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「塩豚」さえあれば!人が集まる日は大鍋どーんと出しちゃう料理で【お米農家のヨメごはん#18】

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こんにちは。富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・11歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らしている、そんな私たちの食卓周りの日常を、皆さんにお伝えする連載の18回目。

今回は、とっても簡単なのに豪華に見える大皿、ならぬ大鍋料理と、雪降る間近、田んぼでのトラクター作業の様子をお伝えしたいと思います。

人が集まる日は、だいたいの場合は持ち寄り

人が集まる事が多い季節、我が家でもよその家でも、だいたいの場合は持ち寄りだ。
さて何を作ろうか、と頭を悩ませる事は、実はほとんどない。そもそもレパートリーが少ない上に、凝ったお料理を作る腕はあるけど(?)時間がない。

私の定番は、大皿ならぬ大鍋どーんとそのままテーブルに出せちゃうお料理。
例えばこれ、塩豚と玉ねぎとジャガイモを隙間なく並べた蒸し煮。味付けは、オリーブオイルと塩胡椒、それに庭から取ってきたローズマリーだけ。

塩豚さえあれば、間違いなく美味しくできる。超手抜き料理なのに見栄えするので、忙しくても時間がなくても大丈夫。塩豚は、豚バラや肩ロースに強めに塩を振ってラップでピタッと包んで冷蔵庫へ入れておくだけ。翌日からでも使えるし、数日置いて熟成させるとさらに旨みが増す。ただ炒めるだけでも悶絶するくらい美味しいし、スープにチャーハンにと何でも使えるのが嬉しい。

パン(コンビニで買ってきた)とワインを添えれば、喜ばれること間違いなし!しかもお料理上手と勘違いされる事も間違いなし!!

塩豚と並べるのはどんなお野菜でも大丈夫。
夏ならトウモロコシやトマトにズッキーニ、秋ならこんな風にサツマイモでも。冬は大根やレンコンにもあう。塩豚からの旨みがたっぷり出て、蒸し煮にすればその旨みが逃げないので本当に美味しい。

なんの調味料もいらないけれど、美味しい塩だけは忘れずに!

もう一品、得意の大鍋料理はパスタ。これもまた、その時にあるお野菜を使ってどーんと作ってテーブルに出す事が多い。この時はパプリカを使った。

オリーブオイルでニンニクとベーコン、玉ねぎを炒めたら、パプリカをたっぷり入れてから、白ワインを注いでアルコールを飛ばす。トマト缶を加えて、茹で上がったパスタを入れればできあがり。パプリカの旨みがたまらない、娘も大好きな一品。その時の気分で、トマト系だったりクリームソースだったり。ベーコン(かソーセージ)と玉ねぎさえあれば、あとは冷蔵庫にある野菜を組み合わせて、お好きな味でどうぞ。

娘は、そんな私たちとは別に、パンを食べる時もあれば、ご飯を食べる時もある。

ご飯を食べたい時は旦那さんが作るのではなく、基本的に自分で用意してもらう。冷凍してあるご飯をチンして海苔だけで食べる時もあれば、お雑炊を作っている時もある。うん、その日その時、それぞれが食べたい物を食べればいいよね。

この冬はまだ、雪の恐怖に震えることなく過ごせています

さて田んぼの様子。
今年はとにかく雪が遅い。早い時は11月末には平野部でも降るし、12月にこんもり積もる事もあったけれど、今年はまだ、雪の恐怖に震えることなく過ごせている。

田んぼの稲株はさすがに刈れて茶色くなってしまったけれど、雪がないのでトラクター作業も支障なくできた。

11月にせっせとまいた堆肥を土に漉き込むため、トラクターで土を起こしていく作業も12月下旬には終わった。このあと田んぼは、1月2月と雪の下でじっと耐える事になる。

田んぼとはしばしお別れして、旦那さんはこの先しばらく、作業所の中で農機具の整備をする事になる。そして私は事務所にこもって、ひたすら簿記入力に追われ、確定申告へとなだれ込む予定。

そう、農家は個人事業主。ただ農産物を育てているわけではなく、自力で決算書を作成し、確定申告をして、消費税を納めたりもする。事務作業もけっこう多い職業だったりするので、実はパソコンが必須なんです。

と、その前に、冬休み。

家族そろって旅に出る。行き先は、ずっと憧れていた南米へ。自分自身の目で見て、自分の心で感じてきたい。次回はそんな旅の事もご紹介できたらと思っています。

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