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汗でも皮脂でも「消えない眉」の描き方【玉村麻衣子のメイク・テクニック】

朝ちゃんと描いたつもりの眉が、汗や皮脂のせいで、いつの間にか消えていた……なんて残念な経験がある人は多いのでは?

今回は美眉アドバイザーの玉村麻衣子が「落ちない眉の描き方」をご紹介します。いつものステップに簡単なひと手間をプラスするだけで、凛とキレイな眉を真夏でも1日中キープできるように! 薄眉に悩む人や汗かきさん、必見です!

<用意するもの>

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1.イプサ フェイスパウダー アルティメイト

2.竹宝堂 アイシャドー ARTIST 12-2

3.コーセーコスメニエンス ファシオ パーフェクト アイブロウ N(リキッド&パウダー) BR300

4.シュウ ウエムラ マスカラ ブラシ コーン

フェイスパウダーは粒子が細かく、肌に厚みが出ないものを。リキッドアイブロウは発色が薄いタイプのほうが、初心者でも失敗しづらくておすすめです。ウォータープルーフタイプを選ぶとより落ちにくく。ぼかしに使うスクリューブラシは、毛が硬すぎると描いた眉を削って消してしまうことがあるので、程よくやわらかいものを選んで。

「落ちない眉」は描く前の“土台”づくりが最重要ポイント!

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(1)眉まわりの油分をティッシュで抑える

「消えない眉」を描くためには、落ちにくい眉アイテムを選ぶことも大切ですが、アイブロウペンシルやアイブロウパウダーが肌の上ですべらずにちゃんと発色するように、しっかり定着する“土台”をつくることが肝心です。

スキンケア、ベースメイクまで終えたら(アイメイクやチークなど他のメイクはお好みの順番で)、眉メイクをスタート。ここでいきなり描き始めないで! まずは、ティッシュを小さく折りたたみ、眉まわりの油分を軽く抑えます。 さらに、眉の中に溜まっているスキンケアやファンデーションの油分も忘れずにオフ。眉尻から眉頭へ向かって眉毛を立たせながら、眉の中、根元の肌の油分をしっかり取りましょう。

ここで油分をしっかり取っておくことで、この後描く眉の“もち”が全然違ってくるんです。

(2)眉周り、眉の根元にフェイスパウダーをのせる

次にフェイスパウダーを小さめのブラシ(アイシャドウブラシなど)で取り、ブラシを左右に細かく振りながら、眉の根元の肌に薄くのせていきます。

フェイスパウダーは余分な油分を吸着し、肌表面を整えてくれるので、眉メイクが定着しやすくなり、皮脂崩れも防止できるのです。ここでパウダーファンデーションを使うのはNG! 眉が厚ぼったくなり、保湿成分によって皮脂崩れしやすくなってしまいます。

(3)リキッドアイブロウで眉を描く

リキッドアイブロウで眉全体を描いていきます。一気に長い線を描くとベッタリした眉になってしまうので、筆の先端を使い、毛流れに沿って一本一本を毛を描くイメージで、スッスッスッと短い線を何本も描いていくのがポイント。 リキッドタイプは皮脂や汗に強く、土台として仕込むことで、上に重ねたアイブロウパウダーやアイブロウペンシルが落ちてしまっても、ちゃんと残ってくれます。

(4)スクリューブラシでぼかす

1.オルビス スクリューブラシ 535円(税込)
2.シュウ ウエムラ マスカラブラシ コーン700円(税抜)

リキッドアイブロウが乾く前に、スクリューブラシで毛流れに沿ってぼかします。自然な影感になり、これが「落ちない眉」の‟土台”です!

スクリューブラシは、アイブロウと付属になっていたりもしますけれど、専用のものを購入すると使いやすさが断然違います。何本ものブラシをとことん試した私が「ぼかしに最適」と自信を持っておすすめできるのがこの2本。程よい硬さで描いた眉を削りすぎることなく、ふわっと自然にぼかせます。

(5)土台の上からいつものように眉を描く

あとはこの‟土台”の上に、普段使っているアイブロウパウダーやアイブロウペンシルで眉を描けば、「落ちない眉」の完成です! 汗や皮脂、ハンカチとのこすれなどで、後からのせたパウダーの眉が落ちてしまったとしても「土台」は残るので、いつのまにか眉が消えてた……なんていう事態にはならないんです。

 

これで汗をかく夏場も、凛とキレイな眉をキープできますね。手持ちのコスメでできる「落ちない眉」のための“土台”、ぜひ明日から仕込んでみてください!

(構成/松村有希子)

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