ロングセラーには理由がある
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料理研究家・たくまたまえさんのオンラインストアで購入。左「アルマイト弁当箱」2,640円(税込)、右「アルミ弁当箱」1,980円(税込)。大きさは、「アルマイト弁当箱」は11cm×17cm×高さ4.5cm、「アルミ弁当箱」は直径12cm×高さ6cm。どちらも大人用として扱われていますが、わが子はよく食べるのでちょうどよいとのこと。
筆者が愛用している「アルミ弁当箱」は2つ。どちらも古くから愛されているロングセラーです。
小学生の子ども用に購入しましたが、成長しても長く使えるように
- シンプル
- 丈夫
- 扱いやすい
ことを大切に探しました。
アルミ(アルマイト)素材にしたのは、軽量かつ丈夫だから。また、「においや色もつきにくい」という先達の意見も背中を押してくれました。


蓋を開けると、ご覧の通り。パッキンも仕切りもありません。
あまりにも潔い姿に、使う前は「汁漏れしないかな?」「おかずが詰めにくいかも?」などと心配しました。
しかし、汁漏れは中身を気にすればいいだけ。また、仕切りがないことも、かえってモノとしての自由度が高い(詳しくは後述します)! お弁当はもちろん、作り置きのおかずを入れたり、アウトドアでうつわにしたり。シーンや用途をあまり選ばず、幅広く使えるので、休む間もなく“働くうつわ”として大活躍しています。
アルミ弁当箱に欠かせない「100円均一アイテム」
nullとまあ、2つを休みなくこき使っているわけですが。
お弁当箱として使う際、いまや欠かせない「100円均一アイテム」が2つあります。
『セリア』「お弁当仕切り用シート」110円(税込)

お弁当箱って、仕切りがないと詰めにくいと思っていました。でも筆者の場合、それはちょっと思い込みだったようです。
というのも、仕切りがないことで、かえって自由度が高まるのです。ごはんはここまで、おかずはこの中で。そういう決まりがないから、その場のノリやおかずの状況で配分が変えられるところがいい。

紙なので、好きな大きさにカットしても使えます。電子レンジ、オーブンOK。
とはいえ完全に何もないと、ごはんに味が染みすぎたり、味が混ざってほしくないのに混ざったりということも……。
そこで活用しているのが、『Seria(セリア)』で購入した「お弁当仕切り用シート」110円(税込)です。
10cm×13cmの“紙”なんですが、グラシンペーパーのような質感。ごはんがくっつきづらく、おかずの量やお弁当箱の形に合わせて詰めることができます。

ゼリーやおかずとサンドイッチが触れるのもカバー。
サンドイッチの日は、おかずや凍らせたゼリーとの間に一枚噛ませています。こうすると、おかずの水分やゼリーの結露がパンにつかず、サンドイッチがべちゃべちゃになりません。
『セリア』「シリコンランチベルト」110円(税込)

筆者が使っている「アルミ弁当箱」は、どちらも蓋を“のせる”だけ。蓋が外れないようにと購入したのが『セリア』の「シリコンランチベルト」です。
伸びがよいシリコン素材で、ぴたっと密着します。長方形はもちろん、丸型の「アルミ弁当箱」にもフィット。子どもの手でも外しやすいようです。
汚れが気になったら水でじゃぶじゃぶ。「アルミ弁当箱」と切っても切れない存在、といっても過言ではありません。

丸型はどんぶりサイズ。筆者のランチに活躍したりも。
100円均一アイテムのサポートもあり、一層快適になったお弁当ライフ。
これからも大切に選んだ“お気に入り”と、心地よく長〜く付き合っていけるよう、工夫してゆきたいと思います。

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote