1日3食分の「食事作り」に追われて…
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「毎日の食事メニューを考えること」(58歳/男性/コンピューター関連技術職/子ども:4歳)
「毎日お昼ご飯を作るとネタ切れになって疲れる」(45歳/女性/その他/子ども:12歳、19歳)
「毎日の昼ご飯の用意が大変だったので、時短レシピを考えた」(42歳/男性/その他/子ども:8歳、12歳)
「毎日のご飯作りで心が折れそうでした。でも、“毎食ちゃんと作らなくていい”と割り切り、冷凍やお惣菜にも頼るようにしたら楽になった」(35歳/男性/コンピューター関連技術職/子ども:8歳)
「毎日の料理。ラーメンやうどんなど、単品で満足するメニューを取り入れて、おかずの品目を減らした」(44歳/女性/その他/子ども:14歳)
子どもが休みになれば、とにかく困るのが食事という声が多く集まりました。朝ごはんが終わったらあっという間に昼がやってきて、しばらくすると夜ごはんと、毎日キッチンにいる時間が長いと思ってしまいますよね。今回のアンケートでも、特にお昼ご飯を用意することに心が折れそうになるという声が多く上がりました。昼間に両親が家にいない場合は、朝のうちに置き弁当を用意するご家庭もあるようです。日頃の給食などのサポートに心底ありがたさを感じてしまいますね。
学童だから…用意しないといけない「弁当」
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「学童の準備でお弁当を毎朝作らなければならない時」(54歳/男性/その他/子ども:7歳、11歳)
「毎日の学童のお弁当」(32歳/男性/その他/子ども:6歳、8歳)
「毎日お弁当を作らないといけないこと。たまには買った物で済ませた」(34歳/女性/総務・人事・事務/子ども:4歳、9歳)
普段は給食がある園や学校でも、夏休みの学童参加となると弁当持参というところが多いですよね。最近は学童でもケータリングでランチオーダーできるところなどもありますが、まだまだ昼ごはん持参が必要というケースが多い様子。仕事前の忙しい時間に用意しなくてはいけないことがストレスで、心が折れそう……ということにつながるようです。
親のフォローは必須?夏休みの「宿題サポート」
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「子どもの宿題を見るのが大変」(39歳/女性/その他/子ども:7歳、9歳、12歳)
「宿題をギリギリまで何もやっておらず根性でやらせた」(43歳/男性/コンピューター関連技術職/子ども:6歳、18歳)
「宿題が多いのでスケジュール作成を手伝うのが大変」(56歳/男性/その他/子ども:13歳)
「宿題が最終日までに終わっていなくて手伝った」(46歳/男性/営業・販売/子ども:15歳)
「宿題を手伝う。頑張ったご褒美をあげて、やる気を促した」(48歳/男性/公務員/子ども:9歳)
学校から出る夏休みの宿題。学年や学校によってもその量は変わってくるのでしょうが、子どもが自ら管理してスケジュールを組み立て、実行するというのは実際にはなかなか難しいというケースも多いようです。親としては取り組んでいるものだと思っていたら、ギリギリになっても終わっていないことが発覚するという事態もある様子。特に低学年のうちなどは親のフォローが必要になることが多く、働きながらみていると疲れを一気に感じてしまうようですね。
一気に仕上げられない「自由研究」
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「自由研究の宿題。低学年の頃はほぼ親の宿題」(42歳/女性/主婦/子ども:12歳)
「小学生の頃、夏休みの宿題の自由研究で虫を飼うというのをやっていて、それを手伝わなければいけなくなり、自分は虫が大の苦手なので毎日とても苦痛でした。気合で乗り切りました」(42歳/男性/その他/子ども:16歳)
夏休みの宿題のなかでも、大変なのは「自由研究」という声もありました。子どもが自ら興味があることをやってくれたらいいけれど、なかなかそうもいかないのも現実なのかもしれません。そもそも何も思いつかないところからスタートしてしまうと、日々進まずに、夏休みの終わりが近づいてきてしまう……。時代が変わっても悩ましい夏の風物詩なのでしょうか。
夏休みイラッとあるある!こんなことで心が折れそうに…
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「ゲームばかりしている」(47歳/男性/コンピューター関連技術職/子ども:12歳、16歳)
「部屋が散らかる、片づけるようにする」(46歳/男性/その他/子ども:5歳)
「自分のゆっくりする時間がないこと。夫にお願いして、休日にひとりでカフェに行かせてもらった」(43歳/女性/主婦/子ども:1歳、13歳)
「部活の送迎と応援の日々。身内や友達にあまえることで乗り越える」(52歳/男性/会社経営・役員/子ども:11歳、12歳、14歳)
「一日中家にいるわけにもいかないので、あちこち遊びに連れて行くのに、すごく疲れました。最終的には、習い事を夏休み限定で入れました」(41歳/女性/主婦/子ども:14歳)
園や学校に行かず家にいるとなるとダラダラし始める子どもたちの生活態度。家の中は片付かないし、子どもはずーっとゲームをしている、目に余る態度にストレスはマックスになるという気持ちも理解できますよね。適度にいろいろな人の手を借りながら息抜きをしなければ、ポキッと音を立てて折れてしまうというリアルな声もありました。
約3割は「問題なく夏休みを過ごせている」と回答
nullその一方で、アンケートでは103人中30人と約3割の方の回答として、「とくに心が折れることもなく問題なく夏休みが過ごせている」という声もありました。
「ない。毎日楽しい」(51歳/男性/その他/子ども:8歳、11歳)
「とくにない。夫婦が協力すれば苦労は減らせる」(48歳/男性/公務員/子ども:18歳)
今年の夏はどうなることやら……? 波風立たずに穏やかに過ごせることを考えたいですね。
子どもにとってはあっという間に感じる夏休みも、親にとっては長く感じることがあるかもしれません。せっかくの夏休みだから充実させてあげたい、だけど様々な制約があり思うようにならない。特に共働き家庭にはそんな葛藤が生じやすいのかもしれません。
一方で、子どもの成長には“失敗する経験”も大切ですよね。親が手取り足取り面倒を見るのではなく、子どもが試行錯誤し自分で乗り越えていく方法を編み出していく。夏休みこそチャンスではありますが、見守る親側にもっと余裕があればいいのに……と感じることも。
いろいろな意味でホットになる時期だからこそ、自分の心の余裕も確保できる休みにしたいですね。ぜひみなさんの意見も参考にしてくださいね。

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、