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実は会議で嫌われてる…?! 会議中の「NG動作とマナー」チェックリスト【踊らず進む!会議のお作法】番外編

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会議中、他の人の仕草や態度にイラッとした経験はありませんか? でももしかすると、気づかないうちにあなたも誰かを不快にさせている瞬間があるのかも……。自分の仕草、ましてや癖は意外と分からなかったりするものですよね。

今回は【踊らず進む! 会議のお作法】の番外編として、「会議中のNG動作とマナー」の総まとめをチームビルディング・コンサルタントの尾方僚さんに教えていただきます。

要注意! 「会議中のNG動作とマナー」チェックリスト

早速ですが、会議中のNG動作とマナーの一覧をご紹介しましょう。自信を持って「やっていない」と断言できそうなものから、「癖でやってしまっているかも……」というものまで様々。確認事項として、会議前にチェックするのもおすすめですよ!

(1)身なり・服装

(a)会議のTPOにそぐわない服装(胸元の開きすぎたニットや短すぎるスカートなど)

(2)仕草・態度

(b)ずっと下を向いている

(c)手を机の下に隠したままでいる

(d)頻繁に汗を拭く

(e)腕を組む

(f)やたらとあごに手をやる

(g)髪の毛をいじる、掻きあげる

(h)ペンをくるくる回す

(i)何かをいじって手遊びをする

(j)指先やネイルをずっと見ている

(k)頬杖をつく

(l)やたらとキーボードの音を立ててPCでメモをとる

(m)PCで別の作業をする

(n)会議に関係ないことでスホートフォンを操作する

(3)口調・話し方

(o)やたらと「えっと」「あのー」などと無駄な言葉を言う

(p)声のトーンが高すぎる、または低すぎる

(q)早口で話す

(r)語尾を伸ばす

(s)続けて3分以上かけてだらだら話す

(t)「言っていること分かります?」などと上から目線で話す

意味ある会議を妨げる…「NG動作とマナーの理由」4つ

上記チェックリストの中には、おそらく「どうしてこれがダメなの?」と思う項目も含まれていたのではないでしょうか。NGの理由をいくつかに分けてご説明しましょう。

(1)相手に不快感を与える…(a)(d)(e)(f)(g)(t)

「(d)汗を拭く」「(g)髪をいじる」などは、一見何気ない日常の動作に思えますが、人によっては不快に感じてしまうことがあります。長い髪の人は、束ねるなどして参加するのが無難でしょう。

また、顔の周りを触るのも相手に不快感を与えやすい仕草です。「(f)やたらとあごに手をやる」にも気をつけましょう。「(e)腕を組む」や、「(t)“言っていること分かります?”などと上から目線で話す」と同様に、偉そうに見られてしまうこともあるでしょう。

(2)相手に不信感を与える…(b)(c)(m)(n)

「(c)手を机の下に隠したままでいる」については、意外に思った方もいらっしゃるかもしれません。実は“相手に手を見せない”ことは、=“隠し事がある”ととらえられてしまい、不信感に繋がることがあるのです。手は常に机の上に出しておきましょう。

また、「(b)ずっと下を向いている」「(m)PCで別の作業をする」「(n)会議に関係ないことでスホートフォンを操作する」も失礼に当たるだけでなく、参加意思がないととられて不信感に繋がります。議題に関係あることでスマートフォンを操作するときは「ちょっと調べますね」などど伝えてから操作するのがベストです。

(3)退屈そうに見える、参加意思が薄いと思われる…(b)(h)(i)(j)(k)(n)

参加者がひとりでも退屈そうにしていたり、明らかに上の空のような態度を見せると、司会者が気になって進行の妨げにもなります。会議全体の雰囲気も良くはなりません。「(h)ペンをくるくる回す」「(i)何かをいじって手遊びをする」「(j)指先やネイルをずっと見ている」「(k)頬杖をつく」は、明らかに退屈そうな態度ですよね。

会議に参加するときは、“前を向いて口角を上げる”“人の話はできるだけうなずいて聞く”のがベスト。持続するのが難しい場合は最低限、手遊びなどはせず、人の顔を見て話を聞くようにしてください。

(4)聞き手が話に集中できなくなる…(o)(m)(p)(q)(r)(s)

聞き手がストレスなく、話に集中できるような話し方を心がけるのもマナーのひとつです。(o)のように「えっと」「あのー」などの言葉を多発したり、語尾を伸ばして話すことは耳障りになりますし、「(q)早口で話す」と聞きとりづらくなります。

また、人間が1人の話を集中して聞ける時間は1分半〜2分程度といわれています。あまりダラダラと長く話すと、聞き手に内容が伝わりづらくなるだけでなく、話し手自身も何を話しているのかわからなくなりがちです。話は少なくとも3分以内に収めましょう。

 

いかがでしたか? 参加者1人ひとりが動作やマナーに気をつけることも、会議を“意味あるもの”にするための要素です。
ちなみにマナーとは少し意味合いが異なりますが、「会議中ひと言も発言せずに終わる」ことは参加者にとって最大の罪。全員が“自分事”として会議に参加して発言し、目的を達成することが大切なのです。


 

【取材協力・監修】

チームビルディング・コンサルタント

尾方僚

大手就職情報会社に9年間勤務した後、コンサルタントとして独立。大学や企業人事担当者向けの講演を数多く行い、企業の採用コンサルテーション・研修に従事する。現在、日本女子大学リカレント教育課程 講師、日本工業大学、デジタルハリウッド大学の非常勤講師としてキャリア系科目を担当。著書は『プレゼン以前の発表の技術』(すばる舎)、『100人の前でもキチッと話せる本』(ジェイ・インターナショナル)など多数。

【参考】

尾方僚(2012)『プレゼン以前の発表の技術』(すばる舎)

尾方僚(2007)『100人の前でもキチッと話せる本』(ジェイ・インターナショナル)

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