手帳と文具で350以上の新作が登場!
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WEBサイト「ほぼ日」から生まれた「ほぼ日手帳」。スケジュールやライフログは手書き派という方の中では、ファンも多いのでは? 筆者も新作をたのしみにしている1人です。

1日1ページ、文庫本サイズ(A6)の「オリジナル」、「オリジナル」の2倍サイズ(A5)「カズン」をはじめ、手帳本体は現在12種類。
「ほぼ日手帳」の魅力といえば、種類豊富なラインナップ。手帳本体だけでも12種類あり、さらに手帳カバーは100種類以上(2026年版)! 2026年は、手帳と文具を合わせると350以上もの新作が登場します。
一足お先にのぞいた発表会で、とくに気になったものをご紹介しますね。
絵本やゲームとのコラボレーション
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「ほぼ日手帳」といえば、たのしみの一つがコラボレーション。2026年版は、絵本や漫画、ゲームとのコラボレーションが充実しています。
「ムーミン」の美しく愛らしい世界がたのしめる「手帳」や「文具」

20アイテムも登場。
フィンランドの作家トーベ・ヤンソンさんが描いた小説と絵本『ムーミン』の世界が、手帳や文具になり、20アイテムが登場します。
ラインナップは、「オリジナル(A6)」、「カズン(A5)」サイズの手帳カバーと、「ほぼ日5年手帳」カバー、週間手帳「weeks」。さらに、手帳と一緒に使いたい文具や収納アイテムも。
こだわりの一つが、小説から線画を厳選したこと。また、大人も持ち歩きやすいよう、くすみカラーを使っているそうです。

写真左:「オリジナル」カバー(「大パーティの夜」税込み4,290円)。写真右:「ほぼ日5年手帳」カバー(「思い出の記」A6税込み11,000円)。
中でもぐっときたのが、小説『たのしいムーミン一家』の挿絵を採用した「オリジナル」カバー(「大パーティの夜」税込み4,290円)です。使用されているのは、ムーミン谷の仲間たちが集まった、にぎやかな大パーティの夜のシーン。トーベ・ヤンソンさんの線画を生かし、やさしく幻想的な雰囲気に仕上げられています。
また、艶やかなネイビーの本革でつくられた「ほぼ日5年手帳」カバー(「思い出の記」A6 税込み11,000円)にも注目。表紙には、小説『ムーミン谷の夏まつり』のワンシーン。そこにフィンランド語で「世界に一つの本」と添えられています。綴る人それぞれの世界に一つの日々を見守るカバーは、贈り物にしてもよさそう。




「リトルミィがいっぱい!」シリーズ。写真左:weeks(税込み3,190円)、写真右:stappo(税込み4,400円)。
リトルミイ推しの方にはこちら。
笑っていたり、怒ってたり、フルーツを食べていたり。リトルミイのさまざまな表情やポーズを落ち着いたトーンの赤い生地に表現した「リトルミイがいっぱい!」は、手帳とポーチを一緒に使うこともできます。
手帳は、ネクタイ生地を使用した週間手帳の「weeks」(税込み3,190円)。ポーチは、デスク周りの細々したアイテムを収納でき、立たせた状態で使える「stappo」(税込み4,400円)です。

たっぷり収納できる「stappo」(税込み3,850〜4,400円)。ほかにもさまざまな色や柄があります。
今回、筆者は「stappo」を初めて目の当たりにしたのですが、その収納力に驚きました。
ペン類、スプレーやマスキングテープ、紙類、ガジェット類など。形状も素材も大きさもバラバラのものが、一つにキレイに収納できるのです。また、蓋を開けた状態で立てておけるから、中のものがパッと取り出しやすい。しかも蓋には持ち手やループも付いており、ジッパーを閉めれば持ち運びも簡単です。
デスクの整理整頓はもちろん、化粧ポーチにしたり、薬箱や裁縫道具入れなどにしてもいいと感じました。
30周年を迎える「たまごっち」の、にぎやかな手帳とかわいい文具



2025年7月に新作「たまごっちParadise」を発売し、2026年には1996年の発売から30周年を迎える「たまごっち」とは初コラボレーション。平成レトロブームのいま、親子でハマっているご家庭も多いのでは?
手帳には、たまごっちがにぎやかに並ぶ手帳カバーと、週間手帳「weeks」(税込み3,190円)がラインナップ。このほか、たっぷり収納できるポーチ「stappo」(税込み4,400円)や、繰り返し使える「ちいさな永久紙ぶくろ」(税込み880円)、「ふせん」(税込み660円)などのかわいい文具と雑貨も充実しています。
筆者のイチオシは「ふせん」。初期のたまごっちを思わせるデザインが、懐かしくも新しい! 手帳に貼ってたのしんだり、ちょっとしたメッセージやメモを渡すときにもよさそう。筆者は、子どものお弁当に入れるお手紙に使おうかな?
絵本「ちいさいおうち」の表紙が手帳に



絵本が好きな方にはたまらないコラボレーションも。それは、1942年にアメリカで出版された絵本『ちいさいおうち』です。
『ちいさいおうち』は、アメリカを代表する絵本作家の一人、バージニア・リー・バートンさんの傑作。70年以上も前に誕生した作品ですが、いまも多くの人に愛されているので、親子代々、読み継いでいるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
2026年版では、澄んだ青空のようなブルーが印象的な『ちいさいおうち』の表紙をもとにした、手帳カバーと手帳が登場。読む人の心に残る作品の世界を、いつでもどこでも、持ち歩いてたのしめます。
2025年9月中旬に国内先行リリース「ほぼ日手帳アプリ」
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2026年版のビッグニュースといえば、初のデジタル版として「ほぼ日手帳アプリ」が誕生すること。2025年9月中旬に国内先行リリースを予定しており、現在ダウンロード予約を受付中です。
「どなたにも気軽に使ってほしい」との想いから、利用は無料(一部サービスは有料)です。

思い出そうとしなくても、アプリが覚えていてくれます。
まず、いいなと感じたのが、スマートフォンを持ち歩くだけでライフログがつけられること。
スマホ内の各種データと連携することで、写真や動画、スケジュール、でかけた場所、睡眠時間、移動履歴、歩数や消費カロリーなど。スマホに収められている、さまざまな「今日の出来事」が、ほぼ日手帳アプリに自動で集約されるしくみ。だから手入力せずとも、アプリが自動でログを残してくれるのです。


今日食べたもの、見た風景、友人や子どもの姿など。スマホで写真を撮る方は多いでしょう。
アプリでは、集まった記録の中から一つを「今日の表紙」として選択。毎日一つ選べば、手帳と同じように、あとで振り返ってたのしめます。
また、有料にはなりますが、愛用している「ほぼ日手帳」に合わせて、「今日の表紙」をプリントすることもできます(税込み月額550円/年額4,980円)。さらに、有料で撮った写真すべてをサーバーで管理してくれるサービスも。たくさん写真を残したい! でも、スマホの容量が心配……という場合にうれしいですね。

「センパイ」の1人、「ワンタとニャーコ」。
このほか、ほぼ日独自につくられたキャラクター「センパイ」が、毎日の記録をお手伝い。「ほぼ日手帳」の「日々の言葉」をアプリでも1日1つずつ読めて、引用元のコンテンツへ飛べるなど。ほぼ日手帳らしさと最新技術を掛け合わせた、アプリならではの機能がいっぱい!
ライフログを挫折しがちな筆者も、これなら続けられそう! すぐにダウンロード予約をしました。
発売が、使うのが……待ち遠しい!
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今回ご紹介したもの以外にも、魅力的な手帳や文具、雑貨に溢れていた「ほぼ日手帳2026」発表会。
公式ホームページでの「ラインナップ大発表会!」ほか、東京と京都のTOBICHIでの新作発表会や、YouTubeでのLIVE配信も予定しています。発売が待ちきれない! もっと詳しく知りたい!という方は、そちらもチェックしてみては?
たくさんのものに溢れる時代ですが、「ほぼ日手帳」は唯一無二の存在。筆者もいまから使うのがたのしみです。
【取材協力】
ほぼ日

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote