子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

子どもが友達の家に遊びに行くときに、おやつは毎回持たせてる?「おやつ問題」をママ達に調査!

子どもが成長し、小学生、中学生になれば、子どもだけでお友達の家に遊びに行くことが増えますよね。そんな時に気になるのが、「おやつ」を持っていくかどうかの問題。

今回『kufura』 では、小学生、中学生のお子さんを持つママ63人に、おやつ問題をどうしているかを回答していただきました。みなさんの答えを見ていきましょう!

お友達の家に遊びに行くとき、毎回のおやつどうしてる?

null

小学生・中学生の子どもがいる女性63人に「子どもが友達の家に遊びに行くときに、何かおやつなどを持たせますか?」と質問しました。

  • 毎回持たせている・・・22人(34.9%

  • たまに持たせている・・・16人(25.4%

  • 持たせていない・・・5人(7.9%

  • 初めて行くときだけ持たせている・・・4人(6.3%

  • 友達の家に遊びに行くことがない・・・16人(25.4%

6割の人が、たまに、または毎回おやつを持たせていることがわかりました。子どもにとってのおやつは単に空腹を紛らわすためだけのものではなく、食事だけでは取りきれない栄養素を補う意味もある重要なもの。今回のアンケートでは、お友達の家に行く時も、何かしら持たせる方が多いという結果となりました。

遊びに行くときにおやつを持たせるのは、こんな理由!

null

わが子がお邪魔して恐縮です…「申し訳ない気持ちと感謝」

「家にお邪魔になるのに何も持たせずに行かせるのは申し訳ないから」(52歳/主婦)

「お邪魔させてもらうので、最低限自分の水分補給や軽いおやつは持たせて、迷惑をかけないようにしている」(41歳/主婦)

「おやつを出してもらってばかりでは悪いので、今日はうちが持っていくねとママ友に伝える」(51歳/主婦)

家にお邪魔するだけでもお手間をかけるのに、その上おやつまで出してもらっては、さすがに申し訳ないという気持ちから持たせているとの声が多く聞かれました。おやつを食べれば、食器を借りる場合もあるし、洗いものやゴミを出してしまうことも。感謝も含めて持たせているようです。

少しでも手間が省ければ…「相手方の負担軽減」

「遊びに行く家の負担にならないようにするため」(37歳/主婦)

「一緒に食べるおやつを人数分持たせる。水筒も持たせる。お邪魔するので負担にならないように」(43歳/主婦)

「毎度複数人で集まっていておやつの時間があるし、遊びに行かせてもらう家の負担になるから」(37歳/その他)

いつもおやつを出してもらっては、経済的な負担もあるし、後片付けなどの手間をかけてしまうことも。それでも好意で用意していただく場合は、少しでも負担の軽減になればとの声もありました。

「礼儀・手土産」として

「お邪魔する礼儀として持たせている」(42歳/主婦)

「甘いお菓子としょっぱいお菓子を持たせます。エチケットとして持たせます」(51歳/主婦)

「手土産という思いもこめて」(36歳/総務・人事・事務)

「遊びに行かせてもらっているので手土産的な感じです」(42歳/主婦)

人の家にお邪魔するにあたって、礼儀やエチケット、また手土産的な感覚で持っていくようにしているという方も。大人がお友達の家に遊びにいく時は手ぶらではいかないように、子どもだけの場合でもおやつを持たせているという意見もありました。

「子どものお腹を満たす」対策として

「お腹がすくと思うので念のため」(38歳/総務・人事・事務)

「お友達とお菓子を楽しく食べて欲しい。放課後はお腹が減るからです」(42歳/主婦)

「夕飯前に遊びに行くので子どもたちの小腹を満たすため」(30歳/主婦)

お友達と遊んでいる時間がある程度長くなってくれば、避けられないのが子ども自身のお腹が減ってしまうこと。ご飯までの空腹を満たすため、ちょっとでもお腹に入れてもらえれば……と思う気持ちや、せっかくワイワイとお友達同士で楽しい時間を過ごすのであれば、楽しく食べてもらえればと思う気持ちから持たせるというママの声もありました。

家に遊びに来てもらったとき、子どものおやつで「困ったこと」「助かったこと」

null

今度は逆に、子どもの友達が家に遊びに来たときに、おやつや飲み物に関して困ったことや助かったことを教えてもらいました。

食物アレルギーや好き嫌い…おやつや飲み物で「困ったこと」

「子どもによっておやつの好き嫌いがあって、せっかく出しても食べられない子がいることがある」(52歳/主婦)

「我が家で常飲しているルイボスティーが苦手だったようで、普通のお茶を常備していたらよかった」(39歳/その他)

「子どもの友達のお菓子の好みがわからないときは困る。例えば炭酸が苦手など知らないこともあるから」(42歳/主婦)

「好みやアレルギーが心配だった」(46歳/総務・人事・事務)

「アレルギーがわからないから、連絡先を知らない子は家にあげない」(46歳/総務・人事・事務)

食べ物や飲み物の好き嫌いなど、こちらが良かれと思ってしたことが裏目に出てしまうこともあるようです。また最近では食物アレルギーがある子どもも多いので、確認ができない場合は大問題に発展してしまうことも。事前のママ同士のコミュニケーションも重要ですね。

これは嬉しい!おやつや飲み物を持ってきてもらって「助かったこと」

「好きなものを持ち込んでくれると、好みが分かり助かる」(28歳/総務・人事・事務)

「お菓子を持ってきてくれるからシェアできる」(29歳/その他)

「おやつを持ってきてくれると、我が家におやつがないとき助かる」(35歳/主婦)

「水筒を持ってきてくれたら何となく楽です」(42歳/主婦)

「おやつを持ってきてくれたら、飲み物だけ出せば良いから楽」(51歳/主婦)

「水筒やお菓子を持ってきてくれる子は助かる。持ってこない子も多いので、負担に感じる。おやつとはいえ、毎回だとお金もかかるから」(42歳/主婦)

おやつは用意するかわりに飲み物は持ってきてもらったり、それとは逆に、飲み物は用意するかわりにおやつを持参してもらったりなど、ルールのようなものがあると便利なのかもしれません。毎回の準備も大変ですし、量が増えれば経済的な負担になることも。最近は物価も上がっているので、お互いの負担も考慮したいところですね。

こんなこともありました!

「毎回あげていたら食べたいとリクエストもくるようになって困った」(36歳/総務・人事・事務)

「当日約束されるとお菓子とかないことが多いから買い出しが大変」(26歳/主婦)

「子どもの友達が来たときはお菓子をみんなで食べられるように大きめのお皿に出すが、自分の子どもが食べすぎて晩御飯があまり進まない」(37歳/主婦)

「その時々食べたいものが変わるからお金を持たせているけど、お菓子以外のものに変わることが難点です」(32歳/主婦)

「ジュースが飲みたいと聞いてないのに言ってくるような子。本当は家にあったが、子どもの友達にはお茶しか出さないと決めているのでジュースはないといってお茶を出した」(37歳/主婦)

おやつひとつ、飲み物ひとつから色々な問題につながることもあるようです。

 

子どもがお友達の家に遊びにいくことは、子どもの世界が広がる重要なコミュニケーションの機会。せっかく楽しい時間を過ごすのであれば、おやつもみんなの負担なく楽しく食べたいもの。お互いのちょっとした気遣いや決め事で解決できることもありそうです。みなさんの意見もぜひ参考にしてくださいね!

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載