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4月29日は「畳の日」!子育て中のママに聞いた…家に畳の部屋があることのメリットとは?

GW初日の4月29日は「昭和の日」ですが、実は「畳の日」でもあるんです。最近は生活様式の変化によってフローリングのみの家が増え、以前に比べて畳の部屋がある家は少なくなってきているようですが、畳の部屋には畳ならではの良さがいろいろとあります。そこで『kufura』では、家に畳の部屋があるという、お子さんのいる20〜50代の女性102人にアンケートを行い、「畳の部屋があることのメリット」を教えてもらいました。

ちょっと休みたいときなどに寝転びやすい

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「畳の部屋は、いつでも気軽にゴロゴロ寝そべることができて便利です」(42歳/主婦)

「フローリングはそのまま横になると、硬くて体が痛くなりますが、クッション性のある畳の上ならそんなこともありません」(43歳/その他)

「フローリングに寝転ぶよりも、畳に寝転がったほうが断然気持ちがいいです」(48歳/総務・人事・事務)

「子どもが小さいときは、畳の部屋があるとすぐにゴロンとさせてあげられて良かったです」(41歳/主婦)

「畳の部屋があると、子どもをすぐゴロンと寝かせることができるので、おむつ替えをするときも便利です」(31歳/主婦)

「子どもが小さいころは、お友だちがたくさん遊びに来てお昼寝してしまっても、畳の部屋があると気軽にゴロ寝させることができて便利でした」(56歳/主婦)

畳の部屋は、硬いフローリングと違ってそのままゴロンと寝転んでも痛くないので、ちょっと横になりたいときなどにいいですよね。特に、赤ちゃんのいるご家庭では、抱っこしている赤ちゃんをちょっと下ろしたいときやおむつ替えをしたいとき、またお昼寝させたいときなどに、すぐにゴロンとさせられるので便利という声が目立ちました。

夏は涼しく、冬は暖かで快適に過ごせる

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「畳の部屋があると親子でごろ寝ができるし、夏の暑いときも少しひんやりして気持ちがいいです」(59歳/主婦)

「畳の部屋があると、疲れたときにいつでもゴロゴロできるし、ほかの部屋と比べて夏は涼しいのがありがたいです」(36歳/営業・販売)

「暑い夏は特に、畳の上でゴロゴロすると涼しくて気持ちがいいです」(49歳/総務・人事・事務)

「畳は夏でもひんやりしていて涼しいので、寝転ぶと最高です」(56歳/主婦)

「畳の部屋は、冬でもフローリングのように冷たくないので助かります」(36歳/主婦)

「そのままゴロンとしても、フローリングと違ってなんとなく暖かい感じがするところがいいです」(56歳/主婦)

畳の表面に使われているイ草は、湿気を吸ったり出したりする調湿効果や保温効果があるため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができてとっても快適。特に夏は、フローリングやベッドの上などでゴロゴロすると、なんだか湿気でベタつく感じがしますが、畳ならしっかり湿気を吸ってくれるので、サラリとした感触で気持ちよく過ごすことができるようです。

フローリングと違って子どもがケガをしにくい

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「転んでも痛くないので、子どもが小さいうちは安心して遊ばせることができます」(56歳/主婦)

「畳の上なら、赤ちゃんが転がったり、ハイハイしても痛くないので、毎日安心して過ごすことができます」(36歳/総務・人事・事務)

「子どもが転んだりしたときに、フローリングほど衝撃がないのがメリットだと思います」(55歳/主婦)

「フローリングより柔らかいので、子どもがケガをしにくくて安心です」(31歳/主婦)

畳にはクッション性があるため、転んだりしたときに痛みが少ないというメリットがあります。なので、畳の部屋は小さい子どもを遊ばせるのに最適というママがたくさんいました。また、ハイハイ期の赤ちゃんも、畳ならフローリングに比べてハイハイするときに膝が痛くなりにくい感じがするので、ママも安心ですね。

そのまま直に布団を敷いて寝ることができる

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「小さい子どもには、ベッドよりも布団のほうが安全だと思うので、畳の部屋は直接布団を敷いて寝ることができるのが最大のメリットだと思います」(38歳/総務・人事・事務)

「子どもが小さいので、今は畳の部屋に布団を敷いて寝ています。ベッドから落ちる心配がないし、リビングルームの隣に和室があるので、子どもが寝ている間もすぐに様子を伺うことができ、安心して家事をこなすことができます」(33歳/その他)

「畳の部屋に布団を敷いて寝ていますが、寝相の悪い子どもが布団から転がっても、痛くないので助かります」(38歳/主婦)

「そのまま布団を敷くことができるのがメリット。やはり、ベッドよりも布団のほうがゆっくり休めるし、疲れも取れるような気がします」(43歳/営業・販売)

「畳は柔らかいので、布団を敷いて寝たときに背中が痛くなりません」(45歳/主婦)

「布団を敷いて寝るなら、絶対に畳が便利。以前、フローリングに直に布団を敷いていましたが、カビが生えて大変でした。畳は適度に湿度調整をしてくれるんだと改めて実感しました」(41歳/主婦)

畳の部屋があると、そのまま直に布団を敷いて寝ることができて便利。特に子どもが小さいうちは、ベッドだと転落の危険がありますが、畳の部屋に布団を敷けばそんな心配もいりません。また、フローリングに直に布団を敷くと、布団がカビてしまったり、体が痛くなることもありますが、畳なら吸湿作用やクッション性があるので安心ですね。

落ち着く、リラックスできる、癒される

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「畳の部屋があるだけで、気分的に落ち着く感じがします」(26歳/営業・販売)

「畳の部屋があるとリラックスできるし、気分も落ち着きます」(53歳/主婦)

「畳の部屋があることで、子どもがゴロゴロしながらリラックスできるような感じがします」(45歳/主婦)

「子どもが小さいころは、畳の上でゴロンと昼寝することもよくありましたが、畳の香りが気持ちよくて、子どももすごくリラックスして寝ていた気がします」(57歳/主婦)

「とにかく畳の香りが好きなので、畳の部屋があるだけで癒されます。ただ、うちの畳は年月が経ったため、最近はあまり香らなくなってしまいました」(45歳/その他)

やはり、昔ながらの畳の部屋があるだけで、なんとなく落ち着く、リラックスできるなどという意見も目立ちました。たしかに、畳の肌触りや香り、見た目や雰囲気などにより、畳の部屋に足を一歩踏み入れると、なんとなくホッとした感じがしますよね。特にあの畳特有の、なんともいえないいい香りに癒されるという人も多いのではないでしょうか?

昔ながらの日本文化を堪能することができる

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「息子が競技かるたをやっているので、練習するのに役立っています」(58歳/その他)

「畳の部屋で、子どもといっしょにお抹茶をたてたりしています」(38歳/主婦)

「畳の部屋があると、そこに正座してごはんを食べることができるのがいいです」(32歳/営業・販売)

「子どもは和風なものが大好きで、畳の部屋があるだけで侍の気持ちになれると喜んでいます」(45歳/主婦)

「子どもの兜やお雛様を飾るときは、洋室よりも畳を敷いた和室のほうが日本文化を感じることができていいと思います」(45歳/主婦)

畳は日本文化の一つなので、家に畳の部屋があるだけで日本文化を堪能できていいという人もいました。かるたをしたり、お茶をたてたりする際は、やはり洋室よりも畳敷きの和室のほうがしっくりくるもの。また、兜やお雛様など昔からある季節の行事に関連したアイテムを飾るのも、畳の部屋のほうがなんとなく映える気がしますね。

畳の部屋にはほかにもこんなメリットが!

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「フローリングと違って、畳ならそのまま直に座れるのがいいです」(37歳/総務・人事・事務)

「畳なら直に座って過ごすことができるので、子どもがおもちゃなどで遊ぶスペースにピッタリです」(41歳/主婦)

「畳の部屋は、裸足で歩いたときにすごく気持ちがいいです」(53歳/主婦)

「家が狭いので、布団を片付ければ一部屋丸ごと使える畳の部屋は、すごく重宝しています」(50歳/主婦)

ほかにも、「そのまま直に座れる」「裸足で歩くと気持ちがいい」などといったメリットがありました。また、畳の部屋を寝室として使っている場合は、布団さえ片付ければ日中は普通の部屋として使えるので、部屋をムダなく有効活用できていいですね。

いかがでしたか? 最近は、畳の部屋はそこまで必要ない、という人もいるようですが、特に子育て世代の人にとっては、畳の部屋が家にあると何かと便利な様子。これから家を建てる予定の人やリフォームを考えている人、また引っ越しを予定している人は、ぜひ皆さんの意見を参考に、畳の部屋が必要かどうかじっくり検討してみてくださいね。

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