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続く我慢の日々…。会えない孫へ「祖父母からのメッセージ」が集まりました

新型コロナウイルスの流行が始まって一番会いづらくなったのは、おじいちゃん、おばあちゃんなのかもしれません。

もし、大切な人を感染させてしまったらという気持ちから、なかなか会えずにいる方は多いのではないでしょうか。

そこで『kufura』では「会いたくても会えていない孫たちに思うこと」を、孫のいる祖父母368人に聞いてみました。おじいちゃん、おばあちゃんの胸の内を聞いてみましょう。

世の中コロナで辛いけど…「素直に育ってね!」

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まずは、毎日コロナの暗いニュースばかりでしんどいけれども、明るく育ってほしいとの声から。

「そのまますくすくとそだってほしい。また、笑顔をとどけてほしいです」(64歳/男性/公務員)

「素直で優しい子に育ってほしい。パパやママの言うことをよく聞いて健康で過ごしてほしい」(67歳/男性/その他)

「コロナで色々な制約がある中、元気に育ってほしい」(63歳/男性/営業・販売)

「外遊びも満足にできず、マスクばかりの人たちばかりで不自然な社会だけれど、素直で優しい子に育ってほしい」(64歳/女性/主婦)

「とにかく丈夫な子に育っておくれ」(65歳/男性/その他)

「美味しいものをたくさん食べて成長してほしい」(65歳/男性/公務員)

たくさんのことを経験してきたじいじばあばたちから、「健やかに……」と願う声が多く聞かれました。不安定な日々が続きますが、いつか必ず収まる時がくるから安心して大きくなって欲しいという願いが込められているようです。

大変だけど…「今できることを頑張ろう!」

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続いては、こんな時でも「一生懸命頑張ろう!」というたくましさが感じられるメッセージです。

「暑さに負けず、健康に気を付けて、運動、勉強をがんばれ……!」(77歳/男性/その他)

「これから先の4年間、悔いのない大学生活をエンジョイしてもらいたい」(81歳/男性/会社経営・役員)

「塾の勉強は大変だと思うが頑張って。無理しないように」(69歳/男性/その他)

「これをいい機会ととらえて勉強してほしいと思う」(72歳/男性/その他)

「2人ともキックバイクでレースに出ているのだが軒並み中止、でも腐らず練習頑張れと伝えたい」(75歳/男性/その他)

「何事も……一生懸命やってること」(75歳/男性/その他)

物事や時代の流れに左右されずに、自分の進む道を貫いて欲しいというたくましいメッセージでした。特にじいじからの意見が多かったように感じます。「どんな時も全力で」という熱血メッセージですね!

気持ちは前向きに…「コロナに負けないで!」

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「規則正しい生活をしてコロナなんかに負けずがんばれ」(67歳/男性/総務・人事・事務)

「何事も面倒くさがらず、頑張ってほしい」(71歳/男性/その他)

「コロナに負けずにサッカーの練習に励んでいつか試合を見に行けたらいいな」(75歳/男性/その他)

”打倒コロナ”のメッセージ。コロナは未知のウイルスで、なかなかの強敵ではあるものの、ふさぎ込むことなく、腐らず、負けないで欲しいというものです。中には、

「精神修養とよき判断力を身につけてくれれば嬉しいな」(73歳/男性/その他)

「とにかく今年は辛抱することの大切さを理解すること」(68歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

という声も。このダメージをプラスに転換して、多くを学んで欲しいというものもありました。これまで多くを経験してきた年長者だからこそ言えるたくましいメッセージですね。

何よりも「感染対策をしっかりと!」

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続いては、今はコロナに感染しないでほしいという声です。

「新型コロナウイルスに感染しない様に」(78歳/男性/その他)

「コロナウイルスに気を付けて頑張って欲しい」(85歳/女性/主婦)

「コロナ対応で3蜜に注意すること」(77歳/男性/その他)

「コロナウイルス対策は必ず」(81歳/男性/その他)

「コロナに注意して、マスクをかけてね」(78歳/男性/その他)

「遊ぶ行動範囲をあまり広げないで感染しないように!!と伝えたいです」(72歳/男性/その他)

まだまだわからないことが多すぎる今回のウイルス。手洗い・うがいをしっかりとして、感染対策を念入りにして欲しいという声が多く聞かれました。

何があっても元気があれば大丈夫「健康第一!」

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「とにかく健康が一番、あとは勉強をしっかりすること」(72歳/男性/その他)

「元気でいればそれでいい」(68歳/男性/その他)

「とにかく、健康で元気に成長してほしいです」(55歳/男性/研究・開発)

「手洗いを必ずして、元気でいてね!」(75歳/女性/主婦)

新型コロナウイルスに罹らないことはもちろん、心も体も元気でいて欲しいと願っている声が多くあげられました。元気でさえいてくれれば……という思い、ぜひ届いてほしいですね。

収束したら必ず「また、会おうね!」

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そして、やっぱり多かったのは、孫に会いたい気持ち……でした。

「しばらくの辛抱だね、会える日が楽しみだよ」(73歳/女性/主婦)

「今度会えたらまた工作して遊ぼうね」(65歳/男性/デザイン関係)

「また会える日まで、おばあちゃんは何か面白い遊びを考えておくので楽しみにしていてね。しっかりご飯をたべて体力をつけてね」(75歳/女性/主婦)

「またディズニーでミッキーと遊ぼうね」(72歳/男性/その他)

収束したら「会いたい!」との声。オンラインなどで会話をしている方も多いでしょうが、やはり実際に会いたいですよね。一緒に遊べる日が来るまで、もう少しの辛抱。じいじ、ばあばの気持ちが胸に響きました。

そのほか、

「体に気を付けて、パパ・ママのお手伝いをしてください」(65歳/女性/その他)

「今はしたくてもできないことが多いけど、とうちゃんかあちゃんと一緒に工夫して少しでも楽しく過ごせるようにがんばってね」(67歳/男性/その他)

と、パパ、ママのいうことを聞いて欲しいというメッセージもありました。

 

いかがでしたか? 会いたくてたまらないじいじばあばの気持ち、届きましたか? 筆者と子どもたちもコロナが始まってから帰省できず、オンライン帰省にとどまっています。今度はいつ会えるかの目処もなかなか立たない中で、元気でいてさえくれればという温かいメッセージにジーンと来ました。

きっと孫たちも、じいじばあばには元気でいてもらいたくて今は我慢をしているのだと思います。お互いの気持ちを受け止めて、今はできることをしっかりとして、次に会える時には飛び切りの笑顔で会えるようにしたいですね!

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