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朝6時までの生放送からの家族の朝ごはんづくり…。番組ディレクターは毎日キッチンに立つリアル子育て世代【KURASEEDSをつくる人たち#5】

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まだまだ長く続きそうなおうち時間。お耳のお供にラジオをはじめ、音声メディアを選んでいる人も増えているでしょう。『kufura』読者の中にも、ラジオを聴きながら仕事や家事をこなしてる人、実はかなり多いんです!
……ということで、この4月より、『kufura』とJ-WAVE(81.3FM)がタッグを組んで、ラジオプログラム『KURASEEDS(クラシーズ)』をスタートしています。

朝6時の放送終了後、ディレクターが急いで向かう場所とは?

毎週月〜木曜日、朝5時から1時間の生放送『KURASEEDS』。毎日出演しているkufura編集長・サトウのまわりには、番組を支えてくれる、たくさんのスタッフがいます。

このシリーズでは、普段あまり接することのない「ラジオで働く人たち」の素顔に迫りつつ、番組のテーマに沿って、それぞれが「暮らしの中で大切にしてること”暮らしの種”」を聞いていきます! 5回目となる今回は、ディレクターの古橋祐也さんにご登場いただきました。

__1週間の始まりの月曜日と、隔週の火曜日の担当ディレクターである古橋さんは、まさに子育て世代。もうすぐ3歳になる男の子の子育て真っ最中です。朝5時から60分間の放送が終わると、一目散にブースを飛び出す古橋さんの姿は、もはや番組のひとつのルーティーン。

「7時には家族の朝ごはんをつくらないといけないんです。まあ、つくるといっても、毎日のことなので、大したことはしていないですけど。子どもがスムージーが好きで、自分でつくるっていうので、それはやってもらっています。嫁さんは毎日パンなので、目玉焼きを焼くくらいで。

それから仕事に行く嫁さんを送り出して、子どものお着替えをして、連絡ノートを書いて、熱を測って、保育園に送るまでが毎朝のパターンです」

__「子育てに協力的なパパ」というレベルを超えて、しっかりした役割分担ができているんですね!

「嫁さんもフルタイムで働いていますし、子どもが生まれる前から、料理は僕の担当でしたから。

子どもを送った後は、洗濯とか、他の家事をしながら仕事もして、17時には保育園のお迎えに。夜は子どもと会話しながら晩ごはんの支度をして、家族で食事をした後は、お風呂に入れます。

担当している番組の関係で、水曜日と金曜日の夜は嫁さんのワンオペになってしまうから、それでトントン……ですかね。

あと、寝かしつけは完全に嫁さん担当。僕も本を読んであげたいんですけど、あまり上手じゃないらしくて、“パパはひとりで読んでて”って言われちゃいます(笑)。子どもがホントにかわいくて、やっぱりできるだけ一緒にいたいです」

__番組のディレクターという責任を果たしつつ、それを実現できているのは、とっても素敵です。

「子どもが小さいということもあって、会社が担当する番組を考慮してくれているっていうのはもちろんあります。以前は夜の生放送を毎日担当していて、それだと遅い時間に会議があったり、急な取材があったりして、どうしても生活が不規則になりがちで……。

KURASEEDSはナビゲーターのタイキさんも、プロデューサーの小松さんも、普通に子育てをしているパパなので、そのあたりの意識を共有してもらえているのは本当にありがたいです」

毎日キッチンに立っているからこその、生活に根ざしたテーマ選びは番組の魅力のひとつ

__暮らしの中の「小さな種」を見つけるという、KURASEEDSの番組テーマにちなんで、ご自身にとっての暮らしの種……自分の生活に欠かせないモノを見せていただきます。古橋さんにとって、それはどんなものですか。

「古橋家の料理番として、キッチン関係のものを……と思って、愛用しているSTAUBの『ピコ・ココット ラウンド』の写真を撮ってきました。我が家の料理はスープが基本なんです。子どもが好きなのと、野菜をたくさん食べてもらえるっていうのがあって。

時間があるときは、これで煮込み料理をつくります。最近は牛すじにハマっていて、2回茹でこぼしをしたあと、じっくりと煮込んで柔らかく。近所のスーパーに、いい牛すじを置いてくれるところがあるんですよ」

__仕事に子育てに…となると、ついつい時間のかかる料理は敬遠しがち。本当に料理好きなんですね。

「嫁さんからも、“めんどくさいのが好きな性格”って言われます。料理をしている時間はまったく苦にならなくて、むしろ生活の中でいちばん好きな時間かもしれません。

だから、僕の担当している放送の日は、自然と料理ネタが多くなっちゃいますね(笑)」

スープ以外にも、煮物もレパートリーのひとつ。この日は、彩豊かな筑前煮。レシピサイトを見ながらつくることが多いそう。

__確かに、古橋さんが担当する曜日には、おいしそうなテーマがたくさんありますよね。

「番組開始からまだ3カ月くらいですが、牛乳、お塩、ブロッコリー、フライドポテト、梅干し……と食材を掘り下げるテーマをたくさんやりましたし、キッチン道具とか、家庭菜園とか、気づけば食に関するネタが多かったですね。

でも、それぞれ専門家の方に取材をしていたり、kufuraさんの記事の中から情報をピックアップしていたりもするので、構成をつくっている自分としても、役に立つ情報が多いんですよ。自画自賛みたいに聞こえてしまうかもしれませんが(笑)」

__コンテンツに触れた人の役に立ちたいというのは、kufuraとも共通した気持ちですね。

「ラジオも、番組ごとにつくり方が違います。ディレクターとは別に構成作家さんが参加する番組もあるし、いろいろなテーマをパートごとに持ち寄って、つなぎ合わせるタイプの番組もある。でもこの番組は、ディレクター自身がテーマを出して、構成を考えて、番組をつくっているので、自分の生活に直結しやすいんです。

もちろん幅広い人に楽しんでいただけるのは基本ですが、特に子育て世代の人にとっては、他のどんな番組よりも、生活にそのまま反映できる情報がたくさんあるんじゃないかなって思います。

それに、ワンテーマに1時間まるまる使えるのも、この番組のいいところ。しっかりと取材ができますし、取材以外でも、“これを入れればよかった!”という情報は、ナビゲーターのタイキさんと佐藤さんがしっかりコメントしてくれますし。

あえてフリーに話せる部分を多くして、リスナーさんからいただいた声や、タイキさんが気になっていることを入れているというのも、番組の幅を広げる工夫です」

とにかく時間がない!そんな子育て世代にフィットする番組づくりを

__忙しくも充実した生活を実践している……そんな古橋さんだからこその番組づくりが実現できているんですね

「それも最近のことかもしれません。この仕事を始めたときは、週7で生放送があったりして、家にもただ寝に帰るだけ、なんていう生活をしていました。

もともと運送会社で、青と白のボーダーを着て配達員をやっていたんですけど、配達中にラジオを聞くようになって興味をもって、それからちょっとしたきっかけで今の会社に拾ってもらえて。3年くらいはがむしゃらに働いていました。

子育てとか、ライフワークバランスという観点でいうと、業界的にはまだまだなところもあって……。でも、自分はまわりの人たちや嫁さんの協力で、家族中心の生活が送れています。それに趣味の柔術にも、楽しんで通えていますし」

__時間の使い方が、すごく大事になりますよね。

「そうですね。でも、リスナーさんの中にも、同じように忙しい生活の中、朝5時に“何かをしながら”番組を聞いてくれている人はたくさんいるはず。

正直言うと、もっと時間があれば、広くネタ探しができるのに……という思いはあります。なんとかスキマ時間を有効活用しようと、移動中にいろいろな情報に触れるようにしたり、他のラジオ番組を参考にしたりも。

番組をよくするために、時間をたくさん注いで……という働き方は今は難しいので、そうじゃない部分でクオリティに貢献できるように、努力したいですね。

それに、生活の中でポンと出てくることが、意外とおもしろいテーマに転がることもあるんです。何気ない夫婦の会話が、番組づくりにつながることも。この前も嫁さんに、“オリーブオイルに詳しくなりたいから、今度、KURASEEDSで特集してよ”って言われて。まあ正直、まったく料理しないくせに……って思っちゃいましたけどね(笑)」

 

今回登場してくれた古橋さんが、選曲や構成を担当しているラジオ番組、J-WAVE『KURASEEDS』。朝5時からの生放送はもちろん、音声配信サービス「radiko」を使ってパソコンやスマホから、24時間視聴可能です。ぜひ一度、お試しください。

撮影/小林美菜子

 


 

【 ラジオ番組 『KURASEEDS』(クラシーズ)

放送局:J-WAVE(81.3FM)

放送日時:月~木曜日  AM5:00~6:00 

「暮らしに役立つ」情報を中心に、一日のスタートをすこやかに、穏やかにリフトアップする番組です。ナビゲーターは、山中タイキさんと『kufura』編集長の佐藤明美。ラジオの生放送の様子は、kufuraのインスタライブで毎日生配信しています。

radikoでは番組終了後から1週間、24時間いつでも無料でお楽しみいただけます!

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