子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

「子ども部屋」を作ったのは何歳のころ?作らない派の理由は?12歳以上のママに聞きました

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE

子どもの成長とともにベビーグッズや幼児向けのおもちゃが減り、勉強道具や学用品がどんどん増えていきます。ライフスタイルの変化に合わせて、子ども部屋を作る家庭もあるのではないでしょうか。

勉強に集中するため、プライバシーのため、自立のため、子どもが望んだため……と、子ども部屋の目的は家庭ごとに異なると思いますが、そもそも子ども部屋を用意している家庭の割合はどの程度なのでしょうか。

今回は親からの自立が進む12~18歳のお子さんがいる女性107人にアンケートを実施して、子ども部屋を作った時期やメリット・デメリットについてうかがいました。また、子ども部屋を作っていない家庭の声も聞いてみました。

12~18歳の子どもがいる家では8割が「子ども部屋がある」と回答

今回のアンケート対象者は、子どもの年齢がやや高めの12~18歳。つまり、中高生の子どもが主なターゲットです。

子ども部屋(1人部屋・きょうだいと共用は問わず)の有無についてうかがったところ、8割強が子どものための部屋を用意していました。

子ども部屋を作った・・・81.3%

子ども部屋を作っていない・・・18.7%

続いて、子ども部屋がある家庭・ない家庭に現在の状況をもう少し詳しくうかがっていきます。

まず「子ども部屋を作った」と回答した家庭に何歳のとき作ったのかお聞きしました。加えて、子ども部屋の良い点や問題点についても答えてもらいました。

子ども部屋を作る3つのタイミング

子ども部屋を作ったタイミングは以下の3つの時期に回答が集中していました。

1位:6~7歳頃(小学校入学を機に)・・・34.0%

「6歳。小学校入学のタイミング。でも、高学年になるまでそんなに使用しなかった」(42歳・主婦)

「小学校入学と同時に、勉強に集中出来る様に子ども部屋を作った。低学年のうちはリビング学習を好んでいて、1人で寝なかったので、子ども部屋はいらなかったかなと思う」(46歳・その他)

「6歳。小学校入学を機に。子どもが喜んで整理整頓をした」(39歳・その他)

「7歳。私物をリビングにおかず、スッキリ」(43歳・総務・人事・事務)

「6歳のとき、小学生になって自立した部屋を与えた 。自分で掃除するようになった」(40歳・主婦)

2位:9~10歳頃(小学校高学年に差し掛かるころ)・・・20.0%

「10歳。受験勉強が本格的になってきたから。悪い点として目が届かなくなる恐れ。鍵はつけなかったことが正解でした」(48歳・営業・販売)

「10歳。それぞれ友達が来るようになったから。整理整頓ができるようになった」(41歳・主婦)

「10歳。1人で寝るようになって私もゆっくり寝れる」(41歳・主婦)

「娘は10歳の時。息子も10歳の時。部屋の片づけをなかなかしない。ゴミもため込む。だからといって親が片づけをすると怒られる」(42歳・主婦)

「小学校4年生のとき。上の子が中学に入って、テスト勉強とかあるので、部屋を区切って1人ずつの部屋にした。独立心がついて、自分のことは自分でするようになった」(48歳・総務・人事・事務)

3位:12~13歳頃(中学校入学を機に)・・・14.0%

「姉と弟なので姉12歳、弟10歳の思春期前にわけました。秘密基地みたいで楽しそう」(52歳・技術職)

「13歳。中学に入るので勉強に集中するためにも作った。少し独立心が芽生えてきた。自室にばかり引きこもらないようにした」(49歳・主婦)

「中学1年生のとき。学校の教材なども増え、置き場所にこまるようになったので。子どもが整理整頓するようになった」(50歳・総務・人事・事務)

小学校入学前後、小学校高学年に差し掛かったとき、中学校入学のときが3つの節目でした。

メリットとしては、自分で整理整頓をするようになった、勉強に集中できる環境ができた、自立心がめばえたという声がありました。一方で、低年齢で子ども部屋をつくった家庭では「結局使っていない」「物置になった」「片付けられない」という声も見受けられました。

続いて、子ども部屋を作っていない家庭の声をご紹介します。

子ども部屋を作っていない理由は「住宅事情」と「子どもの希望」

今回のアンケートでは、子ども部屋を作っていない家庭は2割弱。

その理由は以下の2つに集約されていました。

(1)住宅事情により

「部屋が足りないから。子どもが親に内緒で何かすることが少ないとは思う」(54歳・主婦)

「家が小さすぎてそんな余裕はないから」(36歳・主婦)

「作らないんじゃなくて、作れないんです。長男は作れましたが、次男は仕方がないので和室で我慢してもらっています」(53歳・主婦)

(2)子どもが「欲しい」と言わない

「子どもがいらないというので、欲しいというまで作らない」(44歳・主婦)

「まだ小学生で、リビングで学習するため」(48歳・主婦)

「必要ないと言われたので」(42歳・主婦)

このように、個室を作りたいけれど作れない、子ども自身が必要だと感じていないなどの声がありました。

 

今回は、子ども部屋のアンケート結果をご紹介しました。

子ども部屋を作る目的としては勉学、自立、プライバシー保持の理由がありました。一方で子ども部屋を作っていない家庭も一定数見受けられました。

日本の近代化の過程で、西洋文化にならって子どもの“個”を大切にするために浸透していったと言われている子ども部屋。親の庇護のもとで勉強する時期が長期化することで、子ども部屋を作ることが一般的になった一方で、子ども部屋を作れないことに後ろめたさを感じている声も聞かれました。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
人気の記事
連載・特集