「現在、定期的に通っている習い事は?」
nullまずは、現在、通っている習い事について尋ねたところ(複数回答可)、人気トップ10の結果は以下のように。
第1位:水泳…23票(26.4%)
第2位:英語・英会話…21票(24.1%)
第2位(同率):学習塾…21票(24.1%)
第4位:音楽(ピアノ、バイオリン、音楽教室など)…13票(14.9%)
第5位:サッカー…11票(12.6%)
第6位:書道…10票(11.5%)
第7位:そろばん…7票(8.0%)
第8位:体操・ダンス(バレエ、チアリーダー、フラなど)…6票(6.9%)
第9位:武道(空手、柔道など)…5票(5.7%)
第9位(同率):プログラミング…5票(5.7%)
なぜその習い事を選択したのか、トップ3の習い事について、お母さんたちの声を見ていきましょう。
水泳を習わせた理由は?
1位の「水泳」は『kufura』が過去に実施したアンケートでも常に1、2を争う不動の人気。そんな水泳を習わせた動機として、
「水泳は体力づくりに最適だと思うので」(37歳/営業・販売/小2・小4の母)
「スイミングは、4泳法泳げるようにさせたかったから」(42歳/その他/小2・小6の母)
といった声が寄せられています。夏場に親子でプールや海に行くだけでは、泳ぎはなかなか身につきませんが、スイミングスクールに通えば室内プールで1年中体を鍛えることが可能です。子どもの習い事として水泳が人気なのはうなずけますよね。
英語・英会話を習わせた理由は?
第2位の「英語・英会話」に関しては、
「将来、役立ちそうだから」(44歳/研究・開発/小2・小5の母)
「英語は日本人が馴染めるに時間がかかるから」(41歳/主婦/小5の母)
など、今後ますます英語力の必要性が高まることを見据えて、子どもに習わせる家庭が少なくないようです。もちろん、英語は大人になってからでも学べますが、発音やヒアリングなどは、子どものほうが上達が早いというイメージがありますよね。
学習塾に通わせた理由は?
学習塾に関しては、
「作文力をつけるために読書塾」(39歳/主婦/小4の母)
「自分のペースで苦手を克服できるから」(32歳/主婦/小6の母)
「受験を検討しているから」(43歳/主婦/小5の母)
など、通わせる目的はさまざま。
学習塾は、四則計算や漢字の読み書きなど、ごく基本的なところから指導してくれる補習型の教室から、中学受験に特化した教室まであります。さらには、作文や理科の実験など、ある特定分野にフォーカスして才能を伸ばすことを目的とするユニークな塾も。
現時点での学力や、お子さん自身の希望もふまえつつ、まずは体験入学なども利用して、じっくり検討してみては?
「これから始めたいと思っている習い事は?」
null続いて、これから習わせたいものについても尋ねたところ(複数回答可)、上位は以下のようになりました。
第1位:英語・英会話…20票(23.0%)
第2位:プログラミング…12票(13.8%)
第3位:学習塾…9票(10.3%)
第3位(同率):音楽(ピアノ、バイオリン、音楽教室など)…9票(10.3%)
第5位:水泳…6票(6.9%)
第5位(同率):そろばん…6票(6.9%)
第7位:書道…5票(5.7%)
第8位:武道(空手、柔道など)…4票(4.6%)
第8位(同率):体操・ダンス(バレエ、チアリーダー、フラなど)…4票(4.6%)
現在、習わせているランキングでも2位につけた「英語・英会話」が首位。そして、現在ランキングでは下位にとどまった「プログラミング」が2位と大躍進です。この2つに関しては、2020年から小学校で必修となることも、注目度の高さに影響しているのかもしれません。
実際に検討中のお母さんからは、こんな声が寄せられています。
英語を習わせたいお母さんの声は?
「英語は世界語でクラスのお友達も殆ど習っているから」(37歳/その他/小5の母)
「3年生から英語の授業がはじまるので」(38歳/主婦/小2の母)
「小学校でも英語が必要になってくるから、その前に英語の基本的なことくらいは出来るようにしてあげたいから」(33歳/主婦/小1の母)
「筆記だけでなくリスニングが大切になるため」(32歳/その他/小1の母)
やはり必修化に備えて、生きた英語力を身につけさせたいと考えている人が多いようです。また、すでにまわりで英語・英会話を習っているお友達がいる場合、お子さんのほうから「やってみたい」と希望するケースもあるかもしれませんね。
プログラミングを習わせたいお母さんの声は?
「学校でプログラミングの授業が始まるから」(45歳/主婦/小5の母)
「学校の勉強だけだと限度があるから」(33歳/主婦/小2・小5の母)
「理科系に進んでほしいから」(30歳/その他/小2・小3の母)
プログラミング必修化の影響もありますが、さらに一歩進んだことを学ばせたいという親御さんの意欲もうかがえます。
ここから10年、20年で社会がどのように変化し、どのような人材が求められるようになるのかは未知数。とはいえ、少なくともIT化が後退することは考えにくいですし、プログラミングの技術や基本的な考え方を子どものうちから積極的に学ぶことには多くのメリットがありそうですよね。
その他の習い事に関してはこんな声も…
「長男は友達と遊んだりゲームばかりで勉強時間が無いため塾に通わせたい」(41歳/総務・人事・事務/小1・小5の母)
「学習塾。今はまだ親が検討中の段階だが、子どもが受験を希望してきたりしたときに手遅れにならないため」(35歳/総務・人事・事務/小1の母)
「ピアノは音感と読譜と集中力がつくから」(34歳/学生・フリーター/小1の母)
「自分も小さい頃ピアノを習っていてピアノが家にあるので子どもにも弾けるようになってほしいと思いました」(35歳/デザイン関係/小1の母)
「そろばん。実用的な技術を身に付けて欲しいと思うから。数字の計算は買い物にも学校の問題にも役立つと思うから」(32歳/主婦/小2・小4の母)
「書道は、字を書くバランス、綺麗に書くことの大切さを学んで欲しいと思ったので」(38歳/主婦/小2の母)
「武道は忍耐力もつくし友だちとの喧嘩とかでも加減を知ることが出来そうだから」(27歳/主婦/小1の母)
「ラグビー。チームワークの大切さや、体力向上のため」(43歳/主婦/小2・小4の母)
「野球。父が野球をしているのを小さい頃から見ていて、本人もやりたいと言い始め、ちょうど同級生の友達が入団したので入りたいと言うので始めた」(41歳/総務・人事・事務/小1・小5の母)
どのコメントも、納得させられるものばかりですよね。また、記事でご紹介した以外に、「友達に誘われたから」「子どもがやりたいと言ったから」という声もかなりたくさんありました。
子どもには、可能な限りさまざまな経験をさせてあげたいのが親心。限られた予算や時間で、何を始めたらよいのか迷い中の人は、ぜひみなさんの意見をご参考にしてみては?