ママ友たちのおだやかな世界「ママトモ同志」
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『ママトモ同志』は暮らしメディア『kufura』で2023年から始まった、ママ友4人組の日常を描くコミックです。2歳児ママのミチ、3歳児ママのしごでき・コミュ力のある紗季、3児のベテランママで元ヤン風味のリナ、高齢出産ママの江美子の4人を中心に、保育園ママたちの「あるある」を描いていました。これは作者の山田シャルロッテさんの実体験もベースになっており、悪意の無い、平和なママ友交流を通して、『kufura』読者の皆さんにちょっとした「クスクス」笑いをお届けしてきました。
作者・山田シャルロッテさんのお気に入りエピソードはこちら
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山田シャルロッテさんが個人的に気に入っているエピソードは……?
「貼付」の読み方は「はっぷ」?「ちょうふ」?ああ恥ずかしいカン違い、気まずい空気がマックスに「ママトモ同志 #65」
「ママ友だけに限らない、人間関係の中の普遍的な“あるある話”を扱って、広く楽しんでもらいたい……という意識もあったので、“読み間違い”をテーマにした回(#65)はそういう意味で反響も広く大きくて嬉しかったです。
私も実際、子ども(中学生)との会話の際に“古参(こさん)”を“こざん”と間違えてしまい、更に、“こさんだよね?”と正してきた子どもに向かって“何言ってるの!こざんだよ”と偉ぶった挙句、2人でスマホで正解を調べて恥をかく……という事があったばかりで。
親子なら笑い話で済みますが、生真面目な人がうっかり目上の人のプライドを傷つけたり……とかってなると、けっこう面倒な不和の発端にもなりますよね。モヤモヤが重なっていきがちだなぁ、と。
誰かの間違いに気づいたら、それでまずモヤモヤ、その後は“相手を正していいのか?正すなら、一番無難な伝え方は?”で迷いまくってモヤモヤ、
“これなら大丈夫”と思って正したところで、うまくいかずに相手のプライドが傷ついた感じになってしまうと、またモヤモヤ……と、すごく小さい事が発端なのに、大きなストレスに発展しそう、って、まさに“人間関係の普遍的あるある”だな、という実感を感じた回でした」(以下「」内、山田シャルロッテさん)


もうひとつはこちら。
いつまで「オムツ」?子どもも大人も渋滞時には頼らざるを得ない「オムツ」問題「ママトモ同志 #33」
「 “斬新な視点”という意味で反響が大きかった「オムツ」の話題の回(#33)も気に入っています。いざという時、私が実際に行っているオムツ活用法を、漫画にアレンジして紹介した形ですが、
『えええ!? オムツをそんな風に使う人がいるの!?』という反応をたくさん頂いて、取り上げた甲斐があったな、と(笑)。
まあ『ここまでするなんて……私は無理』という反応もありましたが。
賛否両論だとは思いますが、子どもがいる、いないに関わらず、“便利なオムツの活用法”を紹介しているので、ぜひ読んでみて欲しいです」
電子コミック化において思うこと
null「作品をまとめて頂き、また新たな読者さんに読んでもらえるかもしれない……という純粋なうれしさはもちろんですが。
“掲載媒体がサービス終了”という、大人の事情、社会人的な背景で最終回を迎えた漫画を、電子コミック化までこぎつけてくださった担当編集者様の愛とパワーとネゴシエーション力への感激と感謝も大きいです。
裏事情的な話題かもしれませんが、『ママトモ同志』本編のテーマにも“大人になってグッとくるのって、そういうとこだよね!”的な流れがあるので、あえて言及しました(笑)。
みなさ~ん!どうか課金して読んでやってください……!」













