ヘアオイルとワックスのいいところ取り
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手のひらに収まるプラスチックケース入りで、持ち運びやすい。ふたをあけると、乳白色のバームが入っています。
髪を伸ばし始めたことや年齢などによる髪質の変化もあり、ここ数年はヘアオイルを愛用しています。ヘアオイルのしっとり感やつや感には満足している一方で、もうちょっとセット力がほしいな、と思うことも。
そんなときに『無印良品』で見つけたのが「ヘアバーム」です。
パッケージはワックスと似ていますが、どう違うの?
調べると、ヘアバームとは“天然の植物オイルなどをベースに配合した固形状のスタイリングアイテム”。ヘアオイルに似たしっとり感と、ワックスのようなホールド感を両立する、まさにいいところ取り!
情報を削ぎ落とした、シンプルなパッケージ
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『無印良品』らしい、どこまでもシンプルなパッケージにも惹かれました。表に書かれているのは「ヘアバーム HAIR BALM」だけです。
また、プラスチックケース入りだから持ち運びやすく、使い終わったあとも処分に困らなさそう。しかも容量は20gと、気軽に試せるサイズなことも、購入へと背中を押しました。万が一、筆者にとってイマイチでも、ちゃんと使い切れるはず!
ささっとなじませるだけで、つやっとボブの出来上がり
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使い切れるかな?という心配は、杞憂に終わりました。
まず、ふたを開けるたびに柑橘系の香りがふわっ。オレンジ油やマンダリンオレンジ果皮油、ユーカリ葉油、ラベンダー油などのやさしい香りで、つけるたび癒されます。でも、残り香はないところもお気に入り。



使うのも簡単です。
指に取ったバームは、手のひらに広げると、体温でするっと伸びます。そのまま両手でささっと髪全体をかき上げるようになじませればOK。ヘアカラーでダメージを受けた筆者の髪も、しっとり落ち着き、つやが出ます。
シーンや気分でタイトに仕上げたいときには、手に取る量を、いつもより1.5〜2倍多めに。仕上げにコームでとかすと、さらにびしっとまとまってくれます。使う量で印象が変えられるのも、ヘアバームのよさ。
しかも、天然由来成分だからか、多めにつけても嫌なベタつきはナシ。ナチュラルな仕上がりを長時間キープしてくれます。

天使の輪ができるところもお気に入り。
スタイリングが終わったら、手のひらに残ったバームを手指に塗りこんで、乾いたタオルで拭いたらおしまいです。心なしか、カサつきがちな手元がうるおったような?
ナチュラルながらも程よいホールド感、つやを出してくれる『無印良品』の「ヘアバーム」。お試しにもぴったりの20gは、筆者はすぐにも使い切ってしまいそう。大きなサイズも出ないかなと、願うばかりです。

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote