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転職前に「社風や価値観」をつかむなら…経営者のSNSに注目!【森本千賀子の転職アドバイス】

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仕事内容は希望に合っているし、給与や労働条件にも満足している。それにも関わらず、「退職」を選ぶ人は少なくありません。その理由としてよく語られるのが、「社風が合わない」「価値観が合わない」というものです。

これらは求人情報だけではつかみきれず、入社してから気付くことも多いものです。しかし、応募前、あるいは入社決意前に、ある程度イメージしておく方法はあります。それは、社長をはじめ、経営陣のブログやSNSの投稿を読んでみること。そこには、会社の公式サイトには書かれていないような考えや想いが表れています。

特に中小企業の場合、経営陣の価値観、考え方がそのまま社風に反映されていることも多いので、彼らの「キャラ」を探ってみましょう。

経営者のSNSに注目してみる

経営陣の考えや想いを知っておくことは、面接でも役に立ちます。

経験・スキルが応募条件をクリアしていて、書類選考~1次面接~2次面接とスムーズに進んだ人が、社長や役員クラス相手の最終面接で不採用になるケースは多々あります。

そこでは、経営陣の「感覚的判断」に左右されますので、いくら優秀であっても「うちの理念・価値観に合わない」と察知されると、採用には至りません。

もちろん、「相手の価値観に合わせましょう」ということではありません。

企業研究の段階から経営陣の考え方や価値観を知ることで、「自分がそれに共感できるか」→「応募すべき企業かどうか」を判断していただきたいと思います。そして、共感できるのであれば、それを面接でしっかり伝えましょう。

まずは、「会社名+社長の氏名」などで検索し、SNSやブログなどを探してみてください。見つかったら、次のようなポイントに注目しながら読んでみましょう。

人脈・交友関係

普段、どんな人たちと、どんな付き合い方をしているか。その友人・知人たちに魅力を感じるかどうかを感じ取ってみましょう。SNSで友人になっている人のタイプが、そのまま社員たちのタイプであることもあります。

なお、必ずしもその人たちとその経営者が同じタイプとは限りません。「あえて違うタイプの人たちと付き合う」という人もいます。

プライベートの時間の過ごし方

趣味や、時間の使い方に対する価値観がわかります。趣味の話題は、面接の場でのちょっとした雑談に役立ちます。共通する趣味・嗜好があれば、面接が始まる前のアイスブレイクで話を振ってみるのも手。それをきっかけに話が盛り上がり、お互いに打ち解けてリラックスした状態で面接を進められるかもしれません。

どんなテーマに興味を持っているか

その人がシェアしている記事や情報から、その人がどういうテーマに興味を持っているか、どんな課題意識を持っているかが見えます。経営者であるからには、それが今後の事業や組織づくりにつながっていくことも考えられます。

社員との距離感、社風

会社のことも記していたり、社員の写真も載せていたりする場合、社員との距離感や社風を見てとることができます。

 

こうした情報から、「この経営者のもとで働きたい」と思える企業を見つけてください。
経営者の姿を通じて社風を感じ取ることができれば、入社後のギャップも生じにくいはずです。

 

構成/青木典子

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