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「転職回数が多い」「短期間で前職を辞めた」…面接で不利な点をどうカバーすればいい?【森本千賀子の転職アドバイス】

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「転職回数が多い」「以前に会社を短期間で辞めたことがある」「前の会社を辞めてからのブランクが長い」……。こうした経歴を持つ人は、求人企業から不安を抱かれることもあります。

今回は、面接でこの点を突っ込まれた場合、どう答えれば相手の不安を払拭し、プラスの印象に変えられるかをお伝えします。

「転職回数が多い」「職歴に一貫性がない」 →「目的」や「軸」を持って選択してきたことを伝える

転職回数が多い人、また、これまでの職務経歴がバラバラの人は、「飽きっぽいのでは?」「またすぐに辞めるのでは?」といった不安を持たれがちです。そこで、相手が納得できるような「目的」「理由」と「今後に対する考え方」を伝えるようにしましょう。

転職を重ねてきた場合、「スキルアップ」「経験の幅を広げる」を目的とし、実際にそれを達成したなら納得を得やすいはず。また、実際には「不満から逃げる」目的での転職であったとしても、それぞれの職場で新しく身に付けたスキルが必ずあるはずです。積み重ねてきた経験を、相手企業でどのように活かしたいのかまで伝えてください。

また、経験した業種・職種がバラバラだった場合、その仕事を選択した際に共通していた「軸」にフォーカスしましょう。例えば「個人のお客様と接し、信頼関係を築きたい」「日常生活を豊かにするお手伝いがしたい」「悩んでいる人を助けたい」など。そうした「こだわり」「大切にしたいこと」が応募先にも通じていれば、「しっかりとした軸を持っている人」と認められます。

「前の会社での在籍期間が短い」 →安易な企業選びへの反省、短期間でも学んだことを伝える

一つの会社の在籍期間が数カ月~2年未満など、短期間で会社を辞めた経験があると「忍耐力がないのでは?」「またすぐに辞めるのではないか」と不安視されることもあります。

短期間で辞めた人の場合、入社後、仕事内容や職場環境が想像していたのと違うことに気付いたケースが多いと思います。「面接時に受けた説明と違っていた」など、会社側に問題があったかもしれません。

しかし、前の会社に対する批判や不満を語っても、いい印象は持たれません。「やりたいこととのミスマッチに気付いたので、早い段階で軌道修正を図ろうと考えた」というトーンで話すようにしましょう。

また、「短期間で辞めることになり、反省している」「短い期間ではあったが、○○を学ぶことができた」「前は企業研究が不足していたために短期間で辞めることになってしまったので、今回は御社のことをしっかりと理解した上で応募した」といったことを伝えられれば、納得を得やすいでしょう。

「ブランク(離職期間)が長い」 →有意義に過ごしたこと、気持ちの切り換えができたことを伝える

仕事のブランク(離職期間)が長引いた人は「休みグセが付いていないだろうか?」「働く環境にすぐ適応できるか?」「そもそも働く意欲はあるのか?」といった点に不安を抱かれがちです。

これを払拭するためには、仕事はしていなくても、目的意識を持って積極的に行動していたことを伝えたいものです。趣味の活動でもいいので、何か学んでいたこと、新しいことに挑戦していたことがあれば伝えましょう。

「ダラダラと過ごし、時間が過ぎていった」のではなく、「メリハリの利いた生活をしていた」という印象を与えることが大切。有意義な時間を過ごし、自分の成長やリフレッシュにつながったこと、そして今は働く意欲が高まっている……といったことを伝えてください。

「以前からやりたかったけれど、ずっと忙しくてできなかった○○○を、思いきりやることができました。気持ちを切り換えて、先月から転職活動に本腰を入れています」といったようにです。

 

いずれにしても、突っ込まれたときにオドオドした態度を見せてはいけません。過去を客観的に、冷静に分析できており、その上で今はポジティブな気持ちで転職活動に臨んでいる……という姿勢を見せれば、相手の不安は取り除けるものです。

 

構成/青木典子

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