負けるが勝ち!こちらから折れる
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「意地を張らずに謝ります」(63歳/会社経営・役員)
「邪魔臭いので早めに自分から折れる」(61歳/デザイン関係)
「反省して謝る」(67歳/総務・人事・事務)
相手が謝ってくるのを待っていると家庭内が冷ややかな空気でいたたまれない場合、早めの解決法としてこちらが折れるのは一つの方法。謝ることで「こちらはクールダウンしている」「反省している」などの態度が見えると態度が軟化しやすくなります。とはいえ、相手が激昂したままだと何に謝っているのか等、さらに詰め寄られる場合もあるので注意が必要です。
スイーツや豪華ディナー…美味しいものを食べる
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「食事に行く。特にパートナーが好きな物を食べる」(59歳/その他)
「おいしいものを食べに行く」(51歳/その他)
「甘いものを一緒に食べる」(57歳/その他)
「パートナーが好きなケーキをそっとテーブルに置いておく」(38歳/総務・人事・事務)
怒るとエネルギーを消費する……とはよく言われること。一時的にアドレナリンが大量に分泌されるので、怒るとお腹が空くという人もいるのではないでしょうか。お腹を満たす、特に好物やおいしいものを食べるのは感情をコントロールする時間を作るのとともに気持ちを落ち着かせるのにもよさそうです。
頑固vs.頑固!? 口を聞かない
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「絶対にこっちから口を聞かない。向こうが折れて話しかけてくるまでひたすら我慢する」(54歳/コンピューター関連以外の技術職)
「ひたすら無視する」(46歳/営業・販売)
「何をいっても喧嘩になるので、しばらくは一切会話することを避ける。その内、相手が我慢できずに会話を始めるまでひたすら待つしかない」(66歳/企画・マーケティング)
「まったく会話をしないという状態になります。実際に5年間しゃべりませんでした」(67歳/総務・人事・事務)
パートナー自身が落ち着くまでは口を聞かない、無視するという声も見られます。ただ、これが長引くと会話のない寒々しい空気が漂う家庭になってしまうことも。お互いに忍耐がいる行為なので、ほどほどの時間を推し量ることも大事かもしれません。
時間こそが味方! 冷却期間を設ける
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「ほとぼりが冷めるまでひたすら待つ、冷たい態度をとられても耐え抜く」(56歳/コンピューター関連技術職)
「時間が解決すると信じて、当たり障りのない対応をしている」(67歳/その他)
「一旦時間をおいて様子を伺う」(49歳/公務員)
「私も謝らないほうなので時の流れに任せます」(51歳/その他)
感情が昂っている場合、クールダウンするにはある程度の時間が必要という声が多数! 一定の時間をおいた後、相手の態度が元に戻ってそのまま流れるように元の関係に戻るというのも夫婦にはよくあります。
「とりあえず寝て起きてから再度話し合い」(33歳/営業・販売)
「話ができるタイミングまで待って話し合う」(55歳/その他)
といったように、冷静になったのちに再度話し合ってしこりが残らないように心がけている人もいました。
その他こんな対処法も
null「家の掃除を始める」(53歳/コンピューター関連以外の技術職)
「くすぐって、ギブアップさせる」(50歳/デザイン関係)
「家に帰らない。そして連絡がくるまでこっちからは、連絡しない」(40歳/その他)
「私の妻は間違ったことはしないので、きっと自分が悪いのだと思う。よく考える」(65歳/その他)
掃除や外出で気分転換を図る人もいれば、帰宅拒否という過激な手段に出る人も……。くすぐるなど微笑ましい対処法を実践している、妻は間違ったことをしないという声を聞くと、喧嘩しても根底にある仲の良さと信頼感が窺えます。
夫の意見を見てみると、妻に謝らせるために対処している人は少数派。夫婦で揉めたとき、謝るかどうかよりも穏やかな夫婦の日常に戻りたいという気持ちが先に立っている夫が多いと感じました。感情的になるのも互いにリラックスできる間柄だからこそ。先々の関係を見据えて折り合いをつけていく夫婦のあり方が垣間見得たのではないでしょうか。