どもにスマホ”と聞くと、不安面も多く聞こえてきますが、スマホは大人にとっても便利なツール。家庭や本人にとってよかったことも聞いてみました。

コミュニケーションがとりやすい

密に連絡が取れて居場所がわかるので安心できる」(44歳/その他)

出先でも連絡取れるので、何かあっても大丈夫という安心感がある」(47歳/総務・人事・事務)

祖父母とやりとりができるのでお互いに喜んでいる」(37歳/主婦)

友人や部活などの連絡がスムーズにできること。これでスマホがなかったらいろいろと不便だったし、友人関係にも支障が出ていたように思う」(49歳/主婦)

コロナ禍で、友達と家の行き来ができなくなったが、オンラインでゲームを一緒にするため、ライン通話しながらコミュニケーションが取れている」(41歳/主婦)

今回のアンケートでほとんどの方から聞こえてきたのが、連絡がとりやすくなったというもの。共働きで日中は子どもに目が届かない親にとっては特に安心要素になるようです。

また、祖父母と直接やりとりができたり、コロナ禍でお友だちと遊びにくくなった子どもにとってのコミュニケーションツールとして役立っているという声も。

調べものや情報収集がしやすい

わからないことをすぐ調べるようになった」(41歳/その他)

いろんな情報が仕入れられること。その情報を正しく分別して欲しい」(50歳/その他)

以前は検索なども私がやっていたり、貸していたが、そういう手間がなくなった」(49歳/その他)

いまや学校でもインターネット検索の方法を教えるなど、インターネットでの情報収集は子どもにとっても欠かせないものになりつつあります。特にニュースや話題のものなど、時事的要素が強いものを調べるときには便利なので、うまく使えば子どもの成長にも繋がりそうですね。

「依存が心配」が多数!親の悩みも

反対に、子どもがスマホを持つことでの不安面についても聞いてみました。結果は、大きくほぼふたつに分かれました。

ゲーム・動画ばかりに…

学校以外ずっとスマホでYouTubeやゲームをしている事が多くなっているので困っている」(37歳/その他)

夫が何の取り決めもせず与えてしまったので、時間の際限なく使っている。休日はやるべきことを後回しにして1日中動画を見ていて、提出課題を夜遅くに始めるので睡眠不足になり、体調に支障をきたしてしまい、戻すのに何カ月もかかると言われている」(54歳/主婦)

時間をなかなか守れない…… TikTokなど、自然にアダルティーなものに触れることがあること」(31歳/営業・販売)

ユーチューブを見て言葉使いが悪くなった。長時間視聴し夜遅くなる」(43歳/その他)

まず多かったのが、ゲームや動画などでの不安面。長時間にわたってしまうことでの不安だけでなく、動画の場合は視聴する内容での悪影響を心配する声が聞こえました。

コミュニケーショントラブルが心配

高校生の長男の心配はないけれど、中学生の長女は元々危機感が薄いので勝手に知らない人とラインで繋がったりして不安」(47歳/総務・人事・事務)

子ども同士のいじめに使われないか心配」(37歳/主婦)

友達とのやり取りで誹謗中傷があり、その子の親と話し合いになったりした」(44歳/主婦)

同じくらい多かったのが、SNSやインターネットでのコミュニケーションによるトラブル。文面だけのやりとりで知らない人と友だちになったり、身近な友だちとSNSでのやりとりで揉めることも。友人との距離感をうまくはかれない年齢のうちは、コミュニケーションのとり方については定期的に親子で話し合うなども必要といえそうです。

そのほか困ったこととして、

充電切れを良く起こすのでちゃんと充電してほしい」(51歳/営業・販売)

落として壊したりすることが多い」(43歳/主婦)

といった、物理的な側面を挙げている方もいました。

 

子どものスマホについては、持たせ始める年齢もそうですが、持たせた後に親がどう見守っていくかもよく考える必要があります。子どもにスマホを持たせるか検討しているご家庭は、今回の声を参考にしてみてくださね。

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