お弁当を作るのもダルい。そんな時に活躍する食材は?
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「レトルトカレーとご飯を持っていく。簡単だし、冷えていても最高に美味しいです」(55歳/その他)
「冷凍品を利用する」(61歳/主婦)
「自然解凍の冷食を活用する。私は楽できるし、子どもたちは普段食べないので喜ぶしで一石二鳥です」(42歳/主婦)
「菓子パンなど衛生面が気にならないものを使う」(38歳/主婦)
火を使うキッチンは暑さとの戦いです。それはお弁当を作る朝でも同じですから、できるだけ火を使わない、キッチンにいる時間を短くするための工夫をしていることがわかります。レトルトカレーを活用したり、レンチンだけでOKの冷凍食品をおかずにしたり。
また自然解凍ができる冷凍食品ならば、レンチンさえも不要になりますね。そして究極は菓子パンなどを取り入れること。夏は衛生面も気になるもの。お弁当は手でおかずに触れることもあって雑菌が気になりますから、夏だけは市販のお弁当やパンにするのも選択肢の1つになってきますね。
「夏のお弁当」のアイディア
null夏のお弁当は暑さを考えたり食欲アップを狙ったりするなど、他の季節にはない工夫が必要です。ここからは夏だからこそのアイディアを紹介していきましょう。
「スープジャー」は万能!麺類やカレーなどもOK

「スープジャー。サラダなども作れてさっぱり食べやすい」(45歳/主婦)
「スープジャーに冷たいスープを入れて持っていく。購入したパンを添えると普段の食事がワンランク上がったように感じられます」(50歳/主婦)
「夏は保冷のきくスープジャーでそうめんですね。簡単だし、暑くて食欲がなくても食べられる」(31歳/パート・アルバイト)
「ざる麺。さっぱり食べられるように冷やしたスープをスープジャーに入れ、きゅうり、錦糸卵、ハムなどを持たせていました」(44歳/主婦)
「スープジャーで丼もの。下の段に具材、上の段にご飯を入れておく。食欲がなくても丼ものならパッと食べられるから」(35歳/パート・アルバイト)
スープジャーは保冷や保温ができる容器で、お弁当箱と別に使っている人も少なくないでしょう。夏は保冷効果が発揮されて、さっぱりとした冷たいサラダやスープ、麺類をお弁当に持っていくことも多いようです。
麺類の場合には、最初からつゆに浸してしまうと麺が伸びるので、麺は別の容器に。スープジャーに冷たいつゆを入れておけば、ランチに美味しい冷たい麺が食べられますね。
また丼ものもアリ。具材とご飯を分けて入れられるようなスプジャーであれば、食べる直前に自分で丼を完成させられます。
「ピリ辛」や「ひんやり」で食欲アップ

「ユッケジャン。辛味が食欲をそそる」(62歳/主婦)
「あえて熱々のスパイスカレー」(53歳/総務・人事・事務)
辛いものを食べると汗が吹き出してきて体も熱くなるもの。でも夏だからこそ、辛いものが食欲をそそりますね。スパイシーなカレーやユッケジャンなど、辛さが際立つメニューを選ぶこともあるようです。温度を保ったまま持ち歩くので、スープジャーを活用することが多くなりますね。
「冷やしたぬきうどん」(62歳/主婦)
「冷やし中華、冷やしたつゆをかけると美味しい」(34歳/総務・人事・事務)
「冷製スパゲティ。ツナとトマトとレタスを具材に」(63歳/総務・人事・事務)
「夏野菜の冷製パスタ。プチトマトや揚げなすなどの野菜を冷やしたパスタと混ぜイタリアンドレッシングなど好みの味付けで食べる」(63歳/主婦)
「冷やし茶漬け弁当。 保冷ボトルに冷たいだし汁や緑茶を入れ、お弁当箱にはご飯と薬味(梅干し、鮭フレーク、刻み海苔)をセット。食べる直前にかけると、さらっと涼しく楽しめます」(33歳/主婦)
冷たいお弁当の代表は麺類のようです。うどんや蕎麦、パスタはつゆやソースを冷たくすることで、さっぱりと美味しく食べられます。冷やし中華の場合は、茹でた麺と具材をセットしておいて、袋に入ったタレを別に持っていけばOKですね。
さらにお茶漬けという意見も! 冷たいだし汁やお茶を持っていくことで、冷製お茶漬けをサラサラっと食べられます。
「彩り」を工夫。カラフルにして美味しそうに見せる
「カラフルな食材を取り入れる。赤はミニトマト、パプリカ(赤)、にんじん、赤ピーマン。黄色は 卵焼き、パプリカ(黄)、コーン、かぼちゃ。緑はブロッコリー、インゲン、きゅうり、アスパラガス、ピーマン。黒はひじき、黒ごま、海苔。白はご飯、うずらの卵。これらをバランスよく配置することで、開けた瞬間に嬉しくなる」(69歳/その他)
「見た目をカラフルに。赤・黄・緑・白・黒の色を意識するだけで、パッと華やかになるから」(43歳/主婦)
夏野菜は色がはっきりしていて、お弁当のおかずに使うと彩りを添えることができます。お弁当箱を開けた瞬間にカラフルなおかずが見えたら、食欲もアップしそうですね。美味しそうに盛り付けるのも、夏場のお弁当作りの工夫になりそうです。
保冷剤代わりになる「冷凍食品」を活用

「冷凍食品を保冷剤代わりに入れておく」(59歳/総務・人事・事務)
「ゼリーを凍らせて、なるべく温度を低くする」(43歳/主婦)
「こんにゃくゼリーを凍らせて入れます。おかずが悪くなるのを防いでくれて、食べるころにはちょうどいい硬さになりデザートにもなっていいです」(63歳/主婦)
「冷凍フルーツ。保冷剤代わりになるから」(53歳/総務・人事・事務)
夏のお弁当に保冷剤を使うことで、おかずを傷みにくくする工夫はよくされていることです。その保冷剤ですが、せっかくなら食べられるもので代用してみてはいかがでしょうか。
自然解凍ができる冷凍食品や凍らせたゼリーなどを入れると、保冷剤代わりになります。食べる頃にはちょうどよく解凍されているので、そのままおかずやデザートとして食べられますね。
「殺菌効果」への期待も

「梅干しを入れて腐るのを防止」(39歳/総務・人事・事務)
「可愛い柄のわさびシートを乗せる」(60歳/主婦)
夏のお弁当で最も心配なのは、お弁当の中身が傷んでしまうこと。温度の上昇も原因ですが、雑菌が繁殖してしまうのも不安ですよね。そこで殺菌効果があるとされる梅干しやわさびなどを取り入れている人もいます。
わさびシートには、わさびに含まれる天然抗菌成分が使用されていて、雑菌の繁殖を防ぐ効果が期待できます。このようなシートはホームセンターや100均でも販売されていますから、便利なアイテムを使うのも手です。
気温が高くなりおかずの腐敗が心配になる夏のお弁当。また暑くて食欲がダウンしてしまうために、少しでも美味しそうに見せるような工夫をしていることがわかります。お弁当作りのアイディアはたくさんあって、みなさんそれぞれがお持ちなのでしょう。
他の人がどんな工夫をしているのがわかると、自分の知識や経験にプラスできて、さらにお弁当作りの腕をレベルアップできそうですね。

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。
2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。