スタンプを送るのは「これでおしまい」のサイン!?
nullみなさんは「スタンプを送るのは“もうその会話は終わり”を意味する」という説を聞いたことがありますか? 盛り上がった会話をなかなか止められず、チャット状態から、しまいにはスタンプ合戦になることも。
実際に、スタンプを送ることは「会話終了」もしくは「その話は興味がない」ということなのでしょうか?
『kufura』では、500人の20~50代男女に「LINEの会話を終わらせる時、あなたはどうしますか?」と質問調査をしてみました。
結果はこちら。ストレートに伝える人、僅差で多し
null1位:「もう寝るね」など、終わりを文字で伝える・・・166票
2位:返事をしないでスルー・・・158票
3位:スタンプを送る・・・135票
LINEの会話の終わらせ方、“「もう寝るね」など、終わりを文字で伝える”が、僅差で1位。“返事をしないでスルー”と8票差という点にも注目です。みなさん、ストレートに伝えるか、いちいちそんなの伝えない、というオールオアナッシング的な感じです。
この調査結果によれば、「スタンプを送る」という行為がイコール「会話の終了」という文脈ではないようです。
「無表情なスタンプだと、会話が終わったかどうか分からない」(27歳男性/営業・販売)
という意見もありました。
複雑な気持ちになるスタンプとは…!?
nullLINEがここまでコミュニケーションツールとして成長した背景に、スタンプの存在があるのではと思われるほど、他のSNSやチャットツールに比べて、スタンプ文化が発展しています。
ただ、時には「なぜ、そのスタンプを使う?」とモヤモヤしてしまうこともあるようです。
男女間の距離を詰めたい時期のやりとりでは、うっかり送ったスタンプ1つで、実る恋が壊れてしまう場合も。
「相手からその気の無さそうなスタンプを送られたので、ああ脈無しだと思った」(40代・男性・会社員)
「可愛い女子が筋肉のスタンプを送ってくるので、脈無しだと感じる」(32歳男性/公務員・団体職員)
お笑い、ハートマークのスタンプには配慮が必要!?
nullそのほか、実際にみんながモヤモヤしたスタンプの調査結果をご紹介します。
「イライラしているときにドリフのスタンプが送られてきた」(38歳男性/その他)
相手の状況はわからないので、判断に悩むところですね。お笑い系スタンプを使うのは、楽しいやりとりの時がいいのかもしれません。
「ハートマークスタンプは好きでもないのに送らないで欲しい」(54歳男性/その他)
「中高年既婚者の異性からハートマークのスタンプ。愛情うんぬんではなく、何と言うかテンションの高さと盛り上げの意味だということはわかるが、受け取る方としては痛い」(58歳男性/その他)
“ハート=好き”という刷り込みがあるのでしょうか、特に男性からのコメントが多かったのが印象的でした。気軽にハートマークを送るのも考えものですね。
「泣いているスタンプを4枚送られた」(42歳男性/会社経営・役員)
これは……怖いです。圧を感じますね。
「仕事のLINEで呑気な上司から“ごめんなさい”や“おやすみなさい”のスタンプが送られてくるといらっとする」(29歳女性/パート・アルバイト)
仕事でLINEを使う時は敢えてスタンプを使わない、という人もいます。逆にコミュニケーションとしてスタンプを使う人もいるので、上司と部下の関係性によるのかもしれません。
「私は無料のスタンプばかり使っているので、相手が新しいのを使っていると、ちょっと恥ずかしくなる」(53歳女性/主婦)
「企業の公式キャラクターのスタンプ。企業の回し者かと思ってしまう」(25歳女性/その他)
ちなみに某ネット通販パンダのスタンプは、数カ月に一度、季節に合わせた新しいものが公開され、無料で入手できるので、多くの人が使っておりすぐにわかってしまうようです。
「励ましたメッセージを送信したが、凄い怒っているスタンプを送られて、どうとらえていいかわからなくなった」(47歳女性/研究・開発・技術者)
間違いであってほしいです……。
「老眼鏡をかけないとスタンプの表情がわからない」(56歳女性/その他)
スタンプを送るときは、はっきりと、わかりやすいものを送る方がいいと理解しました。
いかがでしたか? LINEのスタンプは時には気持ちを代弁してくれる便利なものですが、タイミングや内容によってはモヤモヤを生み出すこともあるようです。繊細なシチュエーションの時は、気をつけてスタンプを使いましょうね。