正確には5,060円の「ハンドクリーム」
null筆者が手に入れた『ティファニー』とは、ハンドクリームです。
正確な価格は税込5,060円で、容量は2オンス(約75ml)。ふだんは気軽な価格で全身に使えるワセリン派ですから、「高級ブランドが5,000円で手に入る」と言ったって! 清水買いには違いありません。
しかし声を大にして言いたい。
思い切って買って……よかった~~~~~~!!!
人気パフュームと同じ香り
友人から「つけ心地はもちろん、香りがすばらしい」と聞いていました。
パッケージを緊張しながら開け、いざ手の甲へ。塗り広げると、爽やかで甘い香りがたちのぼって、うっとり。
ホームページによると、香りを手がけたのは、世界中の天然香料を扱う『ロベルテ社』のマスター調香師であるジェローム・エピネット氏。そもそもジェローム氏は『ティファニー』で大人気パフューム「ティファニー ローズ ゴールド」も手がけた方。このハンドクリームは同じ香りを採用しているそうで、そりゃすばらしいわけです。
香水と同じく、トップノート、ミドルノート、ラストノートと、時間とともに変わっていく香りは、思っている以上に長持ち。ある日、朝に塗っただけだからと手洗いもせず昼食のサンドイッチを頬張ったら(お行儀悪くてすみません!)、パンのにおいと一緒にハンドクリームの香りが口いっぱいに広がったこともありました(笑)。
ちなみにつけ心地は、さらっと軽やかです。
だから乾燥肌が気になる筆者は、朝いちばんは無香料のワセリンをたっぷりと。『ティファニー』は、仕事前や、苦手な食器洗いをする際にテンションを上げるためつけています。
手指をしっとり潤わせつつ、そこはかとなくよい香りも漂わせられて一石二鳥。“ティファニーブルー”のルックスも可愛くて、部屋に転がっていても様になる。香水好きな方へのプレゼントにもよさそうと、密かに機会を伺っています。
世界中で愛されるゴム手袋
null苦手な食器洗いを幸せな時間にしてくれたアイテムが、もう一つあります。それは『Marigold(マリーゴールド)』のゴム手袋(750円)。
実は筆者、ず〜っとゴム手袋迷子でした。手指の乾燥予防にといろいろ試してきましたが、着脱しづらい、手指の感覚がわかりづらい、見た目にテンションが上がらないなどという理由で、数回使っては離脱。なかなかコレというのが見つけられなかったのです。
でも、『マリーゴールド』は違いました!
まず、立体的なデザインのおかげで、手にほどよくフィット。ゴム手袋をはめていても、指先の感覚が伝わりやすく、作業しやすいんです。
また、着脱もするっとスムーズ。内側のコットンがきいていて、ゴム手袋特有の「なんだかムレているような?」という感覚もナシ。むしろサラサラとして、気持ちいい〜。
そして、手首部分も長めで、ほどよくフィットしてくれます。おかげで内側に水が入って「びしょ濡れ!」と、泣くことも減りました。
あとは、このパキッとした原色も、はめるだけで気分が明るくなるんですよね。筆者は近所のドラッグストアで見つけたレッドですが、ほかにもイエローやブルーなどもラインナップしているよう。お風呂やトイレなど、場所ごとに色違いで揃えてもかわいいな、なんて妄想中。
齢40、キレイな手指で歳を重ねられるように。そして苦手な食器洗いも前向きに頑張れるように。『ティファニー』のハンドクリームと「マリーゴールド」のゴム手袋をこれからも頼っていこうと思います。
朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote