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あなたは大丈夫? 働く女性は要注意「うなじ首こり」のセルフチェック法

長時間のデスクワークやスマホの利用などが原因で、多くの人が悩まされている肩こりや首こり。実は、男性よりも女性のほうがなりやすいのをご存じでしょうか? なかでも、デスクワークなど“うつむく”姿勢が長くなりがちな働く女性には、首のうなじ部分(首の後ろ中央)がこってしまう“うなじ首こり”に注意が必要とのこと。

今回は、“うなじ首こり”の原因とセルフチェック方法をご紹介します。

女性のほうが肩こり・首こりになりやすい原因は?

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稲毛病院 整形外科・リハビリテーション科/健康支援科部長 産業医の佐藤務先生によれば、肩こりを訴える患者さんは、肩だけでなく首のこりも併発していることが多いそう。そして、肩こりや首こりは男性よりも女性のほうがなりやすいといいます。

理由は、女性の首が細長いから。女性の首は男性よりも平均5~6cmも細く、男性にくらべて少ない筋肉で頭を支えなければなりません。血流量は筋肉量に比例するので、女性は血流が少なく滞りやすくなるそうです。

その上、デスクワークで長時間同じ姿勢でいると首や肩周辺の筋肉を動かさないため、筋肉の緊張状態が続いてさらに血流が悪くなり、首のこり、すなわち“うなじ首こり”を起こしやすいというのです。

デスクで簡単! 「うなじ首こり」のセルフチェック法

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肩こりや首こりは日常茶飯事だから……といって甘くみていませんか?

佐藤先生によれば、肩こりはもちろん、首のこりも放置しておくと全身に影響を及ぼし、頭痛や腕のしびれ、痛みを引き起こすこともあるとのこと。知らないうちに重症化する前に、症状に気づいて早めに改善策をとることが大切です。

デスクでも簡単にできる“うなじ首こり”のセルフチェック法で、首こりの危険がないか確認しましょう!

(1)アゴを上にあげ、上を向いて首をそらせる

急に首をそらせると、負担がかかるおそれあるのでゆっくりアゴをあげましょう。

(2)左下に向かって首を使いながら、頭をゆっくり移動させる

(3)アゴを引き、真下まで回す

(4)右上に向かって回転し、最初の位置まで戻る

上記4つの動きで、とくに上を向くときに首から上肢にかけて違和感があれば、自覚症状はなくても既に首こりの危険があるとのことです。

また、目薬をさす、うがいをするなど、日常生活において上を向く動作で首に違和感がある場合も要注意なのだとか……。あなたは大丈夫でしたか?

 

たかが首こり、されど首こり。大したことがないと思って放置しておくと、さまざまな不調につながる恐れも。

今回ご紹介したセルフチェック方法で首に違和感のある人は、デスクワーク中に1時間に1回は席をたつ、スマホの利用を控える、適度な運動をするなど、生活習慣の改善に努めましょう。

※ 図表・イラストはピップ株式会社提供

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