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暑い週末の夜はアクアパッツアで。華やかに見えて実はカンタン【お米農家のヨメごはん#35】

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こんにちは。富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・12歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らしている、そんな私たちの食卓周りの日常を、皆さんにお伝えする連載の35回目。
今回は、残暑厳しい日でも食が進む、華やかだけど簡単なアクアパッツアと、収穫間近の田んぼや、ついに新調したコンバインについてお伝えしたいと思います。

暑い中の農作業、夜ごはんを作る時間まで体力が持たない日々だけど…

8月も暑かったけれど、9月に入ってからも暑い。
富山は涼しい地域と思われがちだけれど、台風が来るたびにフェーン現象で熱風が吹き荒れる。 そんな日は、夜ごはんを作らなくてはいけない時間まで体力が持たない。 ごはん作りたくない、このままビールだけで済ませたい!!!!! けれど、育ち盛りの娘もいるし、外で作業して頑張っている旦那さんもいるから、 なんとか気力を振り絞って平日の夜ごはんを用意している。

平日も週末も関係なく農作業に追われる我が家だけれど、 直売対応だけは週末しっかり休むようにしているので、 週末はなんとか夜ごはんを作る体力が残っている。 先日、アクアパッツアを作ってみた。見た目も響きもとにかく華やか。 なんだか作るのが大変そうだけれど、実はとっても簡単に作れる一品だ。

オリーブオイルとニンニクを温めて、魚の表面を焼いてから、アサリとトマトを入れて白ワイン(または日本酒)を振り入れ、お水も入れて5分くらい蒸し煮。 仕上げにパセリが欲しかったけど、なかったからネギを散らしてレモンを添えた。 オリーブとかタイムとか入れると、グッと美味しくなるはず。

アサリはいつも生協の宅配で届くから、我が家は1週間に1回かならず食べるけれど、 だいたいがお味噌汁行きだったから、こんなお洒落に活用できて嬉しかった。 お魚は、海がすぐそこの富山ならではで、メバル1匹まるまる使ったけれど、 切り身の方が実際は扱いやすくてお勧め。

色合いを揃えて作る、サラダも添えた。ブロッコリー、スナップエンドウ、アスパラと、グリーンで統一するだけなのに、 グッといい感じになる。 彩りよく、とトマトを入れたい気持ちを頑張って抑えるのがコツ。

ドレッシングは、市販のものを使う事もあるけれど、週末くらいは自分で作りたい。といっても簡単にできるもので。

オリーブオイルをベースに塩胡椒と、あとはレモン汁だけでも、バルサミコ酢を加えても。粒マスタードも美味しい。
炒め物には絶対に使わない、ちょっとよそいきのオリーブオイルを使えば、シンプルで極上のドレッシングになる。

最近はドラッグストアでもコンビニでもお手頃に入手しやすいので、 いつもはビールなのによそ行き気分でスパークリングワインにしてみた。 暑い1日を、週末を締めくくるのに、こんな夜ごはんもいい。

暑い暑い日のデザートは…

そしてこちらは、暑い暑い日に作ったデザート。 小玉スイカと梨を丸くくり抜いて、スイカのケースに詰めてみた。 どちらも知り合いの農家さんからいただいたもの。

サイダーを注いでフルーツポンチにしようと思ったのに、 帰ってきた娘に即つまみ食いされる。 美味しい!と幸せそうな顔に、こちらまで幸せな気持ちになった。 つまみ食いしてくれる家族の存在は、実はかなり貴重なのかもしれない。

15年ぶりに新調したコンバイン!!

さて田んぼの稲穂はというと。いい感じに熟してきた。 もう少し色ずいてきたら収穫だ。

猛暑でからっからに乾いているから田んぼに水を入れたいけれど、 7月の長雨の影響で田んぼのぬかるみが残っていて、水を入れすぎると今度は、刈り取り時にコンバインが立ち往生する危険性がある。水の管理は本当に大事なわけで、これが大きく作業性を左右する。毎年、試行錯誤しながらやっている。

15年ぶりに新調してしまったコンバインも納車された!

あちこちから「おめでとう」のお声をいただいたけれど、ちっとも嬉しくありません(笑)。大きな米農家さんから見たら、小さくて設備も最小の何てことないコンバインだろうけれど、私たちにとってはもう、清水の舞台から5回くらいはダイブしたお買い物だ。

今後の借金返済の事を考えると、身が引き締まる思い。この先は苦しい数年になりそうだ。

それでも、いや、それだからこそ、笑顔全開で稲刈りしたいと思います!

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