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適度な距離感も重要!「素敵なママ友」ってこんな人。身近にいると、やっぱり心強いんです

SNSをはじめとするネット界隈では、トラブルや煩わしさの素になるイメージもある「ママ友」。ママ友はいなくても平気!という人もいる一方で、心強い味方になってくれることも。地域や学校についての情報収集においても、頼れる存在ですよね。

そこで『kufura』では、20~50代の子どもを持つ女性104人に「ママ友にしてもらって嬉しかったことや、素敵だなと思った言動」を調査。ママ友関係が円滑になるヒントを探ってみました。

つわりや病気でも子育ては休めない…ピンチの時の救世主

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子どもが小さいうちはママが体調を崩しても、ゆっくり休むことができません。パパやおじいちゃん・おばあちゃんに任せられればいいのですが、なかなか難しいケースもあります。そんな時に気にかけてくれたり、子どもをみてくれたママ友に「助かった」と感謝している声が多数あがりました。

「コロナにかかった時に買い物に行ってくれたり、子どもを預かってくれた。私も友達が病気になった時はゆっくり寝れるように子どもを預かっている」42歳女性/営業・販売)

「つわりがひどくて何も食べられず、ご飯も作れない時、週に何回か夕飯のおかずを作って持ってきてくれていたママ友がいました。私は今もあの時おかずを作って運んでくれたママ友を尊敬し、ずっとそのような良い人間でありたいと思っています」38歳女性/主婦)

「私が入院した時にママ友が子どもを見てくれて助かった。自分もできる事を率先してやりたい」50歳女性/主婦)

「私自身が入院した時に息子の野球の試合があり、送迎、ユニフォーム洗い、準備など色々としてくれたこと」51歳女性/その他)

どれも素敵なエピソード! ただ、気を付けたいのはその後のフォロー。これだけ助けてもらったら、やはり感謝の気持ちを示すためのお礼の品を渡すなど、何かしらの気遣いをしたほうがいいでしょう。かなり親しい間柄でも、フォローを怠ったために関係がぎくしゃくしてしまうケースもあるのでご注意を。

人見知りママがホッとする「気軽に話しかけてくれる」ママ

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幼稚園・保育園や学校の行事などに参加する際、知り合いのママがいないと不安になるもの。そんな時、向こうから気軽に話しかけてくれるママさんの存在に助けられたケースも多いようです。

「なかなかクラスのママ友に馴染めないでいたら、気さくに話しかけてくれて、ランチ会などに誘ってくれたママがいました。自分も馴染めてないママに気さくに話しかけて誘えたら良いと思う」54歳女性/主婦)

「よその土地から来たので、友達が居なかった私に話しかけ仲良くしてくれた人に感謝しています。私は人見知りですが、私みたいな境遇の人を見かけたら頑張って話しかけたりしています」45歳女性/営業・販売)

「幼稚園に入園したとき地元の先輩がいて話しかけてくれた。その後、入園してきた知っている方には積極的に話しかけている」31歳女性/パート・アルバイト)

「話すのがうまくないのでママ友の集まりでも聞き役ばかりですが、そんな私でもいつもゆるく誘ってくれて、仲間に入れてくれる」40歳女性/その他)

今回寄せられたコメントで印象深いのは「話しかけてもらってうれしかったから、自分も話しかけるようにしている」という人が多いこと。自分がうれしかったから相手にもしてあげたいという、とても素敵な連鎖が起こっているようです。

ママ友だからこそ重要となる「ほどよい距離感」

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実は今回のアンケート調査でも、「ママ友がいません」「ママ友はいらないので作りません」といった声が多数ありました。やはりママ友づきあいに煩わしいイメージを抱く人は少なくないように感じましたが、そういった人にも響きそうなのが“ほどよい距離感”のママ友です。

「家族環境や親の職業等、子どもと関係のないことは聞かないようにしているママ友」59歳女性/主婦)

「子どもや家族を大事にしているのが伝わるママ友。必要以上に他の子どもや家族に介入せず、程よい距離感を保つ姿勢は見習いたい」45歳女性/主婦)

親しくなると、子どもと関係ない話題で話が盛り上がるのは、ママ友関係では“あるある”です。そこから人間関係が発展していくのは素敵なこと。ただ、人によっては介入していいところと悪いところの線引きが違うことも多く、そこがズレてしまうとストレスを感じてしまうこともありそうです。

最初に紹介した「病気などのピンチで助けてくれるママ友」の存在は確かにうれしさも大きいですが、それが可能となる密なコミュニケーションも求められます。

そこまで親しくなることにストレスを感じたり、相手があまり乗り気でないように感じたなら、二番目に紹介した「気軽に話しかける」くらいの関係性にとどめ、「子どもと関係ないことは聞かない」といった距離感をキープするのも手。できるだけストレスのないコミュニケーションの方法を見極めて、お互いに心地良いママ友関係を目差していきたいですね。

高山恵
高山恵

東京都出身、千葉県在住。短大の春休みより某編集部のライター見習いになり、気が付いたら2022年にフリーライター歴25年を迎えていた。現在は雑誌『DIME』(小学館)、『LDK』(晋遊舎)などで取材・執筆を行うほか、『kufura』などWEB媒体にも携わる。

執筆ジャンルは、アウトドアや子育てなどさまざま。フードコーディネーターの資格も持つ。

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