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半数以上が手抜きに!? マスク生活でのメイクの変化…女性のリアルな声を直撃しました

コロナ禍で外出時の必須アイテムとなったマスク。これまで花粉症やインフルエンザシーズン限定のものだったのに、今では季節を問わず、マスクがないほうが違和感を覚えるほどになっていますよね。
そんなふうに、マスクの着用が当たり前になったことで、女性のメイクの仕方にも変化が起きているようです。『kufura』では、20代~50代の女性414人を対象に、“マスク生活でのメイクの変化”をテーマにアンケート調査を実施しました。

「マスク生活になり、メイクの仕方に変化はありますか?」

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まず、マスク生活になったことで、メイクの仕方に変化があるかどうか尋ねたところ、結果は以下のように。

「以前よりも手抜きするようになった」…236票(57.0%)

「以前よりも入念にするようになった」…16票(3.9%)

「特に変化はない」…162票(39.1%)

何と6割近くの女性が、メイクを手抜きするようになったとのこと。「どうせマスクで顔は隠れるし、そもそも人と対面する機会が減ったし……」というのが世の多くの女性の偽らざる本音なのかもしれませんね。

どんなふうに手抜きするようになりましたか?

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「以前よりも手抜きするようになった」と回答した人に、具体的な変化について尋ねたところ、以下の傾向が見られました。

(1)ファンデーションは薄塗り、もしくはつけない

「ファンデーションを薄くしてマスクにつかないレベルにしました。またマスクをする前にティッシュオフして余分な量を取るようになりました」(30歳/その他)

「マスクで隠れる部分のファンデーションは薄くしたり塗らなかったり」(47歳/主婦)

「近場の買い物くらいならマスクで隠れるのでファンデーションをしなくなった」(29歳/営業・販売)

「ファンデーションをベビーパウダーに変えた。マスクにファンデの色がつくのが嫌なので」(47歳/デザイン関係)

「ファンデーションをやめて、日焼け止めとパウダーだけになった」(40歳/総務・人事・事務)

「ファンデーションをやめてBBクリームの安いやつを使用するようになった」(45歳/研究・開発)

「マスクが汚れるのでファンデーションは元よりフェイスパウダーもたまにしか使わなくなりました」(57歳/その他)

肌の質感の決め手となるファンデーションですが、マスク生活においては薄塗りにしたり、使用をやめたりする人が続出。特に、鼻や頬、口元あたりは、本来はかなり入念にベースメイクを行うエリアですが、どうせ人からは見えないし、マスクが汚れるばかりだと思えば、手抜きしたくもなりますよね。

(2)口紅は塗らない

「口元に気を使わなくなった。リップのみ」(30歳/総務・人事・事務)

「口紅は塗らず、リップだけ。口紅を塗っても、どうせマスクで落ちてしまうから」(47歳/総務・人事・事務)

「リップは口紅ではなく色つきリップに変えて保湿ができるようにした」(34歳/営業・販売)

マスクですっかり隠れてしまう口元のメイクも簡略化バージョンに。ただ、マスクを着用していると肌が乾燥しやすいので、口紅は塗らなくてもリップでの保湿は心がけている人が多いようです。

また、口紅以外では、チークを使わなくなったという声もいくつかありました。

(3)目元だけメイクする

「目元しかメイクしない。眼鏡をかけているのでぶっちゃけ眉毛しかやらない」(39歳/主婦)

「眉毛だけ描いて、マスカラをつけて終わり」(57歳/主婦)

「ベースと眉毛を最低限やっていれば大丈夫かなと思うようになった。ポイントメイクをほとんどやらなくなった」(27歳/デザイン関係)

マスクから出ている目元しかメイクしないという人も。コロナ禍では、アイメイクの麗しいマスク美人を街でよく見かけますが、実はマスクの下はすっぴんに近い状態かも!?

また、他を手抜きする分、アイメイクだけ気合いを入れるというわけではなく、最低限の眉毛だけでおしまい、という声もかなり聞かれました。

(4)すっぴんで外出することが増えた

「メイクをしない日が多い。産毛の処理とか特に口まわりの鼻下は未処理」(47歳/主婦)

「マスクに化粧がついてしまうので、マスクもたくさんないし、スキンケアだけしています」(42歳/主婦)

「外出時にもほとんどメイクをしません。日差しが強そうな日は日焼け止めだけぬります」(35歳/その他)

「極端な話、近所への買い物程度ならメイクをしなくなってしまった。マスクで顔の三分の二は隠れてしまうしどうせそこまで他人の顔をマジマジ見たりする人はいないので」(52歳/その他)

「前はフルメイクだったが今は日焼け止めだけでその他のメイクはしなくなった」(33歳/その他)

「元々メイクは好きではないのであまりしていなかったのですが、殆どしなくなった」(55歳/その他)

手抜きするどころか、そもそもメイク自体をしなくなった、という人も多数。コロナのおかげ……と言っては語弊がありますが、(筆者含め)もともとズボラな人たちの場合、すっぴんが許されてしまうマスク生活に快適さすら感じている人もいるのではないでしょうか。

逆に、マスク生活でメイクを入念に行っている人たちは?

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今回のアンケートではごく少数派にとどまりましたが、マスク生活でメイクを入念に行うようになった人たちは、どんなことを心がけているのかというと……?

「マスクをしていても落ちないようなメイクを考えるようになった」(25歳/学生・フリーター)

「普段からメガネのため、マスクがないと目元を省きがちでしたが、目のメイクに力を入れるようになった。またファンデがマスクにつかないように粉をはたいたり、スプレーして対策するようになった」(28歳/総務・人事・事務)

「YouTubeチャンネルを見ることが多くなって、化粧に興味を持ち始めたから」(46歳/総務・人事・事務)

マスクで目元しか見えないからこそアイメイクに力を入れたり、メイクが崩れやすいからこそ、落ちにくい方法を模索したり……。マスクで顔が隠れるのをいいことに、すっかり美容を疎かにしてしまっている筆者などは、本当に頭が下がる思いです。

 

以上、“マスク生活でのメイクの変化”について、女性の本音をお届けしましたが、「自分もそうそう!」と共感した人が多いのではないでしょうか? まだまだコロナは収束の兆しを見せず、マスク生活が続きそうですが、今後メイクをどうするのか、ぜひみなさんのコメントを参考にしてみてくださいね。

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